マメに更新しようと言ってたわりには随分間が空いてしまいました。
てゆーか一月たっとるやん!
てわけでその間何をしていたかかいつまんでお話しします。
まず夏休みをとって実家に帰り
親に連れられて
フランス行ってきました。
わお、おフランス!!
その間ろくに携帯に触れなかった(だって海外では使えない)ので写真はみんなデジカメで撮り、写メはなし。
でもせっかくなので土産話を。
まず私たちは海外馴れしていないので今回の旅行はとりあえずツアー参加にしました。
成田の集合場所でチケット控えをもらって個人個人で発券し、いざ飛行機へ。
初の海外、初の長時間フライトということで緊張する独一期。
独一期:「もし飛行機落ちたらどうする?」
独一期:「死ぬ」
しかしフライトは極めて順調で、機内で色んな飲み物を味見しつつ色んな映画・音楽を味見しつつ、時には寝ながらフランスはシャルルドゴール空港へ。
着陸もまったく振動ナシのパーフェクトな旅でした。
すごいな、ANA!
着いた日はホテル直行で、夕飯も機内で食べたので、まだ明るいながらも特にやることなく。
ただ、親が晩酌用の酒を欲していたので、ツアコンのおねぇさんが教えてくれたスーパーに行ってみることに。
ロンドン紀行を綴ったよしろーさんのブログでやたらスーパー行ってて、
どんだけスーパー好きやねん
どーせ海外行くならもっと良い店探せよ金あんだろ
なんで庶民派
と思ったんですが、
如何せん土地勘はないし、
スーパーは便利だし、
そしてなによりその国の普段の姿が見えるんですね!
だって地元の庶民が使うんだもん!
各国の一般的な生きざまを垣間見ることのできる場所、
それがスーパー!!
やたらと行くのも解ります。
そんなことをしながらうきあしだったままその日はパリの郊外で一泊し、翌日はシャルトル大聖堂へ。
貴重な青色を用いたステンドグラスを眺め、周辺の彫刻を眺め、大聖堂のある高台からの景色を眺め、写真を撮りまくりました。
海外の教会というヨ-ロッパ建築好きにはたまらない被写体を堪能したあと、早くもこのツア-のメインスポット、モンサンミッシェルへ向かいました。
とにかくツア-のテーマがそもそもモンサンミッシェル地区に泊まることですので、まぁみんなモンサンミッシェルが好きなわけです。
長い時間バスに揺られながら、フランスのフランスらしさ、農業国らしいのどかな牧場風景を横目に見ながら、私たちは目的地へ。
近づくにつれて大きくなる期待と島の影。
窓の景色に釘付けになりつつ、一行はついにモンサンミッシェル地区へと入りました。
地区内に泊まる場合のみ車の乗り入れが許される入場口を越えホテルについたところで自由時間が与えられ、私たち一家はスーパーで軽く土産物を見回り、自分達向けにモンサンミッシェルグッズを買って夕食へ。
そしてやたら日本語しゃべるボーイさんに苦笑いしつつ夕食を終えたら、いよいよこのツアーの醍醐味、この地区に泊まる人しか見れないモンサンミッシェル島の夕景・夜景を見に専用のバスに乗り込みました。
バス停はホテルからすぐでしたが、地区外に泊まるツアーだとこのバス停まで車の乗り入れが可能な場所から歩かねばならないらしく、バスで見てもそれなりの距離があったのでなかなか大変であることが予想されます。
実際、地区外に泊まるツアーは「かなり歩く」と忠告され、島内観光当日は相当な早起きだそうです。
でもね、見る価値あるから。
ちょっと高くついたとしてもみなさん、是非とも地区内宿泊プランにしましょう。
見る価値ありますから。
神秘的な島の夕景・夜景を堪能した私たちは一夜明けて島内観光へ。
狭い急な上り坂や階段を上り修道院を見学したり、お土産屋さんをみたり建築の写真を撮ったりしてるとそうゆう時間って本当にあっという間なんですよね。
でも友達へのおみやげも無事かわいいのが買えたし、狭い道の両脇にひしめく建物の独特な雰囲気も撮影できて満足でした。
