こんちは、名無しです^^
昨日ここの整理を頑張ってみました!
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こんちは、名無しです^^
第三章 初めての仲間
ヴィータが動き出したのは、あれから五分ほどたってからだった。
まだあまり動かない頭をフル回転させ、アイテム屋へと向かう。
移動しながらもさっきあったことを思い出していた。
──「私の名前はアリシアって言います。」
‥‥‥アリシアか。女の子があんな場所にいたら襲われても仕方がねえよな。
連れ人を探してるって言ってたが‥‥‥‥‥何て名前だっけ?
考えている間にも歩は進み、アイテム屋に着いた。
店の前に、土色の犬がいて、こちらを物珍しそうな目で見ている。
ヴィータはそんな犬をスルーすると、アイテム屋へ入った。
────アイテム屋
物が溢れ返って足の踏み場もないようだが、店主が物を見つけ出すから整理はされているのだろう店内。
とりあえず薬草だけは買った。
‥‥‥‥‥お金がー‥‥
ヴィータが道具を買ったことで期限が良くなったのか、店主は調子の良い感じでしゃべり始めた。
「お客さん、お客さん。あんたはラリアットというのは知ってます?」
親しげに話しかけてくる店主。
「もうそろそろ橋の向こうのラリアット村で『ラリアット大会』というものが始まるんですよ
お暇でしたら見に行くことをお勧めしますよ!」と、にこにこ笑った。
ラリアット、というものが何か分からなかったが、とりあえず店を後にするヴィータ。
どうするかと考えたものの、この町は大体回っただろう。きっとここではこれ以上の情報は入らない、なら
「ラリアット村へ行こう。」
───街を抜けると、青々とした草原が広がっていた。
街の外にあった案内板の通りに北東の方角へ進む。
ふと人が彼の進行方向から数人走ってきた。
「怪物が出たぞー!!」
その叫び声とともに、大勢の人がヴィータの横を駆け抜け、逃げ去っていく。
人が来るほうから、どうやら橋のほうに怪物はいるらしい。
困った、オレが行くほうじゃねえか、と彼が立ち止っている。と、
「何をやっているんですか、ヴィータさん?」
後ろから声をかけられる。‥‥‥この声は──
「えっと、アリシア?」
そう、あの路地裏にいた少女アリシアだった。
「名前覚えて下さったんですか、!?ありがとうございます!!」
彼女はそう言うとにこっと笑う。
アリシアもだが、武器屋で会ったベラさんなど、この星には綺麗な女の人が多い、‥‥‥‥‥性格は別だが。
それでもってアプリーレは見た目も性格も‥‥‥‥‥‥とヴィータが考えているときに、アリシアから何かの質問をされた。
しかし、考えている最中だったため、何といわれているかは分からなかった。
「わ、悪りい、聞いてなかった、もう一回言ってくれ。」と言い、ついでに「後、オレの事は呼び捨てでいいから。」と付け足した。
「すいません。えっと、何でここにいるのですかって聞いたんです。
私はここにラッド兄さんがいるって聞いたから来たのですが、一般の方はあまり外を出歩かないと聞いてましたから。」
その言葉にヴィータが一瞬固まる。
ラッド?‥‥‥‥‥‥‥聞いたことがあるけど誰だったけな?と記憶の欠片を探しだした、時、
突然地響きとともに、ギャオーンという叫び声がこだました。
どうやら怪物は結構近いらしい。
「行きましょう、ヴィータ。」
二人は橋の向こうへと走り出した。
性 別 | 女性 |