それは学校の帰り道、

たけしの一言から始まったことだった。


「なぁ、ひろし?オレたちさ、その…付き合ってるじゃん?ひろしは…さぁ…」

「???」











「オレと『したい』って思ってる?」


思いもよらぬ衝撃の一言に、さすがのひろしも驚いた。


「たけしくん!?突然ですね。」

「付き合うってさ、そういうことだろ。」


ひろしは辺りを見回す。幸いここは人通りも少ない道で、今ここにいるのは自分達だけであることを確認する。


「たけしくん。ここは外ですので手短にいいますが、私は君に興味を持つ前は、人間には興味はありませんでした。つまり、恋愛感情を抱いたこともありません。なので、初めて誰かを好きになった私に、性行をしたいかどうかなど、到底わからない話ですが、男性同士の性行に興味がないというと嘘になります。たけしくんはどうなのです?」


ひろしはたけしの耳に顔を近付け、小声でこぼす。



「オレは…相手が女の子ならさ、そりゃぁオレだって男だし、したいと思うさ。でもさ、オレたち男同士だろ!?たまにはエロ動画とかも見たりするけど、男同士なんて見たことないし、その…どうやってするかわからないし…」



恥ずかしそうに俯きながら、ゴニョゴニョと話すたけし。その頬が赤く染まっているのを見ると、愛しくて胸の奥がキュンと熱くなるのを感じる。
「わからない」とは言うものの、「したくない」とは言わない様子を見ると、恐らくたけしも興味はあるに違いないとひろしは読み、そっと耳元で囁く。


「今週の土曜日、家に来ます?」


ひろしの家は両親共働きで、ほとんどひろし一人。そんな家に、今の話の流れの後で休日、恋人である自分を招き入れようとする理由を、鈍いたけしでも十分に理解していた。


「それってさ…その…するってことだろ?」


「そうです。私も君も、男同士のセックスに興味があり、私は君をとても愛おしく思っています。それなら、一度セックスしてみませんか?」


「な!セックスセックスって!恥ずかしいことを!!////」


「いやですか?」



たけしもひろしを好きだったし、ひろしの言う通り、興味だってある。それに、いやですか?と聞いて来られると、断わりにくいのもあり、頬を赤らめながら、たけしはそっと「嫌じゃない。」と呟いた。





「それでは土曜日の午後、私の家へ来てください。楽しみに待っていますよ?」




途中から帰り道が違うため、にっこりと微笑みを浮かべて、ひろしはたけしに手を振った。



好きな人と初めての性行の約束をするのも変な感じだし、楽しみなような?そうでもないような、なんだかそわそわとしたまま、残りの曜日を過ごした。


そして約束の土曜日…









午後一時、たけしはひろしの家へと足を運んだ。























うふふ(  ̄▽ ̄)

タイトル通り、ずっと書きたかった!
二人の初体験のssになります!

長くなりそうなので、ブログでは数回に分けます!
今回は腐向けでゎあるけど、過激ではないのでパス制ではありませんが、次回はパス制になると思いますので、注意!まぁ、次回がいつ書けるかわかりませんが、早目に書きたい!


そういう年頃だしね?
性的なことに興味あるんですよ!

でも、たけしは男同士ができるのか!?どうやってするのか!?知らない模様!!

はて!?どうなるどうなる!?

待て次回!!!(笑)

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