有料老人ホームにも色々有りますが、今回取り上げるホームは30床余りの入所者さんがあり、その介護度も3から5までの方が大半で、寝たきりの方が三分の二にのぼるという、職員からすればハードな施設です。
まず朝は6時からのバイタル測定から始まります。
その後温かいタオルでの洗顔を行い、離床できる方はトイレ誘導後ホールへ誘導し、7時に朝食となります。
寝たきりの方は部屋で経管栄養となります。それは看護師の仕事になりますから、介護は体交(体位交換..体の向きをこの場合右にします)とジャッジアップ(ここでは頭部を45度まで上げます)をすることになります。
ホールでの経口摂取が可能な方の見守りと、数人は食事介助を行います。
その後居室まで誘導し、暫し休んでいただきます。
午前は一回目のパッド交換、部屋の整理整頓を行う一方、機械入浴を担当職員により6名程行います。
機械入浴とは、特殊入浴ともいいまして、ストレッチャーに寝たまま浴槽に入るものです。当然洗体も洗髪も寝たままになります。