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天然とは恐ろしい。


天然フェアリーだと思ってます、あのチワワ(笑)

きっとね
ババ様も思ってますよね

でも今回はマサの天然が漣くんに発揮される小ネタww
漣くん困ればいい(笑)



――――――――――――――




雅『なあ…漣くん』


ここはテニミュキャストの立海の楽屋。
そこにいたのはパラパラと雑誌をめくる中河内と、髪型をチェックする桐山のみだった。

そんな中、雑誌に目をとられたまま中河内は桐山を呼んだ。


漣『ん―?何か面白いもんでも見つけた?』
雅『ううん。別に面白くはないよ…ただ…』
漣『?』
雅『これ楽しそうやなって…』


これ。と中河内が指さした記事に目をやるとそこには自分と…


雅『ばーちょんもめっちゃ楽しそう』



立海のキャストであり、中河内の相方…もとい彼である馬場の姿があった。



漣『ああ。カフェ代官山の取材…』
雅『うん。相葉っちと元気もおる』
漣『それがどうかした?』
雅『ん…羨ましい』



中河内の一言に桐山は一瞬固まり、冷や汗が流れる。
まさか…
もしかして…
いや、(聞けねぇ…)



雅『いいな…漣くん。俺もばー……』
漣『マサ!し、仕事だからな、それ』
雅『分かっとるよ。だから俺も一緒に仕事したいだけ』
漣『……出来てるじゃん、今』
雅『これ以外はないんやもん』


少しずつ落ち込んでいく中河内に桐山は『仕方ねーなー』と呆れたように呟く。
そんな桐山に中河内は『…ごめん』とまた小さくなったのだった。



漣『別にいいじゃん。一緒じゃなくたってアイツはマサのことしか頭にねぇよ』
雅『………………』
漣『この現場でもみんっなにマサの話ばっかして…しまいには「今すぐ会いたい」とか言い出すくらい。ホント嫌になるっつーの!』
雅『……ホンマ?』
漣『マジ』
雅『そうなんや…何か嬉しい』


嬉しそうに微笑む中河内を見て、桐山は満足げに頷いた。



漣『やっぱマサは笑ってる方がいいんじゃね?』
雅『…漣くん』
漣『…ん?』
雅『ありがとうな』


ヘラッと笑う中河内に桐山も笑おうと振り返ったその先には…


馬『なんか楽しそうだね』


と、黒く微笑んだ馬場が扉に凭れたまま桐山を見つめていた。
それは…蓄制にも似た眼差しで。

雅『ばーちょん!いつからいたん?』
馬『ついさっきだよ。漣くんがマサの笑顔を褒めてたとこあたりかな〜』


そんな馬場の言葉が桐山に突き刺さる。
桐山はとりあえずこの場から逃れたい。
そんな思いで扉に手を掛けたそのとき…


雅『あ…漣くんありがとうな!漣くんの言葉で元気でたし…漣くんがいてくれて良かった』


留めの一言が桐山の背中に届いてしまった。

(クソ…あの天然が!自分の彼氏の空気ぐらい読めよな)

そう心の中で思いながら、今日はもうこのまま帰りたいと心底願ったのだった。



漣『あ〜…すげぇ疲れた』
壽『大丈夫?漣くん』
漣『悪ぃけど俺もう無理だから』
壽『え!?』




END


マサはとことん周りを巻き込めばいいと思う。
ババ様はマサに対しての独占欲がハンパない事を期待ww

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