私の祖母の母のお兄さんの話になります。
代々霊感が強い家系らしく(私の祖母の代からなくなりましたが)祖母の母方の兄弟はほとんど見えていたそうで、電車の中はもちろん歩いていてもその辺の普通の人みたいに見えていたそうです。
そして今回の話はもう無くなった祖母の母のお兄さんの話です。
その亡くなった時と場所が面白い所なんですよね、
どこかで聞いたような話だと思います、実際私も祖母にこの話を聞いて、あれ?どこかで聞いたような、、という気分になりました。
前置きはさておき、、、
彼は若い頃から霊感が強く、逆に霊に対して喧嘩をふっかけるような人だったらしく、別にいつどこで何がきても全然怖がらない人でした。
そして江戸っ子にありきな大のお祭り好きでもありました。
そしてある日
彼が待ちわびたお祭り(街を上げての夏祭り)の当日。
彼自身はこの日がお祭りだと信じて疑わなかったのですが、実際のところは1日早く、夏祭り自体は次の日だったのですが、彼はきづかず、街の高台にある神社へと向かいました。
昔の話なので、もちろん街灯なんてものも存在していなく、彼は山道を一人あがっていきました。
そして神社の入り口にさしあたるかかりのところに、知らないおじいさん(神社の人でもない)が立っていました。
そのおじいさんは彼に「今日じゃないよ、祭りは明日だよ」
と教えてくれました。しかし一度こうと決めたら変えない彼は「いんや、今日だ、」といって何度もとめるおじいさんの静止を聞かず、そのまま神社へと続く山道を登っていきました。
しかし、別に普段から通いなれてる道、のはずが、、一向に神社につこうとはしません。 それどころか所々何かおかしい、普通じゃない気がしたそうです。
そしてしばらくすると、、、なぜか墓地にあたったそうです。
「あれ?こんな所に墓地なんてあったっけなぁ。。」
と思いながらも、彼は祭りは今日だと信じて疑わなかったので、別にとおりぬけ、さらに続く山道を一人歩いていました。
その次にあったのは大きな岩、道をふさぐかのごとく、そして何かを暗示しているかのごとく道をふさいでいました。