オリジネイター×BBオペレーター
イレイザー×スターヴォイス
2月拍手お礼のWD会話文に加筆修正しました。
カイメイのはずだったんですが、同じくらいレンミク要素が入りました(苦笑)
「兄さん、どこか出掛けるんですか?今日は何も用事なかったはずですよね?」
「(うわ、見つかった…)いやぁ…ちょっと散歩に行こうかなーって…」
「じゃあ、場所と帰る予定時間を…」
「そ、そういえばさ!レイザーはスタヴォちゃんにお返しした?」
「お返し…ですか?」
「確か先月、彼女からチョコ送られてきてたよね?」
「あぁ…僕としたことがスッカリ失念してました…」
「ちゃんとお返ししなきゃ駄目だよ?まだ今からでも間に合うから」
「今から買って渡しに、ですか…」
「僕も選ぶの手伝ってあげるからさ、ね?」
「…そうですね、それなら兄さんの散歩も兼ねられるからいいですね」
「う、うん…」
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「お邪魔します」
「あ、イレイザー君こんにちは!」
「スタヴォちゃん、久し振り」
「お久し振りです。お二人揃ってどうしたんですか?」
「バレンタインのお返しに来ました」
「え?そんなわざわざ…ありがと!」
「頂いた者として当然の義務です」
「あれ?でもなんでお兄さんも…?」
「兄さんは散歩に出たかったらしく、丁度よかったので」
「は、ぁ…?」
「…スタヴォちゃん、ちょっといい?」
「え?あ、はい…」
「(あのさ…急で悪いんだけど、このままレイザーを暫く引き止めてもらっててもいいかな?)」
「(はぁ…私は別に構いませんけど…)」
「(ありがとう!今度お礼するから)」
「(いいですよ、そんなの。でも私なんかで勤まるかなぁ…)」
「(大丈夫、レイザーはあんなでもスタヴォちゃんに夢中だから)」
「(えぇ…そ、そんなこと言われると緊張しちゃいます…!)」
「あの…二人でなに話してるんですか…?」
「い、いや!ちょっと世間話を…ね」
「…この前、新しいプロモ撮ってたんだけど、それを見かけたよって話」
「新曲ですか?頑張ってますね」
「あ、そのPV仕上がってきたんだけど…折角だし見て行かない?」
「…いいんですか?」
「うん、二人が良ければ!」
「ぼ、僕は見たいな〜」
「それでは、お言葉に甘えて」
・・・PV鑑賞中・・・
「(あ、ネイターさんコッソリ出てった…)」
「…どうしたんですか?」
「う、ううん!なんでもない!あ、ここね〜何回も撮り直しで大変だったんだ」
「でも出来は素晴らしいですよ」
「えへへ、ありがと(よし…とにかく、任務を遂行するぞ!)」
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「はぁ…なんとか撒けた…」
「なに、また弟君から逃げてきたの?」
「わっ!び、BBさんいつの間に…」
「アンタも一々弟の顔色伺ってんじゃないわよ、情けない」
「うぅ…ごもっとも過ぎて何も言い返せない…何故か此処に来る時は特に五月蝿くって…」
「ふーん…私よっぽどあの子に嫌われちゃったのねぇ」
「別にBBさんはなにもしてないのに何でだろ…」
「ふふ、あの子もまだ子供だからね。可愛いじゃないの」
「はぁ…?あ、そうだ。これ、バレンタインのお返しです」
「あら、わざわざ有難う。わ、これお気に入りのブランドの新作じゃない」
「お菓子類より、こっちの方が喜んでもらえるかなと思って」
「うん、嬉しい。私、ホワイトデーにお返し貰ったの初めてなんだよね」
「え、あ…それってバレンタイン渡したの初めてってこと…?」(ドキドキ)
「それもあるけど…今までバレンタインは何故か貰うばっかりだったから」
「あぁ、なるほど…妙に納得」
「お返し考えるのも大変なのよね」
「はは…なんか男の僕より慣れてるっぽいね…」
そして家に帰ってきた後にイレイザーに問い質される(笑)