117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 20:06:43.27 ID:N+sz5ahY0
脳死が確認され、
無数のチューブと人工呼吸器や点滴により生き続けた。
しかし死んでしまった。
「すみません。手を尽くしたのですが」
医者はとても悲しげな顔で告げる。
彼の亡き骸を抱いた時、とても軽く、苦しかったんだと思った。
「治療費は結構です」
決して裕福とは言えない私の状況を察し、
なんて優しい医者なのだろう。私はすぐに泣いた。
「遺体を見るのは辛いでしょう」
お医者さんがシーツを被せた。
「思い出は彼と共に焼いて忘れなさい」
この一言で私は立ち直れたのである。
無数のチューブと人工呼吸器や点滴により生き続けた。
しかし死んでしまった。
「すみません。手を尽くしたのですが」
医者はとても悲しげな顔で告げる。
彼の亡き骸を抱いた時、とても軽く、苦しかったんだと思った。
「治療費は結構です」
決して裕福とは言えない私の状況を察し、
なんて優しい医者なのだろう。私はすぐに泣いた。
「遺体を見るのは辛いでしょう」
お医者さんがシーツを被せた。
「思い出は彼と共に焼いて忘れなさい」
この一言で私は立ち直れたのである。
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 20:13:47.68 ID:N+sz5ahY0
ある女性が大学受験に悩んでいた。
すると突然目の前に男性が現れ、言った。
「あなたの願いは?」
女性は大学に合格したいと言った。
その後、見事女性は大学に合格した。
何年か後にその女性が就職に悩んでいた。
すると突然男性の声がした。
「あなたの願いは?」
女性は就職したいと言った。
その後、見事女性は就職した。
そのまた何年か後にその女性が人生に悩んでいた。
「あなたの願いは?」
女性は答えなかった。
聞こえなかったようだった。
男性は言った。
「順番を間違えたようだな……」
すると突然目の前に男性が現れ、言った。
「あなたの願いは?」
女性は大学に合格したいと言った。
その後、見事女性は大学に合格した。
何年か後にその女性が就職に悩んでいた。
すると突然男性の声がした。
「あなたの願いは?」
女性は就職したいと言った。
その後、見事女性は就職した。
そのまた何年か後にその女性が人生に悩んでいた。
「あなたの願いは?」
女性は答えなかった。
聞こえなかったようだった。
男性は言った。
「順番を間違えたようだな……」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 20:16:36.10 ID:suZNJ+9o0
>>132
最初は見えてる
次は聞こえてる
つまり始めに視力、次に聴力を犠牲にして願いを叶えた
最初は見えてる
次は聞こえてる
つまり始めに視力、次に聴力を犠牲にして願いを叶えた
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 20:32:28.73 ID:suZNJ+9o0
田中四郎様
元気?この間はありがとう。
最近、ろくに話もできないから不安だろとと思って、この手紙を書きました。
風邪移さちゃって、それが悪化して、今、中央病院に入院してるんだ↓
病院でレントゲン撮ったら肺炎で危なかったらしいの。
病院のルールで携帯は禁止だし、安静にしなくちゃいけないから
じっとただ、ベットでテレビとか見てるよ。
ホントすぐにでも、退院して会いたいけど、ずっと先になりそう。
退屈だけど、今はほとんど動けない状態だし、しょうがないよね。
ただ、テレビも面白くないし、暇で死んじゃうかも。わかってくれるよね?
家に帰ると、この手紙が郵便受けに挟まっていた。
あて名は彼女からだ。
彼女とは、ここ最近というか、ここ何週間か会っていない。
会おうにも会えないのだから仕方がなかった。
電話は止められており、家に行っても誰もいない。
仕事もずっと休んでいると、聞いた。
もしかして何か事件にでも巻き込まれたのかと、不安に思っていたが、
この手紙が送られてきたことで、少しだけ安堵することができた。
それにしても変な手紙だ。
よく見れば、字は擦れ、紙は皺が目立つ。
紙の端は、泥か何かで汚れ、俺の名前も間違ってる。
俺の名前は、二郎なのにさ。
元気?この間はありがとう。
最近、ろくに話もできないから不安だろとと思って、この手紙を書きました。
風邪移さちゃって、それが悪化して、今、中央病院に入院してるんだ↓
病院でレントゲン撮ったら肺炎で危なかったらしいの。
病院のルールで携帯は禁止だし、安静にしなくちゃいけないから
じっとただ、ベットでテレビとか見てるよ。
ホントすぐにでも、退院して会いたいけど、ずっと先になりそう。
退屈だけど、今はほとんど動けない状態だし、しょうがないよね。
ただ、テレビも面白くないし、暇で死んじゃうかも。わかってくれるよね?
