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事業仕分け

先週、今週とウワサの事業仕分けを見学に通っております。

どー贔屓目に見ても『不必要』と思われる事業も多々あり、さらに説明ベタの省庁サイドのおかげで、かなりの仕分け作業が時間をオーバーしております。

“1時間では足りない”
確かに、事業の規模によっては多少乱暴かと思いますけど。

事前準備したのであろう“想定問答集”の分厚いファイルは一体ホントに役立ってるのかと疑いたくなるような答弁に、時折観客席から失笑が漏れております。

仕分け人が必ず言うのは“コスト意識を持って下さい”です。
乱暴に切ってるようにも見えますが、要は“使い方”“振り分け方”なのだと思います。
一気に集中投下するべき事業にチマチマした予算を付けたり、あり得ないコスト高の事業を何の検証もせず継続させたりと、理念の見え無い予算案が通るはずも無いです。

予算が削減されたら重要度の高いモノでも止めてしまう。
どうにかして続けるために工夫をするとか、自ら汗を流すとか、何故しないのか理解に苦しみます。

そもそも、予算案が丸々通るなんて事は民間では起こり得ないです。
どんな分野であっても、理念としっかりした緻密な計画と裏付けが確かな数字が必要なのだと思います。

足らないのは予算では無く、工夫。

今こそ『足らぬ足らぬは工夫が足らぬ』の標語を実践してみたらどうだろう。
普通の家庭でもやってる事です。


あぁそうだ
予算を削減する代わりが、民間に無理難題押し付けるやり方なら、それは大いに間違ってますから。
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