どきどきげんしょう
森博嗣の本のタイトルですね。 

でも違うんです!!! 

私の目の前で 

レジ待ちしてた人が 

手にしてたのは 

米澤穂信の本3冊でした。 

米澤穂信、 

あんまおもしろくないけど 

好きなんだよね、、 

で、迷ったわけだ。 

@嘘をつく 
「米澤穂信、おもしろいですよね、結構好きなんです。」 

A本心を言う 
「米澤穂信、好きなんですよ、おもしろくないけど」 

どちらかと言えば 

Aが私らしい回答なんだけど 

最後に落とすのはよくない。 

あげておとしてるし、 

しかも初対面の人にそれはないだろ、、、 

と思い 

B本心を裏返して言う。 
「米澤穂信、あんまりおもしろくないけど、なんか好きなんですよねー」 

うん。満足。 

言いたいことは言える。 

しかし、 

相手が返事に困るから 

却下。 

と、 

こんな事を考えてたら 

レジが私の番だったわけです。 


本屋さんエピソードが 

もう一個あって 

この前、三宮のダイエーの 

ジュンク堂をぶらぶらしてて 

小説と雑誌を一通り見たから 

漫画コーナーに行ったんです。 

ジャンプとかサンデーとかに 

連載されてる単行本を 

時代は変わったな- 

とか物思いにふけり 

通り過ぎて 

少女マンガの方を 

見たら 

割とこぎれいなサラリーマン 

(50歳手前くらい) 

が 

真剣な面持ちで 

私が最近気になってるまんがを 

眺めてるわけです。 

ちょっときになって 

横にならんで 

私もその漫画を手に取ったら 

おじさんが 

「この前、娘に薦められて、その人の本を読んだんですけど、なんかイマイチで、、、そしたら、娘に「お父さんは見限るのがはやいよ。」って言われたんですよ」 

という。 

独り言かと思ったけど 

本に囲まれて 

テンションが変だった私は 

「でも、私もおもしろそうだなーって2、3カ月前から見てますよ」 

って言ったら 

買わないんですね 

ってわらって 

でも 

読んでみようかなって 

レジに行きはった。 


やわらか頭のいいお父さんだな、、 


と思う、 

娘の言うことを素直に 

信じてくれるお父さんって 

なかなかいないんじゃないかな、 

私の偏見かも、やけど、 



本を読む人はすてきです。 


本屋さんすきー 





02/28 02:37
[わたしくしごと]
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