家に帰ると、この手紙が郵便受けに挟まっていた。
あて名は彼女からだ。
彼女とは、ここ最近というか、ここ何週間か会っていない。
会おうにも会えないのだから仕方がなかった。
電話は止められており、家に行っても誰もいない。
仕事もずっと休んでいると、聞いた。
もしかして何か事件にでも巻き込まれたのかと、不安に思っていたが、
この手紙が送られてきたことで、少しだけ安堵することができた。
それにしても変な手紙だ。
よく見れば、字は擦れ、紙は皺が目立つ。
紙の端は、泥か何かで汚れ、俺の名前も間違ってる。
俺の名前は、二郎なのにさ。
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 20:39:06.91 ID:RHdCm0+Z0
30 名前:実況厳禁@名無しの格闘家[] 投稿日:2006/07/10 09:33:54 ID:1eItpzrc0
どの局が一番実況うまい?
31 名前:実況厳禁@名無しの格闘家[sage] 投稿日:2008/12/7 10:01:19 ID:EG2wzFY80
何でこのスレこんな過疎ってんの.
32 名前:実況厳禁@名無しの格闘家[sage] 投稿日:2008/12/7 10:01:50 ID:8bF6c/wo0
ここにいるよ^^
どの局が一番実況うまい?
31 名前:実況厳禁@名無しの格闘家[sage] 投稿日:2008/12/7 10:01:19 ID:EG2wzFY80
何でこのスレこんな過疎ってんの.
32 名前:実況厳禁@名無しの格闘家[sage] 投稿日:2008/12/7 10:01:50 ID:8bF6c/wo0
ここにいるよ^^
207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 20:52:54.93 ID:suZNJ+9o0
ある日僕は学校の美術室の掃除当番だった。早く終わらせて帰ろうと思い急いでいたら 一枚の絵が大事そうに飾られているのを見つけた 。その絵はとても綺麗な女の人の肖像画だったが、少し不気味で目に特徴があったとても大きな瞳でこっちをみている気がした 。
なんだか怖くなり急いで掃除を終わらせ帰った。次の日学校は大騒ぎになっていた。
例の美術室の絵が盗まれたのだ。
最後に絵を見たということで僕は美術の先生にいろいろ聞かれた 。
「なるほど掃除をしてた時にはちゃんとあったんだね」
「間違いないです、あの絵は高価なものなんですか?」
「あれは『眠りに落ちた美女』といって私の知人の画家が自分の娘の寝顔を見て描いたものなんだ、特に価値はない 。
最も画家も娘ももうこの世にいないけどね」
なんだか怖くなり急いで掃除を終わらせ帰った。次の日学校は大騒ぎになっていた。
例の美術室の絵が盗まれたのだ。
最後に絵を見たということで僕は美術の先生にいろいろ聞かれた 。
「なるほど掃除をしてた時にはちゃんとあったんだね」
「間違いないです、あの絵は高価なものなんですか?」
「あれは『眠りに落ちた美女』といって私の知人の画家が自分の娘の寝顔を見て描いたものなんだ、特に価値はない 。
最も画家も娘ももうこの世にいないけどね」
212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 20:56:29.86 ID:N+sz5ahY0
俺には超美人な姉がいてさ、いつも彼女に自慢してるんだ。
彼女は実は姉にちょっと似てて、姉と付き合うの我慢して
その彼女と付き合ってるってわけ。
その彼女も姉に似てて美人だけど、すっごい嫉妬深くてまいったよ。
最近姉が一人暮らししたらしい。
住所の書いた報告メールがきた。
どうやら俺の一人暮らししてる家と近いらしい。
これからいつでも会いにいけるぞ!
