00:03 2023/2/23
話題:おすすめの漫画・アニメ


私のお薦めの漫画を1記事当たり2作品ずつ、簡潔に粗筋を纏めながらご紹介します。


@『銀狼ブラッドボーン』
原作:艮田竜和
作画:雪山しめじ
出版社:小学館
一言:こんな強いお爺ちゃん…見た事ない。でも格好良いぞ!

静かな街・サンサロドである日、残酷極まりない事件『骨抜き(アンボンド)事件』が発生する。何と、骨を抜かれた女性の遺体が発見されたのだ。当初は人間の犯行によるものだろうと推測されていたが、次第に『化け物』絡みの事件の線が濃厚になる。とはいえ、『化け物』は警察の手に負えない。そこでサンサロド警察署の警部・ドゥネは凄腕の吸血鬼ハンター、ハンス・ヴァーピットの協力を得る事に。70歳のハンスは、既に戦線から引退していたものの、警察からの「化け物討伐」と「捜査協力」の依頼を受け、生涯最後の仕事をしようと決心する。そしてドゥネからの指示で行動を共にする運びになったアナ・ブライト刑事と現場検証へ出掛けたハンスだったが、本部へ報告しようと戻った所、警察署は血の海と化していた。しかもドゥネが異形の怪物に襲われ、危険な状態に。急いで駆け付けたハンスは怪物へ攻撃し、遅れてやって来た半吸血鬼(ダンピール)の少女、ココウィルから愛用品のハンマーを受け取ると見事怪物を討ち果たした。ところが、それで戦いが終わった訳ではなかった。間一髪で助けられたドゥネの口から事件を起こした張本人であるグリムが現れ、ハンスと一戦交えたのち、彼の身体に『楔』なる物を埋め込んでいったのだ。果たして、ハンスはグリムとの戦いに終止符を打ち、人々を迫り来る恐怖から守り抜けるのか…?


A『たとえ灰になっても』
原作:鬼八頭かかし
出版社:スクウェア・エニックス
一言:グロい描写が多いけれど、奥深い。まさに伸るか反るかの命懸けのデスゲーム。

主人公の高校生・四宮良真は苦悩していた。重病を抱える妹・幸花の命を救うには海外での移植手術しか方法がなく、その上手術料以外にも様々な金銭面で費用が嵩む為、10億円は最低でも必要になる。しかし、彼らの周囲には頼れる人がいない。母は既に他界し、父は失踪。唯一の頼みの綱である親戚は「10億円貸してくれ」という良真の頼みを拒んで、彼をいたぶる始末。そんな最早為す術もない良真の許に、黒装束の看護師が現れる。看護師は近々『ゲェム』が開催される事と、その場で勝利すれば多額の賞金が入手出来る事を伝え、良真へ一枚の券を渡すのだった。そこには開催場所や日時すらも記載されておらず、良真は質の悪い悪戯だとしか解釈しなかったのだが…突如、彼は不幸な事に交通事故に遭ってしまう。そして、朦朧としていた意識が戻った時…彼は少女の姿に変貌していた。先客と思しき5名の人物も皆少女になっていて、彼女らも良真と同じように突然、命を落としてしまった者ばかりだった。しかも彼女らも謎の女性に券を貰っており、記載されていなかった筈の『地獄行き』の文字に一同は困惑する。その折、「クロエル」と名乗る天使が一同の前に降り立つ。クロエルは自分が「不慮の事故」を仕組んだ張本人である事や、良真達の変えられた姿は「仮初めの身体」である事、更に『ゲェム』の覇者に与えられるのは「元の姿での蘇生」と「9999億円分の賞金」である事を明かす。覇者となれば一石二鳥の結果を得られる事に希望を見出した良真達だったが…これは『デスゲェム』の序章に過ぎなかった。






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