2014-7-22 23:56
年齢制限あれこれ
整理していたら赤ブーさんのR18読本(R指定について詳しく説明・注意書が載ってる本)が出てきたので読み耽っておりました。
買っておいて全部読んでない(殴)ので、お勉強ついでにメモっておくのよー。
※本文拝借
【R18(18禁)とは】
18歳以上であれば売り買いしてよいもの
青少年育成条例が定める過激な性表現や暴力行為等未成年が見るべきではないと判断されるもの全般を指す。
ただし規制の基準が各地方団体によって異なることや、作品の表現方法・受け取り側の感覚等によっても変化するため明確な線引きは難しい。
(買い手が何処の人か分からない以上、条例が厳しい方に合わせた方が無難)
R18は18歳以上であれば閲覧入手とも問題なく行えるので、成人向けであることを明確にし未成年の手に渡らないようにすれば問題はない。
※主に対象となるのは以下の内容・テーマを多く直接描写したもの
1.性行為
(特に激しい直接描写・児童売買春・性風俗・近親相姦・強姦等を含む場合)
2.残虐な暴力
(特に死体損壊・リンチ・虐待等を含む場合)
3.自殺・薬物
(特に自殺・麻薬乱用に誘導する表現等を含む場合)
※無修正の性器等がある場合は猥褻物となり、年齢に関係なくいかなる場合でも売り買いも閲覧も禁止される。
ただしこれは問題部分に修正を入れる等して対処すればよい為、基準さえ理解出来れば対応はしやすい。
修正は黒ベタが好ましい。
刑法175条【猥褻物領布罪】
猥褻な文書、図画その他の物を領布し、販売し、又は公然と陳列した者は
2年以下の懲役又は250万以下の罰金若しくは科料に処する。
販売の目的でこれらの物を所持した者も、同様とする。
【R15は存在しない】
出版法上も条例上もR15という区分は存在しない。
(映画やゲームのレーティングであり、出版物の規制とは無関係)
作者の判断(ポリシー)でR15本として15歳以上にしか販売していなくとも、R18レベルの作品をR15として売っていた場合、条例により悪書扱いとなり厳罰の対象となる。
線引きはあくまで全年齢かR18であり、R15という区分が存在しない以上、作者も作品も条例によって保護されるということはありえない。