一昨日に彼女が泊まりにきたんだが、いつも一緒に
風呂入るのにその日は入らなかったんだ。
なんでだろう?
それで昨日姉から電話がかかってきてさ
いきなり私のこと好き?って俺に聞いたんだよ
だから大好きって答えたさ!
そしたら彼女とどっちが好き?って聞くからさ
姉ちゃんだよ!彼女には内緒だよ!って言ったら
姉ちゃん感激したのか泣いてるような声で
ありがとうじゃあねって言って切ったんだ。
そんなに喜ばなくてもなw
こんな姉をもっておれは幸せだよ。
今日は姉ちゃんからのメールまだこないな。
いつもなら毎日くるのにおかしいな
携帯こわれたのかな?
彼女は実は姉にちょっと似てて、姉と付き合うの我慢して
その彼女と付き合ってるってわけ。
その彼女も姉に似てて美人だけど、すっごい嫉妬深くてまいったよ。
最近姉が一人暮らししたらしい。
住所の書いた報告メールがきた。
どうやら俺の一人暮らししてる家と近いらしい。
これからいつでも会いにいけるぞ!
一昨日に彼女が泊まりにきたんだが、いつも一緒に
風呂入るのにその日は入らなかったんだ。
なんでだろう?
それで昨日姉から電話がかかってきてさ
いきなり私のこと好き?って俺に聞いたんだよ
だから大好きって答えたさ!
そしたら彼女とどっちが好き?って聞くからさ
姉ちゃんだよ!彼女には内緒だよ!って言ったら
姉ちゃん感激したのか泣いてるような声で
ありがとうじゃあねって言って切ったんだ。
そんなに喜ばなくてもなw
こんな姉をもっておれは幸せだよ。
今日は姉ちゃんからのメールまだこないな。
いつもなら毎日くるのにおかしいな
携帯こわれたのかな?
230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:04:19.51 ID:N+sz5ahY0
友達が小学生のとき、学校に大きな遊具(滑り台やらうんていやらが合体したアスレチックみたいなやつ)があったらしい。
で、長放課になるとその遊具で遊ぶ生徒が多かったそうだ。
ある日、その遊具で怪我人が出た。
遊具から落ちて「足が痛い」と言っていたらしい。
両手で遊具の柱を掴み身体を支えて片足で立ち上がったけど、歩けないようだったから何人かの生徒が保健室に連れていった。
そしたらそのとき保健室には先生がいなくて、しばらく一緒に遊んでたみんなで付き添ってたらしい。
20分ほどしてようやく戻ってきた保健の先生が病院に連れていくと、落ちた子は両手両足を複雑骨折してて、しばらくしてから障害者施設に移っていったそうだ……
話し終わってから友達は意味ありげに笑ってたんだが、聞いた時は何が怖いのかわからなかった。
わかってから何か怖くなったよ。
で、長放課になるとその遊具で遊ぶ生徒が多かったそうだ。
ある日、その遊具で怪我人が出た。
遊具から落ちて「足が痛い」と言っていたらしい。
両手で遊具の柱を掴み身体を支えて片足で立ち上がったけど、歩けないようだったから何人かの生徒が保健室に連れていった。
そしたらそのとき保健室には先生がいなくて、しばらく一緒に遊んでたみんなで付き添ってたらしい。
20分ほどしてようやく戻ってきた保健の先生が病院に連れていくと、落ちた子は両手両足を複雑骨折してて、しばらくしてから障害者施設に移っていったそうだ……
話し終わってから友達は意味ありげに笑ってたんだが、聞いた時は何が怖いのかわからなかった。
わかってから何か怖くなったよ。
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:05:14.84 ID:MuTrbDpS0
>>230
皆にボコボコにされて折れてる場所が増えてる
皆にボコボコにされて折れてる場所が増えてる
233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:06:31.61 ID:N+sz5ahY0
初めて書き込みします。
私は結婚して2年目。
平日は仕事で休みは土日。
いつもは洗濯や掃除をまとめて土日にするのですが、
今日はなんだか気が進まず、昼寝したりボーッとしたり。
夫もいつまでも起きてこないので、気にせずまったりと過ごしていました。
正午くらいに、インターホンが鳴り、モニターを見ると
知らない女の人が。30〜40台の女性です。
何かの集金?夫の知り合い?