島を出るときは入ったときにひいていた潮が満ち刻々と景色の変わる神秘を体感しつつ、何度も名残惜しく島を振り返りながら憧れのモンサンミッシェルをあとにしました。
モンサンミッシェル地区を出て少しバスで走り、着いたレストランでのお昼ごはんはオムレット・モンサンミッシェル。
皿からはみ出さんばかりのでかいオムレツですが泡立ててあるため実質使っている卵はそこまで多くはないそうです。
でも見た目通りの重さです。
次の日に会うことになる現地ガイドさんが言った「名物に旨いものナシ」の一言がすべてを表現しています。
その日モンサンミッシェルを離れた一行はパリへ向かう途中、古い教会をもつ趣ある湊町、オンフルールへ。
湊町独特の開放的でおおらかな活気を感じつつ、町並みや教会を写真におさめつつ散策しました。
小舟の並ぶ海のそばには移動遊園地のメリ-ゴ-ラウンドが。
きらきらの装飾もきらきらした子供たちの笑顔もとてもきれいでした。
モンサンミッシェル地区ともパリとも違う雰囲気の町の散策を終え、一路パリへと向かった私たちはバスの運転手さんの緊急トイレ休憩で待たされたり、逆に予定していた私たちのトイレ休憩をすっぽかされたりというアクシデントに見舞われ、ホテルに着いた後は晩ごはんをどうするかとても悩みました。
だって私はトイレ休憩で寄る予定だったドライブインで美味しいと噂のサンドイッチを買う予定だったものですから、それは悩むわけです。
結局またス-パ-でサンドイッチとチ-ズを買ってきて食べました。
それから三泊したパリのホテルは毎朝同じ朝食で退屈しましたが、やはりパリはパリです。どこを見ても絵になる街です。
パリ滞在1日目、私たちはフォンテーヌブロー・ヴェルサイユのふたつの宮殿を見学。
こじんまりとしてはいるものの落ち着いた美しさをもつフォンテ-ヌブロ-と、広大な庭をもつ豪華なヴェルサイユのそれぞれの良さを感じつつ、美しい調度品や内装をひたすら撮影していました。
この日会ったガイドさんが非常に詳しい方で、調度品の見方(茶道でいう誰のお好みかみたいなの)を丁寧に解説してくれて、ヴェルサイユではさらに天井画の見方(人物の持物とか)も解説してくれました。
絵画を見るのは好きでも全くの無知な素人である独一期は、大学の講義で持物や絵画の読み解きについて多少は聞いていたのですが、やっぱり芸術は知識がなくっちゃ勿体ない。
そう強く感じ、その辺もう少し勉強してみたくなりました。
そしてその夜、私がモンサンミッシェル、ル-ヴルの次に楽しみにしていたセーヌ川でのディナ-クルーズへ。
とにかく目の保養になるものはなんにでも執着する独一期はディナ-そっちのけでセ-ヌ川両岸の夜景撮影に夢中になり、
さらにはこの時うまく撮影できなかった唯一の目標・ノ-トルダム大聖堂の撮影のために、私は後々わざわざ親を付き合わせるのでした・笑
因みにこのディナ-クル-ズ、ディナ-を終えてからの帰着時間が非常に丁度よくて、エッフェル塔の麓付近に停まるのですが、まさにライトアップの瞬間が拝めるんですね。
フラッシュがあちこちからたかれているようなキラキラは、写真で見ても伝わらない。
興味を持った方にはぜひ、その目で見てほしい美しさでした。
夜遅くにホテルへと帰りつき私は疲れはてて親は酔いつぶれて(←)その夜はぐっすり眠れました。
翌日は私の第2のメインイベント、ルーヴル美術館見学です。
早朝、美術館開園を待っての入場だったため、非常に人が少ない。ロ-マ時代の彫刻の並ぶ部屋に私たちの一行しかいないレベルのがらんどうぶり。
これね、すごいことなんですよ。
お陰様でミロのヴィ-ナスと記念撮影とかできちゃったし、殆ど人に邪魔されずにゆっくりと色んな彫刻を撮影できましたから。
有名美術館に行くなら早朝、よし、勉強になった!
