大学キャンバス内。


「おっは〜vv」


朝っぱらからうざいぐらいに高いテンションで、声を掛けられた。

「…ギンジか。おはよう。朝から元気だな〜、お前…。」

「ありゃ?珍しくテンション低いな?何かあったか?」

「いや…」

無いとは言わない。
結局コンパブッチして先輩にめちゃ怒られたし。
それに、それ以上に…。


あの子が、頭から離れないでいた。


なぜだろう。なんで、あの子がこんなにも気になるんだろう…?


結局、あれから2日間、ずっとあの子のことばかり考えてた。
我ながら異常だと思う。


「なんでもねぇって。」

「そうか?ならいいけどさ。なあ〜、今度コンパ頼まれてんだ。頼む…
「悪い、断る。」

「何だよ!!??そんなソッコーで断ることねーじゃん!」


悪いな…ギンジ。

今の俺には、禁句だよ、それ。

 


翌日。

火曜日は午前中で授業終わり。で、午後からバイトが入ってる。

姉さんがこっちに観光に来たがってるから、郵便局の本局に寄って地図と案内を送って、それから名古屋に向かう予定だ。

本局は駅前のマックを曲がって、北にちょっと歩いたところにある。

マックにでも寄って軽く昼食ってから行こうと思ったけど、思いのほか郵便局が込んでて時間くった。飯抜きで向かわなきゃ間に合わない、そのまま行くしかねーな…。

…ハラへったな…。

 

 

 

午後7時30分。

結局飯抜きで入って、あと30分で閉店だ。
ハラ減った…。早く、終わらねーかな…。

今日は客も少なかったし、退屈な時ほど時間が過ぎるのが遅い。
でも、空腹以上に俺の頭に浮かんでた、強力な存在が居る。

…あの子だ。


異常だよな…あれから結局毎日考えてる。
あの子の立っていた位置、見ていたショウウインドウ。

目に入るたびに、一緒に幻が映って見えるようだった。

 


…もう一度会いたいな…。

あの、あどけない顔、焦った表情。

何て表現したらいいんだろう…。

いや、何てっつーか。

 

可愛かった。

正直、そう思った。

あの子が試着して出てきたとき、思わず可愛いですよって言っちゃったもんな…。
実はドン引きされてたとかだったらどうしよう…。


7時50分。

蛍の光が流れ出し、閉店を促すアナウンス。
そろそろ商品整理をして、レジを閉めて、閉店準備しないと。

畳みものから整理していくことにした。

 

そして数分後。

 

どこかで聞いた声が、俺の名を呼ぶ。

振り返ると、そこに立っていたのは…。

 

 

あの、朱い髪の少年だった。

 


---------------------------


番外編2でした。
ガイも、ルークの事初めて見た時から気になって仕方無かったんだよ〜って場面が書きたかったのでv
はじめから相思相愛だったんですね。でも、お互い気付かなくて認められなくて…
これから、すれ違いの毎日が続いて行きます。
っつーか、お互い一目惚れだったんだね!!
さっすがガイルクw

ところで、ライダーの格好のガイはさぞかしかっこよかろうと思い落書きしてみましたv


ツーリングしたい…!バイク乗れないけどw