夫は起きてこないので、確かめることも出来ず、
とりあえず私もパジャマのだらしない格好のままだったので、
応答せずにいると、階段を降りて帰って行く音が聞こえました。
すると3分後、またインターホンが鳴りました。
同じ女性でした。
気味が悪いのでやはり返事をせずにいると、また帰って行きました。
夕方になり、晩ご飯の材料を調達するため外にでようと玄関のドアを開け、
鍵をしめようとすると、郵便受けに、透明のセロハンにくるまれた
一輪の花がささっているのを見つけました。少しぐったりしている花でした
その花が菊の花であり、仏花であることに気がつき、
徐々に事の重大さを理解し、怖くなりました。
どうして!?なんで!?とパニックになっているうちに、
昼に尋ねて来た女性のことを思い出しました。
彼女は誰なのでしょう。
そして彼女は、何故知っているの!!??
それから一歩も外に出られず、今も一人、恐ろしさで動けずにいます。
私は結婚して2年目。
平日は仕事で休みは土日。
いつもは洗濯や掃除をまとめて土日にするのですが、
今日はなんだか気が進まず、昼寝したりボーッとしたり。
夫もいつまでも起きてこないので、気にせずまったりと過ごしていました。
正午くらいに、インターホンが鳴り、モニターを見ると
知らない女の人が。30〜40台の女性です。
何かの集金?夫の知り合い?
夫は起きてこないので、確かめることも出来ず、
とりあえず私もパジャマのだらしない格好のままだったので、
応答せずにいると、階段を降りて帰って行く音が聞こえました。
すると3分後、またインターホンが鳴りました。
同じ女性でした。
気味が悪いのでやはり返事をせずにいると、また帰って行きました。
夕方になり、晩ご飯の材料を調達するため外にでようと玄関のドアを開け、
鍵をしめようとすると、郵便受けに、透明のセロハンにくるまれた
一輪の花がささっているのを見つけました。少しぐったりしている花でした
その花が菊の花であり、仏花であることに気がつき、
徐々に事の重大さを理解し、怖くなりました。
どうして!?なんで!?とパニックになっているうちに、
昼に尋ねて来た女性のことを思い出しました。
彼女は誰なのでしょう。
そして彼女は、何故知っているの!!??
それから一歩も外に出られず、今も一人、恐ろしさで動けずにいます。
235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:08:17.43 ID:MuTrbDpS0
>>233
夫は起きてこない=殺されている
菊の花=お供え
全く知らないあの女性は自分が夫を殺したことを知っている
夫は起きてこない=殺されている
菊の花=お供え
全く知らないあの女性は自分が夫を殺したことを知っている
240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:11:40.57 ID:N+sz5ahY0
この前な、
すごい当たるって言われてる占い師に見てもらったんだよ
なんでも、客の中にはおかげで悪性の腫瘍を早期発見出来たって奴もいたらしい。
まあ、俺はそんな占いなんて非科学的なものは信用してないからなww
適当にお茶を濁す感覚で見てもらったわけ
そしたらその占い師のババア
俺の顔を見るなり、
「あなたキャンサーね」
ばーーーーかwwww
俺、水がめ座だよ!み・ず・が・め・ざ
なんだよ、カニ座って。しかもキャンサーだって?
英語使って知ったかぶりwwwうはwww
なんでよりによってカニ座なんだよ
消防時代、カニ座ってだけでいじめられてた奴いたな。あと魚座ww
その点おれは水がめ座!マジかっこいい!オーロラエクスキューションくらわすぜwww
もうね、腹筋よじれるくらい大笑いして、
なんか言いたそうな占い師にバーカバーカインチキーって叫んで帰ってきた。
すごい当たるって言われてる占い師に見てもらったんだよ
なんでも、客の中にはおかげで悪性の腫瘍を早期発見出来たって奴もいたらしい。
まあ、俺はそんな占いなんて非科学的なものは信用してないからなww
適当にお茶を濁す感覚で見てもらったわけ
そしたらその占い師のババア
俺の顔を見るなり、
「あなたキャンサーね」
ばーーーーかwwww
俺、水がめ座だよ!み・ず・が・め・ざ
なんだよ、カニ座って。しかもキャンサーだって?
