16/07/24 21:20 (:日常)
  貴方に捧ぐ
話題:行くあてのない気持ち
中学生の時

ほのかな想いを抱いた 同級生がいた

帰り道 立ち話、また送り合う‥

『永久運動みたい』

繰り返し、繰り返し

《ずっと続く》

漠然と、そう思った

数年後。

彼の死を聞いた

嘘? 悪質な嘘なら今すぐ否定‥

肌で感じる空気

それが事実である事を思い知らされる

涙は 自宅に戻り


シャワーを浴びた頃に、漸くパタパタ零れ落ちた

あの人との会話

帰り道

互いに夢中になった本の貸し借り。

あぁ もう出来ないんだ‥

人が死ぬって

こんなに 呆気ない

もう数十年経っているんだよ。それでも涙は枯れないんだね

純粋だったからこそ

笑顔だけが胸に残る

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