小悪魔レベルマックスのバンビとまだまだガキな生意気ニーナの会話妄想してたらたぎったのでメモ。


「あ、みなこさん、こんちは〜。」
「新名君、こんにちは。」

見知った後ろ姿に名前を呼びかければ、すぐに振り向いて笑顔を見せてくれる。彼女のそういう素直で純粋そうな部分が俺は結構気に入っている。

ヘラヘラとした笑みを顔に浮かべながら、いつものジュース奢るよ攻撃でまんまと空き教室に二人きりに。たわいもない話、主に共通のバイトの話をしながら、昼休みの時間を潰した。

「そういえばね、」

みなこさんが小首を傾げながら俺に問う。

「友達になんで新名君は私をそんなに気にかけるんだろうって言われたの。」

ドキッとした。俺としては結構いろんな女の子にも目を向けてたつもりだったのに。ぶっちゃけてしまえば、俺はみなこさんが気になっていた。初めて商店街でナンパしたときから、引き付けられるみたいに彼女に惹かれていった。まぁ、彼女にとって俺の位置がそんなに悪くないことは自負している。デートも何回かしてるし。でも、まだ悟られたくはなかった。男として見られているかはまだ、自信がないから。

ここは一つ余裕でかわす大作戦っつーことで。

「んー、ま、先輩可愛いからね〜。一緒に居たくなっちゃうの。ね?」

そう言ってみなこさんの前に立って、彼女の髪を耳にかけてあげる。そこで彼女は顔を真っ赤にして、【もう、からかってるの?】とか言うん…だ…あれ…?

予想に反して彼女はにっこりと微笑んだ。そして、するっと腕を俺の首に回して引き寄せる。唇と唇が触れ合いそうなくらいに顔を近づかせて彼女は言った。

「ふぅん、私をマスコット感覚に見てるんだ。」

あまりのギャップに戸惑いさえ生まれない。呆然とする俺をよそに、みなこさんはまた微笑む。なんだか笑顔に艶があって大人っぽい。目に毒。

「でも、君くらいの男はそこらへんにいるから、私には不釣り合いかな。」

そして耳元に唇を持ってきて息を吹き込むように言葉を放った。

「あんまり先輩からかっちゃ駄目だよ?」









力つきた。小悪魔レベルマックスぱねぇ。そのあと棒立ちのニーナに天使の笑顔でなーんちゃって!!また話そうね、バイバイ!!とか言って颯爽と消えるバンビとかかっこよすぎね。カレンとはまた違った男前さ。

いやもう眠いよ明日11時からバイトだっつーの。うん寝る。おやすー