回る回る




始まりは覚えてない
気付けば始まって居た

回って
回って

時は
過ぎて
行く

覚えて
成長して

一つづつ
忘れて行く

環境によって








和の中を回る

小さな世界を作って
歯車に変わる

組合わさって
世界は広がって行く

自分自身を回して
家族を回して
毎日関わる人を回して

自分が触れている物は
誰かが居なければ
触れる事はない

自分が触れた先に
誰かが回って居る

その繋がりに
意味があると
思うんだ

一人では
回れない








だから家族を
作るのでしょう?








違うの?








なんだか

本当にバラバラで

過去にこだわって

未だに不協和音を

奏でてカタカタと

素知らぬ顔で

勝手に回り続ける








心苦しい・・・








引き離す事を

考えた・・・








壊れた歯車に
絡まれて
私は回る

心汚しながら
痛めながら

この先も
不に捕まれて
回るのだろう