英語使って知ったかぶりwwwうはwww
なんでよりによってカニ座なんだよ
消防時代、カニ座ってだけでいじめられてた奴いたな。あと魚座ww
その点おれは水がめ座!マジかっこいい!オーロラエクスキューションくらわすぜwww
もうね、腹筋よじれるくらい大笑いして、
なんか言いたそうな占い師にバーカバーカインチキーって叫んで帰ってきた。
242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:12:31.05 ID:suZNJ+9o0
>>240
日本語で言えよwww
日本語で言えよwww
245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:14:36.74 ID:N+sz5ahY0
駅のベンチで電車を待っていた時、隣に赤ん坊を抱いた夫人が座った。
子供好きな俺はついジッと見てしまった。
それに気付いたのか夫人が聞いてもいないのに話しかけてきた。
「これね、実はバッグなんですよ。」
そういうと赤ん坊の服をめくり、お腹についたジッパーを見せてくれた。
そう言われてみれば確かに、目玉もガラス玉で出来ているようだ。
「へぇ、良くできてますね。」
「ええ、結構難しいんですよ、時間もかかるし、でもリサイクルが好きだから。」
と笑顔で答えて。丁度来た電車に乗って、行ってしまった。
俺も同じ電車に乗るはずだったが、ベンチから立ち上がる事が出来ず、去っていく電車を見送った。
子供好きな俺はついジッと見てしまった。
それに気付いたのか夫人が聞いてもいないのに話しかけてきた。
「これね、実はバッグなんですよ。」
そういうと赤ん坊の服をめくり、お腹についたジッパーを見せてくれた。
そう言われてみれば確かに、目玉もガラス玉で出来ているようだ。
「へぇ、良くできてますね。」
「ええ、結構難しいんですよ、時間もかかるし、でもリサイクルが好きだから。」
と笑顔で答えて。丁度来た電車に乗って、行ってしまった。
俺も同じ電車に乗るはずだったが、ベンチから立ち上がる事が出来ず、去っていく電車を見送った。
254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:17:52.60 ID:N+sz5ahY0
あるサイトで彼女と出会った。
そしてある日、初めてデートをした。
少し遅れたのか、彼女は怪訝そうな顔をしていた。
緊張していたのか無口な人で、あまり言葉を発さなかった。
目もあまり合わしてくれない。映画や食事を楽しんだ後、彼女の部屋に行った。
彼女は、人生に疲れたようだった、なのでプレゼントをあげた。
彼女は喜んでくれた。代わりに俺が好きなジグソーパズルをくれた。
俺は、一旦組み立てられたパズルを壊すのが好きな、変わり者だ。
翌朝1ピースを持って部屋を出た。
俺はいままで付き合った彼女でもパズルが好きだといってジグソーパズルをよくプレゼントとしてもらうのだが1ピースだけ持って帰って、後は忘れるという変な癖がある。
そしてある日、初めてデートをした。
少し遅れたのか、彼女は怪訝そうな顔をしていた。
緊張していたのか無口な人で、あまり言葉を発さなかった。
目もあまり合わしてくれない。映画や食事を楽しんだ後、彼女の部屋に行った。
彼女は、人生に疲れたようだった、なのでプレゼントをあげた。
彼女は喜んでくれた。代わりに俺が好きなジグソーパズルをくれた。
俺は、一旦組み立てられたパズルを壊すのが好きな、変わり者だ。
翌朝1ピースを持って部屋を出た。
俺はいままで付き合った彼女でもパズルが好きだといってジグソーパズルをよくプレゼントとしてもらうのだが1ピースだけ持って帰って、後は忘れるという変な癖がある。
269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:23:45.45 ID:N+sz5ahY0
図書館で本を借りに行った。
壁際の棚にある小説の特集コーナーに行き、面白そうな
タイトルの本を抜き取りパラパラめくる。
抜き取ったとき棚の隙間から向こう側の人と一瞬目が合った。
10分ほど吟味した後良さそうな本を3冊抜き取って司書さんの所へ。
帰路の途中やっぱりあの本も借りておけば良かったと後悔したけど
まあいいやと思ってそのまま帰った。
壁際の棚にある小説の特集コーナーに行き、面白そうな
タイトルの本を抜き取りパラパラめくる。
抜き取ったとき棚の隙間から向こう側の人と一瞬目が合った。
10分ほど吟味した後良さそうな本を3冊抜き取って司書さんの所へ。
帰路の途中やっぱりあの本も借りておけば良かったと後悔したけど
まあいいやと思ってそのまま帰った。
