話題:最近の出来事

さいきんは、映画をよく観ている。アニメやドラマも観ているけど、映画をたくさん観たいっていう気分な近ごろ。劇場にはあまり行っていないけれど、気になっていた作品たちが配信されたので、ここぞとばかりに観ている。個人的に作品を観たり、読んだりするとなにかを得たような充実感があじわえる。歳をかさねると友人と話したり、連絡をとる頻度もすくなくなり、会話というもの自体減ってしまう。もともと、友人もすくないのでひとりでできることに救われる。作品は否定も拒否もしないからありがたい。

いろいろと観た作品のなかで「あの頃。」のなかでなんども耳にした「恋ING」をよく聴いている。もともと、ハロプロはすきだけれど熱心なファンではないし、むかしのしか知らないのでさいきんの曲は知らないのだけれど、「恋ING」辺りは夢中になって聴いていた時期なのでなつかしさから聴いてしまう。当時は小学生とかでよくわからなかった歌詞が28歳のいま刺さる。つんくさんって、ほんとうにすごいって聴くたびにおもう。「片思いもできなくて、つまんない時期もあった」「いま実際恋愛中、ひさしぶりに夢中」「さみしい時期も無駄じゃないんだね」とかいまだからこそ、その意味がわかるし、刺さるし、この曲に出会うのが意味を理解できる年齢だったらなっておもうことおおし。音楽も映画や本、アニメもドラマも漫画もそういうことがおおくて、あのとき出会いたかったっておもっては、いまでも出会えただけよかったに落ちつく。

けれど、その逆もあって、あのとき出会えてよかったっていうときもある。それはそんなにおおくはないけれど、そういうものに出会えたときのしあわせの真価を理解するのはそのときから何年も経ってからなんだけど。あたしのなかで未だにだいすきなものたちは、10年くらいまえには出会っていて、何年も想いつづけていまにつながって、出会えてしあわせって噛みしめる。