どうもーっ!ほぼ連続更新の名無しです!
突然ですが、天使パソコンおめでとう!やっとこれで自分で更新できるね!!
正直ちょっとめんどくさかったぞ(← 別にいいけどっww
ということで追記〜⇒
ログイン |
私たちが自由気ままにつづる日記ー! というよりブログサイト!!
どうもーっ!ほぼ連続更新の名無しです!
─────ラリアット村
「あ、もう決勝始まるよ!早く行くよサンっ!!」
サンと呼ばれた少年は、青い髪を揺らしながら、赤い髪の少女ルナのもとへ走っていく。
その後ろ姿はとてもそっくりだ。
─────ラリアット村途中の街道
「自己紹介が遅れましたね、ボクはサンと言います。」
そういうと、青い髪の少年サンは、ぺこりと頭を下げる。そして隣で歩く少女に言うように渡す。
話を振られた少女はくるっとヴィータ達に振り替えると、ビシっと人差し指を向けて言う。
「うちの名前はルナ!ラリアット村の村長の妹や!」
そいうと、隣のサンの肩に手を回し、「うちらは双子なんだよー!」と元気よく言った。
ヴィータは二人を見た時に思った事が当たったなと思った。双子ならば似ていて当然だ。‥‥‥‥やっぱオレすげー
考えていて話出さないヴィータをよそに、アリシアが自己紹介を始める。
「私の名前はアリシア、彼はヴィータ。二人でとりあえずラリアット村にうかう最中だったの。」と言い、
「ラッド兄さんを探すのをヴィータが手伝ってくれてるんです。」と付け足した。
サンはにこやかに笑うと、「人探しですか、大変ですね。ボク達もお祭りの手伝いが終わったら手伝いましょうか」と言った。
すると、ルナが突然叫んだ。
「お祭りの時間っていつだっけ!!」
サンに大声で聞くと、二人は固まってしまった。
なんと二人とも遊びに夢中で、手伝いの事を完璧に忘れていたらしい。
「やばい!」と叫ぶと、二人とも全力で駆けだす。ヴィータとアリシアは、その二人の後を必死に追いかけたのだった。
緑に囲まれた入口に、木のアーチが立っている。そのアーチには、「ラリアット村へようこそ」と大きく彫ってあった。
自然に囲まれた中でもかなりの人気がある。これも今日ラリアット大会が開催されるからなのだろうか。
その時、少し遠くのほうから大歓声と巨大な拍手の音、はやし立てるような口笛の音が聞こえてきた。────どうやら決勝が始まったらしい。
「二人ともなにボヤっとしてるの!?決勝始まってるよ!!」とルナが大声でヴィータとアリシアを呼ぶ。
二人がなぜここに来たのかは忘れているようだ。
そんな様子に、やれやれと思いつつも前を走る双子についていく。‥‥‥‥そこまで急いでるわけじゃないしな、と思いつつ。
彼は結構お祭り好きであった。
走っている間に、ラリアット大会の会場へ着いた。
会場は入る前からも分かっていたが、歓声や「殺せー!」だの「いっけえぇ!」などの応援罵声などが入り乱れて、妙な熱気を生みだしていた。
四人が、関係者用の席に着いたその時である。
シンと一瞬会場から音が消えた。いや、風の音に消されたのだろう。
次の瞬間には舞台にいたはずの大男が宙を舞っている。舞台に残っているのは緑髪の少女一人。
カンカンカンッと試合終了をゴングが告げる。わぁぁっっと歓声が響き、舞台の少女は、その声を背に関係者用の席へと戻って行った。
「お疲れ、姉ちゃん!」とルナが戻ってきた緑髪の少女に抱きつく。サンもうれしそうな表情を浮かべ、その少女を称えている。
緑髪の少女は、冷タオルをサンから受け取ると、額を拭く。二本のアホ毛に当たってぴょんと跳ねた。
双子は『村長の妹』と言っていた。‥‥‥‥つまり
「お前がこの村の村長か!?」とヴィータは聞く。まだ質問に答えられていないのに、すでにびっくりしていた。こんなに若い人が村長になれるのか、と。
緑髪の少女が口を開いた。
「うん、そうや。ウチがこの村の村長のティーラや。」
やはり村長だった。村長=リーダー=情報持ちだと勘手に思いこんだヴィータ。
「お前、アシュウィーって知ってるか!?」
その言葉を聞いて、一瞬少女はたじろいだように見えたが、すぐに笑顔を作ると言った。
「とりあえず、話なら家で聞くわ。」
性 別 | 女性 |