追記に伏せます。
結構前に書いたのが下書きにあったので!
オタクが私の本職です笑
名前変換無し夢小説。
その人は果てしない青の中にたたずんで、大きな背を見せてくれた。
暫くぶりに鬼さんのまぶたが押し上がった。
私は意識していつもより優しく笑いかける。
「ご気分、いかがですか」
彼は2,3度瞬きをして、その顔がジワっと赤くなった。
「わ、わた、私は、すみません…ひひひざを貸して、頂いて」
「いいんです、いいんですよ。ゆっくりして下さい。」
「いや、しかし。」なんていいながら、もう頭を半浮かせている
いつもとは逆の役回りだ。
「ねえ、私、もう少しこうしていたいです。」
鬼さんの額から頬に手を流し添えると、ぎゅっと瞳が閉じられて、幸せな重みが私のひざに戻ってきた。
たじたじの鬼さん。
私もはいつもはこんな感じに見えるのかな、なんて考えながら彼の額に掛かる髪を梳いた。
可愛い。
こんなこと言ったらムスっとするかもしれないけれど。
本当に、すき。