先週の話しですが、
二子玉川エリアの美術館の展示を見に。
そして周辺をぶらりと。

五島美術館の古筆展と、
静嘉堂文庫美術館の世田谷の地ラスト展へ。

どちらも初めて行く所でした。近いのに不思議と今まで縁がなかったんだよね。

五島美の古筆展は平安メイン鎌倉時代の書の展示。
この時代の歌人の書が見てみたい!あるのなら…と思っていたところに…

20歳前後の頃に古今和歌集や平安文芸にドはまりした事があって、今また再び熱が戻って来たのもあってね( v^-゜)♪

そうなのよ…ここはこういう古筆作品を多数収蔵しているし、展示も定期的に開催されてた事を思い出して。
自分にはタイムリーな展示でした。

あとここは庭園もスゴくて…もはや「森」でした。
野イチゴがなってたり…久々にそんな光景見たなぁ…って思ってたところに…
苔むした石段で思いっきりコケまして、上半身は崖から落ちましたよ…なかなか身を引き上げる事が出来なくて焦った〜!こんな所で遭難!?笑うに笑えない…((+_+))
膝をハデに擦りむいて、もう大変でした…その程度で済んで良かったけど、マジで崖へ転落も有り得たので。
まさか、んな事になるとは…本当にここは注意して歩かないといけません。山って云うか、丘陵地の斜面をそのまま庭園にしてるので。
当初はこれは森だ!庭園で森林浴出来るじゃん!って喜んでたのに、それどころでは無くなりました…油断大敵ですね(;^_^A

応急措置をして、気を取り直して、静嘉堂へ歩いて移動。
その途中、古刹っぽいのが…行善寺と云う16世紀開山の寺院で、この辺りにあった瀬田城の城主・長崎重光(法名-行善)が建てた寺院。この長崎氏は後北条家臣だったようで。
鎌倉時代の北条氏の御内人の長崎氏とは関係してるのかな!?ちと判りません。
境内に「猫塚」があって、猫に縁もあるようですね。


そして静嘉堂。
美術館を丸の内へ引っ越しする為、ここの場所では最後の展示。
収蔵作品一気見せ!!な感じですね♪
ここはひたすら東洋古美術!!
様々なものがありました。
美術書で見た事ある作品も多々。こちらに収蔵されてたんですね。
大切に大事にされている作品たちは皆ピカピカに光を放ってました。

で、静嘉堂を離れ、隣接している岡本静嘉堂公園(ここも森!!)を抜けて、
砧線跡遊歩道を歩いて二子玉川駅へ出て帰りました。

なかなか濃い1日になりました…古筆・古美術まみれ!ヽ(´▽`)/♪
庭園、公園とは名ばかりで全て森!森林!!みたいな…(^ω^)

今回見た展示の詳しいあれやこれは、別記します。長くなってしまうのでね。

まさか、その数日後には例の緊急事態宣言が出てしまい、今回行った美術館を始め、皆休館になってしまうなんて…
GW期間に美術館巡りを計画してた方達も沢山居たでしょうに…自分もそうでした。
本当にやりきれないですよね。
何とかこの事態が一日も早く終息するように祈るしかないです。

↑画像は静嘉堂文庫。美術館とは別棟です。建物もかっこいいし素敵です。

話題:散歩