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オフ会

時間をかけて襲ってきた怖い話なんですが、やっと落ち着いてきたんでお話します。
去年の三月ごろだったかな。同人やっていた私はそのジャンルではそれなりに有名な人のチャットに入ったんです。
奴はセミプロで、ジャンルの版権元で仕事をしている人です。だから奴とチャットで会えたときは結構嬉しくて、毎夜のように話をしてたんですよ。
二人っきりになることも多かったです。
そのうちにオフ会があるけど参加しないかって誘われて、工房だった私は一も二もなく承知しました。同人作家にとっては一応あこがれの対象な人なので、誘われた時嬉しかったんです。
でも、それが間違いの始まりでした。
オフ会の参加者は私と奴の二人だけ。というより、今考えればはなからオフ会の計画なんかなかったんじゃないでしょうか(二人でもオフで会えばオフ会といわれればそれまでですけど)。
奴は寂れたカラオケボックスに入るなりエロ本(だと思う。確認はしなかった)ばかりかズボンからモノを出し、手でしてくれと…
助けなんて呼べません。だって奴は入り口のすぐ横、それも電話の真下に座ったのですから。
どうしようもなくてしかたなくなるべく見ないようにしてしてやりました。蹴っ飛ばして逃げりゃよかったんですけど、いざとなるとできなかったです。
夢中でやって、やっと果ててくれました。手は穢れてしまったけど、やっと助かったという思いでいっぱいでした。でも、ぜんぜん終わりじゃなかったんです。
出てすぐ「そろそろホテルに行こう」なんて言い出すんです。その口調はまるで当然のことのような口調でした。さっきは拒めなかったけど、今度は一応街中だったんで嫌と言って辞退しました。
じゃあレストランにでもとか言い換えてましたが、ついていくほど馬鹿じゃないです(当然)。ついていってたら薬を盛られたかも。
未練がましそうでしたが、人目があったからなのかその場では簡単に離してくれました。
でも、その夜から奴から執拗に淫猥なメールが届き始めました。私のからだの妄想を書いて来たり。
もうメールはいらないって送り返してたんですけど、何を言っても無駄で、工房だから世の中のことがわからないんでしょうとか言ってきたり。
あきらめて無視したら今度は私の掲示板に書き込まれました。耐え切れなくなって、泣く泣く閉鎖しました。
すると今度はどうやって番号を調べたのか電話やFAXで同じ事をされて。
成績は落ちるし、彼には振られるし散々でした。
でも私は助けてくれる人がいたからまだ良いほうだったかもしれません。ネットにも復活できたし。
噂ではたくさんの女性が奴の被害に会っているそうです…。
自業自得なのかもしれませんが、これほど怖いことは今までなかったし、これからもないと思います。
とても辛い目にあわれたのですね・・・。
私も奴を含めた大勢とカラオケに行った事があったのですが、私が移動する度に隣の席にぴったりとくっついてきて、気持ちがわるかったです。
「2人で喫茶店に逝きたい」って言われましたが、ついていってたら・・・
と思うと、私も人ごとには思えません。
奴にとっては短い間の出来事だったかもしれないけれど、211さんにとってはずっとずっと長い間、苦しんで来た事だと思います・・・。
手は穢れてしまった、と書いてありましたが、穢れたのはあなたの手ではなく、奴の腐れ切った人間性です!!奴は本当に最低の人間です。
211さんが一刻も早く、心の傷から立ち直れることをお祈りしています。
みんな奴には嫌な思いをしているんですね。
名前書いていないのにすぐにわかってしまうなんて思いませんでした。
同人板はわかりませんでしたが、漫画板は見てきました。
助けてくれた人が叩かれててちょっと嫌な気分でした。

