現パロ忍たま

500年以上片想いしてる竹谷と竹谷は俺が女だから優しくしてると思ってるから冷たくするにょ食満。報われない竹谷/(^P^)\


竹谷は普通の家庭。友達は5年。仲良し。室町の頃から食満が好き。

食満は離婚してる家庭。親権を持ってる片親が亡くなってしまって親戚の家にお世話になってる。肩身が狭い。一人だけ女になってしまったので、6年の態度がよそよそしい。それが凄く嫌で堪えられない。伊作が女だから過保護なのも気に入らない。本来は社交的明るく元気なのだが、精神的苦痛が蓄積して暗め。愛想笑い多め。クラスに友達いない。元6年は同じクラスじゃない。美人だから隠れファンは多い。イケメン(元忍たち)に話し掛けられるから女子に敵多い。名前は留。

竹谷は食満の実状を知らない。なんか、冷たいなぁ(´・ω・`)くらいにしか思ってない。


食満をいじめ隊(*^o^*)


おためし↓

「せっ、先輩っ!!」
「……竹谷。」

委員会の時間。一人重そうな用具を運ぶ食満先輩を見つけた俺は、勇気を出して先輩に声をかけた。立ち止まりこちらを見る先輩。髪が邪魔なのか頭の上に高く結っている先輩は、いつかの忍だった頃の先輩を思い出される。白いうなじに汗が伝っていた。喉がなったのは、緊張かあるいは。

「あのっ、お荷物お持ちしますっ!!」
「いらない。」

大声で必死に言った俺を一瞥して歩いていこうとする先輩。それを引き止めようと必死についていく。

「でも重そうですし…」
「重くない。」
「せめて一つだけでも…」
「竹谷。」

うろうろと周りをうろつく俺にいらついたのか、ピタリと立ち止まって振り向く。意思の強い真っ直ぐな瞳とかちあった。

「いらない。」

そういうとさっさと用具を持って倉庫に歩いていってしまった。釘を刺されたのでもうついていけないだろう。

本当に女性になってしまったのだ。あの、食満先輩が。その背中はあまりにも小さく華奢だ。でもしゃんと伸びた背筋や凛とした佇まいは、紛れも無い食満留三郎、その人だった。あの頃のように綺麗なまま、彼がそこにいる。

胸が締め付けられて、あの頃から言えないままのこの想いを声に乗せることなく吐き出した。


お慕い、申しております。




-----竹谷が酷く傷ついた顔をしていた。それにまた苛立つ。俺だって別にそんな顔をさせたいわけじゃない。でも、その優しさは、俺が女になったからだろう。俺が男だったら、竹谷はあんなこと言わない。

倉庫は暗く、空気は淀んでいた。早く用具を片付けてしまおうと暗闇の中進んでいると、誰かが片付け忘れたのだろう、足元に転がっていたとんかちをふんづけて転んでしまった。

「ってぇ…。」

用具が辺り一体にちらばる。素早く起き上がってそれを拾っていると、床にぱたぱたと雫が落ちてきた。

女は涙腺がゆるいからいけねぇ。

どうして女なんかに生まれたんだろう。どうして俺は俺のままでいれなかった。どうして…

疑問ばかりが浮かんでは消える。声を我慢しながら必死に手の平で涙を拭った。格好悪い。膝に顔を埋めてうなだれる。

竹谷に当たって、伊作にも当たってバカみてぇ。おばさんのことだって、クラスのことだって、結局は俺の問題なのに。

でも、やっぱり思うのは、


どうして俺は女なんだと。






こんなたけま、どうですか。