Jan22::日常
　アンドロメダの猫

ネットの書評を見て購入。
表紙も可愛いから猫好きさんにオススメ。

話題:読書

本が見つからなくて
書店員さんに伝えたら半笑いだったけど、
気持ちはわからなくもない。

おもしろくて読了してしまったん。

書評では概ね好感が持てる感じだったけど、
なんていうかこうね、
消化不良感のあるモヤモヤがある終わり方。

よくムナクソな話は話題になるけども、
それとはまた違ったモヤモヤなんよな。

裏社会を丁寧に取材したわけでも
風俗業界を丁寧に取材したわけでもなさそうな、
簡単に言っちゃえばそんな感じ。
現に片足突っ込んでる現役からすると、
イマドキ
完全なカタギがやってない店は優良店ではないし、
実際に地元の老舗も
直営ではないけど噛んでるところは
悪い噂しか聞かない。
(が、禁止行為して死んじゃったって話はない。
何年か前にだいぶ黒い感じの自殺体は
近くの川で見つかってるけどな。
昔っから癒着してる警察署管轄だから
そういう処理で落ち着いたんでしょ)

私は直営店にいたこともあるけど、
今の在籍店と比べたら搾取だもんな。
取り分とか諸々な。
それにいろんな事情で働いてる子もいるけど、
直接的に沈められてる子は昔ほどいないぞ。

沈められてる子もいなくはないだろうけど、
大概はホストにハマって売掛金払うのに
ソープ行ったとか、
カードとか借金がかさんで支払うのにとか、
親の介護や自分の持病で
融通の利くところじゃないと働けないとか、
そんな感じだで。

まぁ普通の感覚が通用しない業界ではあるけど、
昔よりはだいぶクリーンになったはず。
私が在籍して9年目で浄化されてると思うんだから、
ほんと年々変わってるんだろうなぁ。

水商売とか風俗をシノギにしてるの、
たぶんそんなにいないんじゃない？
東北のシカゴの名残だかで
未だに裏スロ裏カジノがあるところだから
正確なことは知らんけど。

暴対法でみかじめ料もアウトなんだけど、
現役キャバ嬢の頃にケツ持ち接待してたし、
レギュラーでNo.2やってた頃にも
ちらほら接待的なのはあったから、
この街が例外なのかもしらんが。

未だに〇〇町のスナックは
情婦がママやってて裏に事務所があるとか、
そんな話が聞ける街でふ。

それはさておき、
話自体はおもしろかった。
男性が書いたっていうのがわかりやすいくらい
出てるものではあるし、
令和のこの時代に？て表現もあるっちゃあるけど、
人を本気で好きになることがイマイチわかってない
私にとったら、
ここまで誰かを好きになってみたいなとも思うし、
そしたら私もバイセクシャルかもな、
と思うところもあった。

私は気持ちが男性寄りで男性を好きになる、
要はゲイみたいな感じだと思っているけども、
そういうものにいちいち名前をつけたり
区別したりすること自体が面倒だし
暇な証拠だってヘレン(自キャラ)がのたまうので、
体の性別も心の性別も気にしないで
好きになったらしょうがないでいいと思う。

首を落とされたい彼(ヘレン)には共感できないが。

でもこの作家さんは好みでないのはわかったので、
旧作も新作も読まないかな。
直木賞作家にしてはペラい印象が…。
純文学的な重厚さは求めないけど、
作者紹介にある人間愛もあまり感じなかった。。
私も頭良くない方だからかな。。

あとは重松清だけど、
自宅の電球切れてるの忘れてたから
昼間読む！
さすがに頭痛いお。。


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