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メル友

ちなみに、マジ体験
結構前に「染んだHPの管理人からメールが来た」とかいう噂があったけど、それに似てるかな・・・
ネット上だけの知り合いだけど、すっごい仲が良くて、親友って呼べる奴がいたのね。
んで、テレホの時間中バカ話したり、マジで悩んでる時なんかは相談に乗りあったり。
そんな時、そいつが全然Qにも上がらなくなって、メールを出しても返事は来ない、いつも来てるチャットにも来ない、って状態になったわけ。
で、音信不通になって一ヶ月くらいして、いつものようにネットに繋いだら、Qにメッセージが一言だけ「ありがとう」って入ってたの。
それでもこっちからは全然連絡取れなくて、「こりゃいくらなんでも変だ」って思ったんで、
夏休みには実際会おう、って話してて住所は聞いてたから、連休を利用してそいつの家まで行ってみたの(同じ九州でそんなに遠くなかったからね)
なんかありがちだけど、この先の展開は「○○はこの間事故で死にました」と。
そいつの親から聞いたんだけど、そいつ、ネット上では明るくて友達も多いぜ〜、とか言ってたけど、実際はいわゆるヒッキーで登校拒否だったらしい。
で、「せめてもうちょっと明るくなれば」ってことでパソコンを買ってやって、そして俺と知り合ったんだけど。
「今までずっと暗かったけど、あなた(俺ね)と知り合ってから少しずつ元気になってきて・・・」って泣きながら言われて。
今まで閉じこもってたのに出歩きはじめたのも、「夏休みには○○(俺ね)と会うんだから、家に閉じこもってばかりはいられない」とか言って外にも出始めたらしい。
Qのメッセージの事を言ったんだけど、話を聞いてると、結局その母親がメッセージを送ってた、ってことがわかったんだけど(笑
でも、この時は幼稚園以来のマジ泣きだったな〜

一人多い

高校生のグループと一緒にナイトハイクに出かけました。私と、もう一人別のリーダーのグループも一緒でした。星を見たり、わざと明かりをつけずに歩いたりとしているうち、湧き水の所まで行きました。
もう一人のリーダーが気を利かせてキャンディをみんなに配りました。でも、1個足りません。
「14人のはずだけど。誰か1個余分にとってない?」
「えっ一人多いの?」
「お前、誰だ!?」
とみんな面白がって収拾がつきません。
「全員その場を動くな!人数を数える!」
私も冗談めかして言いました。向かって左からあだ名(キャンプ中のコードネーム)を呼んでいきます。
「ジャック、ポカリ、マーブル、・・・サスケ、」
9人目まで呼んで次の一人を指差そうとした時、みんながわぁっと逃げ出しました。私も遅れてダッシュ。キャンプ場に戻って点呼をとると、人数は元通りに。みんな口をそろえて言うのは、「顔が分からなかった」。
みんな月明かりで誰だか分かったのに、そいつだけ分からなかった。とにかく10人目を見た瞬間、その場から逃げ出したくなったのです。私も含めて。

記念撮影

アイドルだった島田奈美ちゃん(覚えてる?)が雑誌で話していた実話。
小学生の仲がいい男の子4人が海へ遊びに行った。
初めは浴場の方で遊んでいたのだけれど、そのうち飽きてしまい、ひと気のない岩場へと移動。
散々、遊んでさぁ帰ろうという事で、記念撮影を。
しかし、普通に写真を撮ったのでは面白くないので一度水に潜り、「せ〜の!!」で水面から飛び出たところをパシャリといこうという事になった。そうすると髪の毛が顔に張り付いて面白いだろうって理由だったようですが。
で、まぁ写真を撮影。横一列に並んだ、男の子達はドボンと一度、潜ります。「せ〜の!!」でパシャ!!!
ところが.....。何故だか、真ん中の男の子が顔を出さない。
「お〜い何してんだよ。」まぁ、冗談だと思いそんな雰囲気で探したんでしょうな。しかし、いくら探しても見つからない訳ですよ。
その真ん中の男の子が。
結局、海難救助隊が出て捜索するという大騒ぎにまでなって、男の子は離れた沖合いで水死体となって発見される訳ですが。
家族が悲しみにくれていた時、フト写真のことを思い出しました。
もしかしたら、自分の息子はちゃんと写真に写っているかもしれない、そうすれば最後の姿を治めた形見になるだろう。
そう思いたった母親が鑑識の方へ、写真を譲ってくれないか?と申し出ました。
ところが、どうしてもこの写真は見せる事が出来ないと鑑識が強く拒むのです。息子の形見なのだからと、散々のお願いにより、やっと見せて貰った、その写真に写っていたものは.....。
横の二人はちゃんと写っていました。
しかし、真ん中にはずぶ濡れになった見た事もないようなおばあさんが写っており、真ん中の子供の頭を上から押さえつけていたのだそうです。