270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:24:10.51 ID:suZNJ+9o0
>>269
壁際
壁際
284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:30:02.16 ID:N+sz5ahY0
長い夢を見ていた。
目が覚めると、そこには白い天井。白い壁。カーテン。規則的に鳴り響く機械音。
眩しい。視界が白く霞む。
「・・!!目を覚ましたのね!」
『・・こ・・ごどごで・・ずか・・』
変な感じに声が掠れる。自分の声じゃないみたいだ。
「・・落ち着いて、聞いてね。ここは病院よ。あなたは交通事故に遭って、意識不明だったの」
『おれ・・はどうな・・ています・・か』
「・・・。すぐ、先生を呼ぶから。待ってて」
『は・・い・・』
ここの看護師だろうか。声の調子からすると俺より年配だろう。四十代半ばといったところか。
どことなく見覚えがある。きっと、眠っている間俺の世話をしてくれていたのだろう。
妻は?娘はどうなった?記憶が欠如している。
俺が覚えているのは、娘が小学校の卒業式で見せた笑顔。妻が涙ぐんで微笑んでいた顔。それから・・・・・。
頭が回らない。考えるのは後だ。少し休もう。
俺は体が欲するままに、再び意識を手放した。
一時間ほど眠っただろうか。目を覚ますと、傍らに先ほどの年配女性。その隣に見覚えのある少女が座っていた。
相変わらず視界が白くぼやけてよく見えないものの、俺にはすぐに分かった。
『ご・・め゛・・んな゛』
精一杯搾り出してもしわがれた声しか出なかったが彼女はそれでも、俺の手をぎゅっと握りしめてくれた。
多感な時期に父親が意識不明だったのだ。辛い思いをさせたのだろう。寂しげな表情をしている。
背が伸びて、顔立ちも何だか変わったようだ。
俺は、また現実に戻ってこれたことを神様に感謝した。
その時、奥の入口から俺と同じようにしわがれた声が響いた。
「お帰りなさい、あなた!」
ああ、神様
目が覚めると、そこには白い天井。白い壁。カーテン。規則的に鳴り響く機械音。
眩しい。視界が白く霞む。
「・・!!目を覚ましたのね!」
『・・こ・・ごどごで・・ずか・・』
変な感じに声が掠れる。自分の声じゃないみたいだ。
「・・落ち着いて、聞いてね。ここは病院よ。あなたは交通事故に遭って、意識不明だったの」
『おれ・・はどうな・・ています・・か』
「・・・。すぐ、先生を呼ぶから。待ってて」
『は・・い・・』
ここの看護師だろうか。声の調子からすると俺より年配だろう。四十代半ばといったところか。
どことなく見覚えがある。きっと、眠っている間俺の世話をしてくれていたのだろう。
妻は?娘はどうなった?記憶が欠如している。
俺が覚えているのは、娘が小学校の卒業式で見せた笑顔。妻が涙ぐんで微笑んでいた顔。それから・・・・・。
頭が回らない。考えるのは後だ。少し休もう。
俺は体が欲するままに、再び意識を手放した。
一時間ほど眠っただろうか。目を覚ますと、傍らに先ほどの年配女性。その隣に見覚えのある少女が座っていた。
相変わらず視界が白くぼやけてよく見えないものの、俺にはすぐに分かった。
『ご・・め゛・・んな゛』
精一杯搾り出してもしわがれた声しか出なかったが彼女はそれでも、俺の手をぎゅっと握りしめてくれた。
多感な時期に父親が意識不明だったのだ。辛い思いをさせたのだろう。寂しげな表情をしている。
背が伸びて、顔立ちも何だか変わったようだ。
俺は、また現実に戻ってこれたことを神様に感謝した。
その時、奥の入口から俺と同じようにしわがれた声が響いた。
「お帰りなさい、あなた!」
ああ、神様
288: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 21:35:27.44 ID:N+sz5ahY0
友人の住むマンションのエレベーターは、奥が鏡張りになっている。
家に遊びに行った時、その友人が俺にこんな話をした。
「エレベーターって入口の方を向いて乗るじゃん、そうすると鏡が背後でしょ」
ま、確かに。普通はそうやって乗るね。
「でね、乗ってる時になんだか背後に視線を感じる時があるんだよね・・・」
え?おいおいまさか・・・。
「だけどよーく考えたらさ、背後の鏡に映ってる自分の視線なんだよねw」
やっぱりそう来たか。そりゃお前、勘違いってヤツだぞ。
背後の鏡に映ってる自分は背中を向けた自分。視線など感じるわけがない。
俺がその理論を述べると、友人は「あはは、そっかーw」と笑っていた。
夜も更け、友人宅をおいとました俺は件のエレベーターに乗る。
ん?・・・なんだか背後に視線を感じる?
