モナコGP決勝のファイナルラップでシューマッハが見せたオーバーテイクが20秒加算のペナルティとなり、6位から12位に降格となってしまった。

モナコのレーススチュワードは、新しく今年導入されたレギュレーション第40条13項の『レースがセーフティーカー導入の状態で終了した場合、セーフティーカーは最終周にピットレーンに入るが、マシンの隊列はオーバーテイクすることなくチェッカーフラッグを受けることになる』が適用されると判断したようだが、この裁定に対しチームは控訴。
Mercedes GPの言い分は
「FIAは78周目(ファイナルラップ)の早い段階で“セーフティーカーはこの周でコースを出る”と発表した」そして「コースはクリアな状態になっていた」また「セーフティーカーライン1を過ぎた場所のマーシャルたちはグリーンフラッグを振り、グリーンライトも点滅していた」
これは昨年のオーストラリアGPでの「レースがセーフティーカー導入状態で終了した時の、コース全域でイエローフラッグが振られていた」のとは違うと判断し「ドライバーに対し、フィニッシュラインまではレースをするべきだとアドバイスをした」と、スホーティングレギュレーション40条14項が適用される状況で「セーフティーカー導入状態での終了ではない」と主張している。


“セーフティーカーが導入状態で終了”解釈の問題だとは思うんだけど。
あのまま終わらせたいなら、セーフティーカー先導でチェッカー受ければゴタゴタする事も無いのに。

見てる方としたら、リスタートでワンチャンス狙いのバトルは面白いんだけど。
安全面からいったら、マズいのだろうけどねぇ。

さて、どうなるのかな。