みんなの顔

私が小学校五年生のときの話です。
そのころ私はひとつ年上の兄と同じ部屋を使っていました。
夜は、二段ベッドで上が兄、私は下で寝ていました。
ある日、たぶん明け方近くだと思うのですが、私は夢か現かという状態のときに、金縛りにかかってしまいました。自分でも、起きているのか、夢の中でのことなのかよくわからない、そんな感じです。瞼は開かず、体を動かそうと思っても、実際に自分の肉体が動いているのか、よくわからない、そんな状態の中、瞼の裏にいろんな映像が浮かび上がってきたのです。
最初はぼやーっとしていてよくわからないのですが、だんだんとはっきりとしたものとなっていき、それが「顔」であるのがわかるようになりました。
いくつもの顔が私のすぐ近くに浮いているのです。
全部私の知っている顔でした。父の顔や兄の顔、死んだはずのおじいちゃんや、親戚の人たちの顔が、ふらふらと、わずかに揺れながら私の視界を埋め尽くしています。
私はなんだかとっても怖くなって、顔をどっかにやろうと手を伸ばして無我夢中で振り回しました。
でも、私の手は顔に触れることなく、ただ空を切るばかりなのです。
何度繰り返しても駄目です。依然、いくつもの顔は私の前を漂い、私の手もむなしく空を切っていると、突然上のほうから声が聞こえてきたのです、兄が寝ているはずの二段ベッドの上です。
声はこんなことを言いました。
「ははっ、何やっとんねん、おもしろい、ははっ、そんなんしても意味ないわ」まるで兄とは違った、聞いたことのない声でした。
そのまま私は、恐怖のあまり半ば気を失うようにして、意識をなくして再び眠りに落ちていきました。
その後何度か兄にそのときのことを話したのですが、何も覚えていないし、ふざけてでもそんなことをした覚えはないといっています。
いったいなんだったのでしょう、いまだにあのときの声は忘れることなく、私のどこかに残っています。
これも同じように、小学校高学年くらいの女の子が二段ベッドで寝ていたんです。
それで、夢を見たんですよ。夢の中で、これも同じようにたくさんの人が出てきて、全部知り合い、それも血縁のね。
で、みんな「助けてくれ」と言って、手を振っているんです。
女の子は助けてあげたいと思うんですが、自分とみんなの間にはとても深い川があって、どうにもならないんですよ。
それでも何とかしてあげたい、そう思って女の子は思いっきり手を伸ばして、だれでもいいから、振り上げている腕をつかんで、こちら側に引っ張ることはできないかと必死になるんです。
そうやって繰り返していると、ちょうどお父さんの手と自分の伸ばした手がうまい具合に重なり合った。
でも、その瞬間、重なり合った手の感触があまりにリアルで、女の子はびっくりしたんです。
周りのイメージ、夢の中の川だとか手を振るみんなとか、そういったものと極端に異なった、異様にリアルな感触にあまりも驚いて、キャッとなって、目を覚ました。
すると、目の前には二段ベッドの天井が見える。
あ、やっぱり夢だったんだ、と安心しながらも、手にリアルなあの感触残っていることに気づいて、思わずひょいとその手を引っぱったんです。
すると、何もないところからリアルなお父さんの顔だけが目の前に現れて、引いた手の動きに合わせて近づいていくる。
それで、びっくりして女の子は気を失ってしまう、とこんな感じの話です。
あと二つくらい覚えている話があるけどまた今度にでも。