そんな馬鹿な話あるわけない。さっき理論的に解明したばかりじゃないか。
気になり、背中を向けたまま手鏡で覗いてみる。もちろん映るのは俺の背中。
ふと振り返ると、鏡に映るのは眼鏡をかけた俺の顔。・・・当たり前の事だ。
馬鹿馬鹿しい、何やってんだ俺はw
自嘲の笑いが込み上げて来た瞬間、突然グラッと大きな揺れを感じる
地震だった。
エレベーターは止まり、白い蛍光灯が消え、代わりに薄暗い電球が灯った。
非常停止状態らしい。咄嗟の事にうろたえる俺が鏡に映っている。
が、すぐにまた蛍光灯がつき、エレベーターも何事なく再び動き出した。
1階に着き、駐車場へ向かう。ちょっと焦ったせいか鼓動が少し早い。
車に乗った俺は「あれ、エレベーターに眼鏡忘れたかな?」と思った。
だが、眼鏡はちゃんとかけてあった。なんだ・・・動揺して気が変になったか。
それにしてもなぜ眼鏡忘れたなんて思ったんだろう。なんか違和感があるな。
家に遊びに行った時、その友人が俺にこんな話をした。
「エレベーターって入口の方を向いて乗るじゃん、そうすると鏡が背後でしょ」
ま、確かに。普通はそうやって乗るね。
「でね、乗ってる時になんだか背後に視線を感じる時があるんだよね・・・」
え?おいおいまさか・・・。
「だけどよーく考えたらさ、背後の鏡に映ってる自分の視線なんだよねw」
やっぱりそう来たか。そりゃお前、勘違いってヤツだぞ。
背後の鏡に映ってる自分は背中を向けた自分。視線など感じるわけがない。
俺がその理論を述べると、友人は「あはは、そっかーw」と笑っていた。
夜も更け、友人宅をおいとました俺は件のエレベーターに乗る。
ん?・・・なんだか背後に視線を感じる?
そんな馬鹿な話あるわけない。さっき理論的に解明したばかりじゃないか。
気になり、背中を向けたまま手鏡で覗いてみる。もちろん映るのは俺の背中。
ふと振り返ると、鏡に映るのは眼鏡をかけた俺の顔。・・・当たり前の事だ。
馬鹿馬鹿しい、何やってんだ俺はw
自嘲の笑いが込み上げて来た瞬間、突然グラッと大きな揺れを感じる
地震だった。
エレベーターは止まり、白い蛍光灯が消え、代わりに薄暗い電球が灯った。
非常停止状態らしい。咄嗟の事にうろたえる俺が鏡に映っている。
が、すぐにまた蛍光灯がつき、エレベーターも何事なく再び動き出した。
1階に着き、駐車場へ向かう。ちょっと焦ったせいか鼓動が少し早い。
車に乗った俺は「あれ、エレベーターに眼鏡忘れたかな?」と思った。
だが、眼鏡はちゃんとかけてあった。なんだ・・・動揺して気が変になったか。
それにしてもなぜ眼鏡忘れたなんて思ったんだろう。なんか違和感があるな。
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