わたし自身がなる 2012/07/17 19:00









話題:大津いじめ自殺事件
いじめについてのコメントお返事も含め私の意見を書かせて頂きます。いじめの話題が苦手な方は読まないほうがいいです。

















まずはじめに、亡くなった少年のご冥福をお祈りいたします。


正義と悪は主観か。

カンジーが死んだ後、インドはガンジーを称えたのに、ガンジーの道は進まなかった。ガンジーは魅力的だし、非暴力は偉大だけれど、人間の悪はそれを遥かに越えるから。

ガンジーは「良心については多数決の原理はあてはまらない」と言いました。

「善はカタツムリの速度で進む」

それでは間に合わない。


「正しいと感じること」「悪だと感じること」は確かに主観です。「感じる」こと、つまり感情とはある物事や対象に対しての主観的な価値付けでありますから。

ただ「絶対的悪」は存在します。だから法律があるんだと思います。

問題なのは、法律と社会的価値のズレが大きいこと。今回だって加害者は少年法でまもられる。でも許されない絶対的な悪を犯したわけです。

かなしいことに法律はなかなか変えられません。ですが社会的価値は私達がつくっていくものです。

そして、よりよい社会的価値をつくっていくためには一人一人が物事を主観的に価値付けるだけでなく、そこから考えることではないでしょうか。


今回のいじめ事件、たくさん考えることがあります。

まず教育委員会、警察の対応について。


生徒と先生しか入れない教育現場に第三者として介入できるのが教育委員会でしょう。

それなのに教育委員会は「いじめはなかった」「いじめと自殺の因果関係は不明」なんのための教育委員会ですか。

警察の緊急対策チームって、何のための緊急で何のための対策でしょうか。



法律と社会価値のズレ、教育委員会、警察の対応。

法律をかえることも教育現場に介入することも警察を動かすことも今の私にはできません。私にできることは何か。

しっかり考えること。問題と向き合うこと。

そして、いじめに気付くこと。いじめを防ぐこと。

早朝補習がない日は小学校の登校班に参加することにしました。小学校まで小学生と歩く。

今日は小学生が「学校楽しい!」「今日はプールがある!」と笑顔で話してくれて、子供には笑っていてほしいと改めておもいました。

学校終わりには中学校に行って先生方とお話ししてきました。

大津のいじめ事件を最後まで見守る。母校でいじめが起こらないようにする。身近なところからいじめをなくす。

ガンジーは言いました。

「この世界の内に望む変化に、あなた自身がなってみせなさい」







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