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1 日和町紹介
新町の方はまた時期を見てご紹介するとして、スケール感を考えますと鬼男さんの通学時間は大体徒歩三十分かからない程度でしょうか。
あんまり広くはないんだよね?
広すぎると把握しづらいですしね。
大体ここにある場所の範囲内でお話は展開されています。
本当は公立校と中学校小学校もある筈なんですが、その辺はカットで。
鬼男君や小野君、河合君が出会ったという幼稚園は?
そっちは新町の方にあります。幼稚園って結構遠くからでも通えますしね。
そうそう、留学生の学生寮なんかは、商店街の並びにあります。だもんで、街中で巨泉が走るとえらいことになります。
ホントあれってさ、作者泣かせっていうか、消化不良になりがちな宝具だよね。浄玻璃の鏡の不満は巨泉の活躍の場が二回しかなかったことだと言っても過言ではないって。そうだよね、もっと見たかったよね、かっこいいもんね。
かっこいいかどうかは…この際置いておくとして。
確かに「町中を走らせる!」っていう初志を貫徹しますと被害が大きすぎるように思いますね。
増田町はあくまでも「鬼男さんの金髪すら目立っちゃう」閑静な田舎町という設定ですし、あまり町の景観を壊すと後が大変ですから。魔術協会が事態収拾にかかるまで三日かかることですし、誰が裏工作をするんだと。
そういうところをカバーすべく、固有結界型の宝具をもったサーヴァントを作ればよかったんじゃないかな。
…それができそうなのが、キャスターさんとランサーさんしか該当者がなく、それをするとお二人ばっかり宝具が増えすぎちゃうんですよね。パワーバランスが狂うからアウトだと。
その辺りは、キャラ語りの回に回しましょう。
ところで、この増田市にも一応モデルになった場所があります。
へえー。てっきり原作の冬木市かと思ってた。地図を考えるのが面倒だから。
まあ、それもそうなんですが。
晴明神社のロケーションは神奈川県にあるとあるお寺から、日和町と新町の関係、特に橋やなんかは、常磐線某所がモデルです。どちらにも閻魔大王が安置されているという共通点があります。前者はともかく、後者はいかれた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。商店街とかのイメージはあんな感じです。
そういうわけで原作の冬木市は橋の他、海際で港ですが、増田市は川と山の地域です。
地獄を模してるとかそれっぽいことを言ってはいるけど、あれってあの場で思いついただけの行き当たりばったり設定なんだよね。
基本、勢いで書いてますから。
唯一別なのが、新町のデートシーン、あそこだけ原作のスピンアウトを踏襲しています。
そのアーネンエルベがドイツ語だから、ドイツ菓子を調べて書いてって、そこが一番大変だったとか。
毎度のことながら、頑張るところを大幅に間違ってる気がする…!
…そこを頑張らなかったら、いつまで経ってもオマケ小説のネタに困っていたと言う話ですので、結果オーライでお願いします。
さらなる問題はそこまで辿りつける方がいらっしゃるのかということですが。
まあ、その辺は置いておきましょう。
さて、今回はここまで。
お相手はおじさんこと月岡ゴメスと、
最強サーヴァント、キャスターでお送りしました!