きっと、それは

スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ボクハモウ、

最近また明治物読むことが多いんだけれど、そこで「知っちゃいたけどここまでだったとは」ていうことが。漱石と子規の思ってた以上の仲良しっぷりと、その子規の本当に本当にもう病人とは思えないアクティブっぷりと傍若無人さ。ほんとここまでだったとは。あ、ついでにワンピのブルックが使う「鼻唄三丁矢筈斬り」が実在の(と少なくとも伝わってはいる)技だってのも驚いた。落語にそのまま出てくる。尾田さん色んなとこから持ってくるのね。

で、漱石と子規の仲良しっぷりは半端じゃないです。とりあえず手紙の頻度が半端じゃないです。「男同士であんたらなにそんなメールしまくってるの?デキてんの?」って奴たまにいるけど今でいったらそんな感じだと。
そして「ゴメンこないだ勝手に携帯見ちゃったんだけど…私とより正岡君とのメールの方が多いってどういうこと!」って彼女に怒られてそう。その答えは「いやだって、君には俳句とか送れないし…その上アイツ返歌とかしてくれるし…」ってところでしょうか。確実に引かれますね。

そんな仲良しなエピソード、ていうか仲良くなるきっかけくらいのエピソード?にこんなのが。

漱石「なんかさー、こうやって人といる時は話せるしそれ楽しいからいいんだけど、一人でいる時に読む本がなかったら気が狂いそうにならん?」

子規「いや全く同感。どっか行く時には一冊は持ってかないと不安でしょうがない。結局読めなくてもな」

漱石「だよな!でもそれこないだ他の奴に言ったら笑われたんだよ。全く、俗人とは話もできん」

まぁついでに言えば私も同感なのでわかりますが、このシンパシーはとてつもない。仲良くもなる。
そんな親友だった彼ら。今日読んだ本ではロンドンで「夏目狂す」(実際電報されたそうで)にまでなったきっかけの一つに子規からの手紙「ボクハモウダメニナッテシマッタ」があると。死の直前の手紙です。そして「もう生きたあいつには会えない。ロンドンで僕はなにをやっているんだろう。ああ、あいつがどんなにイギリスに来たがっていたか」って漱石が嘆くシーンがあるんですが、あの新し物好きなアクティブ病人のことだから本当にそんなこと言っていたのかも。(あーヨーロッパ行ってみてー、そんで美味いもん食べて俳句作りてー、あ、でも英語できねーからお前通訳なーぐらいな感じかな)その本自体はイマイチだったんですがここだけとても印象的で。

確かに手紙のことなんかは知ってましたが、ただの友人なら「狂す」ってとこまでなる?って思っていたんですが。こんなに仲良かったなら有り得るのかな。元々鬱持ちだし。
でもやっぱり普段も貶してたし死後も気にせず貶してたりな(お前の授業つまらないってみんないってるぞby子規とか、漱石からの攻撃はもういうまでもなく色々。寧ろ死後に色々)この友人関係、やっぱり好きです。

ダメな日記の例

どうもダメです。
金曜日、飲み会の後電車のって気づけば上野。なんだ上野って。乗ったのは埼玉。降りるのは新宿。なんだ上野って。
しかも起こしてくれたオッサンが痴漢だったのか親切な人だったのか(でもあんなに密着して起こすか?)微妙。まぁどっちでもいいや起きれたからサンキュウオッサン。

時刻は最終も出ようかという午前0時半。とりあえず新宿までたどり着かなければどうしようもない。でもねぇ、歩けない歩けない。
別にお酒のせいでこうなってるのではなく、いうなれば夏のせいです。そんな格好いい話ではなく夏は血管広がるから低血圧が酷くなるってだけの話です。それにお酒飲んじゃったら余計にもう、ってやっぱりお酒のせいもあり。
とりあえずフラフラになる→視界がなくなってくる→倒れる、の役満を狙えるけどもまだ第一段階だから帰る、となんとか新宿まで。何線だったのか記憶があまりない。

新宿まできてキブです。もう視界が左の方なくなってきてます。頭まで血が登らないのです。ここから家のある駅まで5分だけど無理。って訳で久しぶりに漫喫泊。でも新宿の漫喫ってどこだ。

幸いすぐ近くだったから良かったけれども、そこに行くまでにすら声かけてくる奴が。殺意すら覚える、程の元気もないけれど。しかしこんな顔青白い女と飲みたいのお兄さん?フェチですね。それならこうしてる間に谷崎潤一郎でも読めや(体調悪いとガラも悪いよ!)。

漫喫で寝て明け方シャーマンキング読んで。で土曜早朝帰ってきてからついさっきまで寝ていたのです。ダメダメです。
土曜日に一回起きてポテチ食べてまた寝て次日曜に起きてカップ麺食べてまた寝て…てまた起きてようやく動けそうになったのがさっき。三連休の二日間終わってるじゃないですか。しかも携帯サイレントマナーにしたままだから見るのが怖い、なんか約束あった気がするし。ゴメン友人。

社会人になってから自分元気だなーとか思っていても緊張切れたらこの有様のようで。という訳でだいぶ放置している拍手のお返事はまた今度。すいません本当。

ていうか夏よ、本当さっさと終わってくれないかな!しんどいよ!
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2011年07月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31