自分




ねぇ?
誰の名前呼んでんの?


確かに自分の名前…


ねぇ…


それ誰?


名前なんか最初っから無くて
適当に呼ばれてたから…


そんな名前じゃ無い…


名前なんて無い…


その声でその言葉を
口にしないで…


意味ありげに
口にしないで…


嫌いなんでしょ?
自分を棚に上げて
他人をとやかく言う…


ボクが嫌いなんでしょ?


嫌ってよ…


目を見張る程にさ…


もぅ何も言わないさ


口を開けば
誰かが不快感を得るだろうから


ただ見つめて…


笑うだけの気持ち悪い奴に
なってあげるよ…


感情殺すよ


言葉も必要以上に殺すよ


それで良い?


自分に迷うから


それで良い???


もぅ…


自分の在り方を
考えたくない…・・・


自分を考えたくない…・・・


考えれば
考える程


自分を忘れてしまうから…・・・


今は…


空っぽになった


最初っから
そこには何も


無かった…・・・・





月日は早く過ぎ去り
居なくなった人は
過去になって
段々記憶の片隅へ…


まだ思い出せるよ
鮮明な痛み


いつ…


忘れて終うだろ…


もぅ…


声はわからないな…


そして…
どんだけの人が
貴女を覚えてて
心の片隅に置くのかな…


少なからず
多からず


貴女の事を
知ってる人達は…


今日を覚えてるかな…


消さずに覚えてたい…


ずっと…


叶わなくても
来世また
何処かで…


駄目人間




ハンダの検定の結果は
最悪だろう…
絶対級落ちたなぁ…・・・
評価下がるなぁ…・・・


あぁ…
トイレ我慢するんじゃ無かったι


車の中で師匠とK先輩喋ってる…
話混じって見ても…
何か違うι
何だろι


ボク嫌な奴だから
車の中で自分が不利になる事を
ぶちまけてしまったかもなぁ…


後悔しても仕方ないんだけど…


後日…


幻滅されんだろー


全部に


ボク今まで何やってたんだろうな…


自分を見直さなくてわ…


天狗なのはボクか…・・・


自分イタイなぁ…


明日




ハンダ検定


恐ろしい3分が待って居る…・・・


普段の作業に時間計りなんて無いし
ジロA見られての作業なんて無い


だから…・・・


緊張するんですι


普段やってる事と変わりは無いけど…
手が震えるι
アル中見たいにι


んで…なかA出来ないとかねι


その前に辿り着けるか
心配だなι
K先輩の運転だけど…
客先までの道が…・・・

後…
持ってく道具揃えとかさι
師匠も行くんだけど…
当てに出来ないι
ブッ倒れんなよι
頼むから…


K先輩も心配かなぁ…


ボクはしっかりするんだι


でも…
級落ちたら他人事じゃ無い…(泣)
てか…どうなるι?
考えると果てしなく恐い…


あぁ…


腹括ろう…


こうなったら…


死ぬ気だ…


おバカ




昨日のメールの通りに
班長に携帯突き付けてやった


内容を読んだ班長は
解ったって言った


そして…
朝礼…


「今日○○さん遅刻して来るそうです」


ホソ係長がそう言った…


はぁ?


ボクに班長に言う様に言って
自分で会社に連絡した?


馬鹿じゃね?


ボクに遅れるから班長に言ってなんて…


それ要らんじゃんッ!!
最初から要らんじゃんッ!!


なんだまぁーッ!!


班長はどう思ったか知らんけど…


意味不明だったと思った…


構われたくないから
冷たく接する事にした


さて…


何処まで冷めさせてくれるんだか


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