近所の子

僕の子供の頃の体験なので、記憶があいまいな部分は創作をまぜてあります。
幼稚園に通っていた頃、近所でよく遊んでいた女の子がいました。
僕の親は、その子に会った事が一度もありません。近所の子なのにそんな事は無いだろうとお思いでしょうが、事実です。
その子は、僕の家に招待しようとすると、何故か何やかやと理由をつけて断わるのです。また、遊んでいる最中に急に「もう帰る」と言い出す事もあり、その子が立ち去ると、大抵数分後に親が迎えに来る。そんな感じでした。
逆に、僕がその子の家に遊びに行った事はあります。小さな木造の、良くない言い方ですがあまり恵まれてなさそうな雰囲気の家でした。僕もまた、その子の親に会った事はありません。共働きで帰りが遅いのか、その子の家に行ってもいつも誰もいませんでした。
夏の終わりの頃、いつものように遊んでいると、彼女は突然「さみしいけど、もう一緒に遊べなくなる」と言い出しました。引っ越すのだろうか、と思って聞いてみても、なぜかあいまいな答えをしてはぐらかされてしまいます。
何度か問答しているうちに、その子は「もう帰らなきゃ」と言って止める間もなく走り去ってしまいました。しつこく聞いたから怒らせちゃったのかな、などと考えているうちに、母親が迎えにきて僕は家に帰りました。
次の日、どうしても昨日の事が気になっていたので彼女の家に向かいました。
怒らせてしまったならあやまらないと、そんな事を考えながら歩くうちに到着しました。
その家は、廃墟でした。
玄関の扉も窓ガラスも破れ放題で、小さな庭は雑草で埋め尽くされています。
物干し竿をかける鉄の柱もボロボロに錆び、壊れて開け放たれた玄関から中を覗くと、朽ちた畳には厚く埃がかぶっています。あきらかに、もう何年も人が住んだ形跡がないのです。
そんなはずは無い。確かに彼女の家はここだし、つい数日前にも遊びに来たはず。幼い僕は、事態を飲み込めずただぼんやりと、その廃墟の周りをうろつき回っていました。
僕は、破れた玄関から中に入ってみる事にしました。「おじゃまします」と小声でつぶやいて、そっと上がりこみました。
小さな家なので、ふすまで仕切られた部屋が二つと、小さな台所があるだけです。ぼろぼろに朽ちた家は、それでも、あの子と遊んだ記憶通りの作りをしていました。家具の類は一切消えていましたが、柱の位置などはそのまま。
柱の1つに、油性マジックの書き込みがありました。背丈を計ったらしい短い横線、その横に、ひらがなで彼女の名前が記してありました。
ここは確かにあの子の家だ。そう確信すると、急に悲しくなってきてぼろぼろと泣き出してしまいました。なぜか「もうあの子には会えないんだ」という事が確定的な事に思えたのです。冷静に考えると明らかに異常な状況、でも子供の僕は、とにかく彼女に会えなくなった事が悲しくて、廃墟の中で立ちすくんだまま、しばらく泣いていました。
その日、親には今日会った出来事を話すことができませんでした。数日後、
いつも遊んでいるあの子が引っ越してしまった。何故か、そう嘘をついて報告しました。母は、いまひとつピンとこない感じで「そう、それはさみしいね」とだけ答えました。
数十年たった今、あの子の顔ももうぼんやりとしか思い出す事はできません。
それでも、彼女と仲良く遊んだ事と、あの白昼夢のような不可解な別れだけは、忘れる事はないと思います。
文章を書きなれていないので、乱文失礼しました。