後ろを誰かが

中学生のころのある正月、友人2人と私とで初日の出を見に行くことになりました。
朝方の5時ごろ、日の出までまだ間があったので友人の部屋(2階)にとりあえずお邪魔、炬燵を3人で囲むことに。
しばらくして家主の友人が階下にお茶を入れにいき、私は階下への階段を背にする壁側に、もう1人の友人は私の斜め前に座り、2人でぼんやりしていました。
すると私の背後で人の足音が。
とん、とん、とん、という音は、明らかに階段を上っています。
「あー、えらい早いにお茶いれてくれたなあ…」と思い、家主の友人が部屋に入ってくるのを
待ちました。しかし、足音がやんでも部屋のドアは開きません。
「寒いのに廊下で何やっとんの…?」と思い、ドアを開けようと振りかえろうとしたとき。
私の背後、つまり私の背中と壁との間を すっ… と横切る影を感じました。
「今の何?」と思うと同時、「これは何か『コワイ』もんだ!」という、ぞっとする感覚が背筋に走りました。
しかし、ここでもう一人の友人まで怖がらせてはならないと思い、私は友人の方に向き直りました。
「なあ、さっきな…」
そのまま無理に明るく、友人に話しかけようとしました。
しかし向き直った友人の方が、私の方をじっと凝視しています。
「ど、どしたん?」
と驚いて聞いた私に、友人が一言。
「今、あんたの後ろを誰かが通っていった・・・。」
そのまま2人で1分ほど固まっているところに、家主の友人がやっと階段を上がってきて
「何あんたら無口になっとんの?」
と不思議がられました。
(勿論、足音は彼女の悪戯などではありませんでした)。
今となってみるとたいしたことない話ですが、このときには正月気分なぞ銀河のかなたに吹き飛びました…。

殺される

十年ほど前の話です
姉が「ビデオを返してくる」と言ってウチを出ていったのは夕方の6時半ごろでした。季節は冬の始まりぐらいでもうだいぶ暗くなってきていました。
それから十分ほどたったでしょうか。
いきなり玄関の方で誰かが乱暴に扉を開けてはいってきました。
入ってきた人は号泣しています。
急いでいってみると、姉が顔面血まみれになって泣いていました。
取りあえず家に上げて、血を拭いてやり医者である父が傷を見て「血は出てるがたいした傷じゃない」というのを聞いて一安心しようやく落ち着いてきた姉に何があったのか聞いてみました。
姉がウチを出てレンタルビデオ屋に行く街灯もほとんど無く人通りも少なく舗装もされてない道をしばらく進むと、道の真ん中に何かを見つけたそうです。
よくよく見てみると・・・・
それはこっちに背を向けてうずくまっている人でどうやら中年の女の人だったそうです。
あたりには誰もおらず、道の真ん中でうずくまっているその人は何か奇妙な感じがしたそうなのですが、姉は一応自転車を降りてその人に「どうかしたんですか?」と話しかけたそうです。
すると、そのおばさんはいきなりすっくと立ち上がりこちらを振り返るやいなやゲラゲラ笑いながら石を投げてきたそうなのです。
その内の一個が姉の顔にあたり血が出てきたそうです。
姉は驚愕しつつも、「殺される!」と思いその場からダッシュで逃げたそうですがおばさんはしばらく笑いながら追っかけてきたそうです。
僕はその後自転車回収もかねて現場の偵察に行ったのですが自転車があるだけで、そのあたりにはもう誰もいなかったですが道路には血の跡がありました。
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