カニはその状態に応じて、名称が違ってきます。すなわち、生きている状況や、既に死んでいる状態によって呼ばれ方などが、随分違って来るのです。

「落ち蟹」は、既に息をしていない、死んだ以降のカニ、「活蟹」は、海の中に生息している時や、捕獲された後に、まだ生きているカニです。

「生蟹」は、死んだカニで、お鍋の中などでまだ茹でていないカニ、「活茹で蟹」は、初めの活ガニをお鍋の中などでー茹でしたカニです。「浜茹で蟹」は、文字通り、浜辺で茹で上げたカニです。

市場で販売されているカニの種類は、「生蟹」や「活茹で蟹」などが一番多く、スーパーでは、大半は、カチカチに冷凍された「活茹で蟹」が主流として売り出されています。

こうして見ると、市場で販売されているカニの方が美味しいと言えそうです。

「生蟹」が一番旨いのは当然ですが、「活茹で蟹」でも非常に美味しくて、一度食べると病み付きになってしまいます。

捕られた「生蟹」を、まだ息をしている状況のまま鍋の中へと放り込んで、じっくりと茹で上げて行くのですから、美味しいに決まっていますよね。

カニを浜茹でする事によって、カニ肉自体が引き締まり、食べ応えがある絶妙のバランスの食感となるため、旨味成分をしっかりと味わうことかできます。

スーパーなどで売り出されているカニでも、ある程度は、濃厚な美味しさを楽しむことは出来ますが、市場で販売されているカニと食べ比べてみると、どうしても負けてしまっています。

これは、海の中で捕獲したカニを、陸揚げして茹でた後に冷凍保存し、そこから更に、市場⇒仲卸業者⇒スーパーマーケット⇒購入者と、数多くの手順を辿って、ようやく手にする頃には、本来の味覚や鮮度などがすっかりなくなってしまい、食べてみても、今一つの感じが、どうしても起こって来るのです。

失敗しないカニ通販の利用法