紅茶一杯。



言葉遊び11(バトン)
2016年5月2日 16:54

下記の文章に言葉を足してみてください。暇潰しにどうぞ。


1、くしゃくしゃと髪を撫で回し
→簡素な賞賛をくれるのが、嬉しかった
懐かしんで見ていたら、気付いたあなたの手が僕の頭を掴んだ
お前も褒めてやろうか?と意地悪に笑うのを、冗談でしょ、と突っぱねつつ
手を退かせる事が出来なかった
あなたのこの大きな手が、大好きだった



2、黄昏時の逢瀬で君は
→今日で終わりと寂しげな笑顔で言った
僕が何か失敗した訳じゃなくて
君に何か問題が起きた訳じゃなくて
だけどもう、おしまいなんだって
縋る手を振り解かれて
もっともっと、追いすがるべきだったけど
僕はショックに動けず、立ち竦んでるだけだった



3、泣き虫、弱虫、いじっぱり
→そんなに泣いたら溶けちゃうよ。って笑いながらハグしてくる。
ほっといてよ、ってその豊満な胸を突き放す。
ボロボロ泣いて、鼻も酷いしメイクもボロボロ。
悔しくて悲しくて寂しくて、ひたすら泣いた。
意地っ張り。と再びハグされて、苦しくて、目の前の脂肪の塊が憎たらしくて、引き剥がそうとするけど剥がせない。
悔しくて悔しくて、お人好し!と叫んでしがみついた。



4、破けたページに書いてあった
→『ごめんなさい』の文字から犯人を特定。
これが初犯なら許していただろう。
でももう許せる回数も範囲も超えてるぞ、覚悟しろ。



5、煙草の煙を風が浚う
→夜空に浮かぶお馴染みのソレを眺めながら、誰よりも復活を望んでるのは自分だと認めた。



6、「見ないで 」と眼鏡を外されて
→でもそれ伊達眼鏡なんだけどな、と照れてる君をガン見する。



7、癖になってしまいそうだから
→もう殴りたくないと言ったら、目の前の相手は大丈夫だよと恍惚の表情で言っていて、既に向こうは手遅れだと知った。



8、好きだから遠ざける
→良かれと思って行動したのに
こんなに寂しいとは思わなかった
前と同じになっただけなのに
前の自分のように振る舞えない
一人での時間の使い方を忘れてしまった



9、継承すべき人は此処にはいない
→出来ることならずっとずっとあなただけが唯一無二の存在で居て欲しかった
無理なのは解っているけれど
あなただけが最初で最後の、『特別』な人で居て欲しかった



次に回す人→フリー

ありがとうございました。

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