研究室

これは私が関東地方のある国立大学で助手をしていたときに実際に経験した話である。このようなことが続くと、何事もうまくいかないのが世の常であるから、いまは退職して別の仕事に就いている。思い出すだけでも気が滅入る話を書き記そうと思う。
私が勤務していた研究室には、なぜか倉庫としてのみ使用している実験室があった。国立大学では一研究室当たりの面積が決まっているから、限られたスペースを倉庫として使用するのは変な話である。教授の話によれば、あの部屋で仕事をした職員、学生に次から次に良くないことが起こる。先端科学を扱う研究室で何を馬鹿なと思うかもしれないが、あの部屋を実験室にしてから、不吉な出来事が何回も続いていると言う。まず、実験していた大学院生が何事か意味不明のことを叫びながら、あの部屋から飛び降り自殺をした。遺書はなかった。長い間、精神科に通って、投薬治療を受けていたという。次に、深夜に実験していたまだ若い技官がその部屋で変死した。死ぬ直前に実験ノートに意味不明のことが書き綴られていたと言う。
変死扱いで司法解剖されたが、病死の疑いとのことであった。それ以来、倉庫のはずのあの部屋で火災報知器が作動したり、無人のはずなのに天井にぶらさがった蛍光灯が揺れていたりといったことがあったそうである。
私が着任して、走査トンネル電子顕微鏡という新しい測定装置を導入することになった。スペースが狭いから、設置するのはあの部屋以外に都合できない。私はオカルトめいたことは信じないたちだったから、気にせずあの部屋に電子顕微鏡を置いて実験することにした。そして、下についた大学院生に、電子顕微鏡で合成繊維を観察するというテーマを与えて、深夜に実験をやらせていた。深夜の方がノイズが少なくきれいな像がとれるからである。
先端科学の世の中にも妙なことは起こるものである。しばらくして、徹夜明けの大学院生がおびえ切った表情で私のところにやってきた。なかなかきれいな像がとれないので、いろいろ条件を工夫してやってみた。そしたら、ある瞬間、きれいな像が画面に写って、それがこの写真だと言う。その写真を見ると、「呪」「死」という字が浮かび上がっているのである。繊維がたまたま「呪」「死」に見えるように絡まりあったと考えるには、それは余りにもきれいな、誰でも読める「呪」「死」という文字であった。もう、あの部屋で実験するのは嫌だという。これ以外にも妙なことを多く体験していると語りだした。誰かに肩をたたかれたので振り向いたら誰もいなかっただとか、ふと居眠りをしたら7階のその部屋の窓を誰かが叩くので目がさめたとか。
実験しないわけにはいかないから、何とか実験は続けるように言った。先端科学の研究室である。しかし、その大学院生は研究室に姿をあらわさなくなった。登校拒否はよくあることであるが、長期におよんだので、彼のアパートに様子を見に行った。呼びかけても返事はなかったので、管理人に事情を話し、カギを開けてもらった。ドアを開けると、焼き肉の匂いがする。何でこんな匂いがするのだろうと不思議に思いながら、中まで入って思わず声を上げた。電気コードを裸の上半身に巻きつけ、彼は感電自殺していたのである。タイマーで通電するようにセットされ、皮膚とコードの接触する部分が焼け焦げていた。焼き肉の匂いはこの焼け焦げた匂いであった。私ははじめて匂いで吐き気を覚え、嘔吐してしまった。さらに、彼の上半身を見て、顔面蒼白になり、おびえ切った。上半身にはっきりと、みみずばれのように「呪」「死」の文字が浮かび上がっていたのである。

手鏡の中 2

ぞっとしたのですが、どうしても気になってしまいベランダに出てみよう、そう決心しました。
ベランダには胸の高さほどの転落防止のための手すりがあるので、下を見るにはそこから頭を出して覗きこまなければいけないのです。
そのとき、本当に偶然だったのですが、近くの薬局でもらった鏡が目に入りました。
安っぽい黄色のプラスチックの枠がついていて、その薬局の名前が入っているような手鏡。
後で考えれば田舎の祖母の「鏡にはこの世ならざるものが映るんだよ」という言葉を覚えていたからかも知れません。
とにかくサンダルを足に引っかけ、その鏡を持ってベランダに出たのです。
相変わらず生ぬるい風が吹いており、手すりが不透明なので見えないのですが鈴の音はもうほんの足元近くのように聞こえます。私は左手で手すりの上を掴み、下の様子が映るように鏡を斜めに持った右手を外に向かって伸ばしました。
その瞬間、鏡がもぎ取られるように手から離れていったのです。
声にならない悲鳴を上げて慌てて家の中に逃げ込みましたが、ガラス戸を閉める前に下の方でガシャンという鏡の割れる遠い音が聞こえました。
マンションに住む人ではなくてもご存知でしょうが、この高さから落とせばどんなものでも凶器となりえます。
ですから本来はすぐ確認すべきなのですが、その時は気が動転してベットの中で夜が明けるまで震えていたのです。
なぜなら一瞬の間ですが、手すりから突き出した鏡には、暗闇の底から伸びている真っ白な無数の手が映っていたからです…
それ以来、夜になると全ての窓に鍵をかけカーテンを引く生活が続いていますが、もしあのときに身を乗り出して下を覗いていたら、地面に叩きつけられていたのは鏡ではなくて私だったのかも知れない、今でもそう思うのです。
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