私を誘拐した人でした
ってやつ
読後まで、
つまんないなぁ
と思い続けました。
なんか、全然共感出来ないし、盛り上がらないし。
でも、
一日経って思い返すと、
なかなか大切な事を語ってるなって気づきました。
まあ、若い子が読めば面白いかもしれません。
追記はネタバレ
どうして自分はこんな環境に生まれ育ったのか。
多かれ少なかれ十代から二十代前半には、皆感じた事の有るテーマだと思う。
その答えがこの話にサラリと書かれてる。
でも、読んだからと言っても子供の間はきっと受け入れられない。
それを受け入れられるのは、結局自分が大人になった時。
精神的に、物理的に、親から離れて自立した時。
そんな気がしてる。
しかしまあ、
そうは言っても、
不倫は私の精神的には完全に理解出来ない範疇の物なので、
正直本当に全く、感動は無かった。
逃亡生活削って、娘主人公にしてもっとドラマチックにしてくれたら良いのにって思うが、
それは単なる私の好みの問題ですね。