前日と同じガイドさんによる詳しい解説つきで、興味深くコレクションを見ていた私ですが、ここル-ヴルはもともと宮殿。だから何って、そもそもの建物自体が美しいんですね。
有名なエントランスの逆さピラミッドももちろんですが、外装の彫刻、内装の彫刻、天井画。コレクションだけでも1日じゃ見きれないのに、いや、ホントに見るとこ多すぎて困るレベルでした。
半日足らずでル-ヴルを駆け足見学した一行はバスでパリの街を車窓観光へ。
ル-ヴルはまだまだ見たりなくて名残惜しいですが、パリの街そのものが「見るとこ多すぎて困る」街です。車窓からサラッと見る程度とは言え、それなりに有名どころを抑えようと思うと大変なんですね。
有名どころをざっくり見たあとはパリ・オペラ座付近で解散、自由行動になりました。
とりあえず昼食をと思い、私たちはツアコンさんにおすすめのお店を教えてもらい、レオン?とかいうお店に行くことに。
私はフランスに行く約1年前からムール貝を食べたがっていたのですが、このお店はム-ル貝が美味しいとのことだったのです。
私たち一家の他にもうひとつ三人組の家族がいて、彼女らと供に楽しくム-ル貝を堪能しました。
念願叶ってム-ル貝をたらふく貪った後はオペラ座に戻り、その美しい外観を激写。周辺のデパートも激写しつつ、一家のうち独り日本に残った兄へのものを含むお土産探しに出掛けました。
お目当てだったルイヴィトンは馬鹿馬鹿しくなるほど人がたかっていたので、兄へのお土産は他のブランドの財布に決定。
私は本場ではないけど、日本でまともに買うより若干安いということで高校時代から狙っていたヴィヴィアンの香水をゲット。
香水やコスメ系売り場の階にヴィヴィアンがなくて、けっこうさ迷ったのですが、日本人客向けの日本語しゃべれる案内係さんにたまたま出会って何かお探しですかと声をかけられ、ここぞとばかりにヴィヴィアンのお店の場所を聞いたのです。さらにヴィヴィアンの売り場でも欲しかった香水について、店員さんにそれはあなたより母親向けだと言われたものの、いやこれが気に入ったと押し通し(笑)
さらに現地ガイドさんからおすすめを聞いてメゾン・ド・ショコラのお店へ出向き、母親と仲良く高級チョコをゲット。
帰国後食べたのですが、おいしいんだこれが!
みなさん、オススメですよ!
なんだかんだありはしたものの、私はこれでフランスでやりたかったことを完遂できたのであります。
ホテルで最後の夜を明かし、私たちは空港に行くまでの自由行動を利用して徒歩でセ-ヌ川沿いに歩きノートルダム大聖堂に行きました。
この日はカ-・ル-ジュという屋根なしのバスに一日中乗り放題のチケットを使って観光バスのガラスなして街並みを撮影しようという計画で、そのバスの停留所がある有名観光スポットの中でも特にウロウロしたい二ヶ所のうちひとつに前述通りノ-トルダムをくわえてもらったのです。
セ-ヌ川沿いの風景を撮影しながらたどり着いたそこで彫刻やステンドグラスや外装・内装、周辺の庭の様子を写真に収めつつ、とてものどかな朝を過ごしました。
ゆったりとした気持ちでノ-トルダムをあとにして私たちは、カ-・ル-ジュにゆられ一路凱旋門へ。
途中パリの美しい風景に見とれながらたくさん写真をとりました。凱旋門は母の希望で屋上に登ることになっていたので、バスを降りてじっくり周辺の見事な彫刻を見る&撮ることが出来ました。
凱旋門の屋上からパリの放射状の造りを眺めたあとはバスでオペラ座に戻り、近くのデパ-トでいとこたちへのお土産を買って、ホテルのレストランでご飯を食べたあと、そこからタクシ-でホテルに戻りました。
前日と同じところからタクシ-に乗ったのですがこの日はホテルに着くのがめちゃめちゃ早かった(笑)
前日乗ったタクシ-の、ラテン系の陽気なおっちゃんに如何にぼられたかを思い知ったのでした‥(ノ∀<。)
しかし、まぁ無事に何事もなくツア-の全日程を終え、一行は再びシャルルドゴ-ル空港へ。
免税店で最後のおみやげショッピングを楽しんだあと、ついに帰国。
成田の蒸し暑さを感じた瞬間、
フランスに帰りたい
と思った独一期でした‥笑
一週間かけて行ったフランス旅行でしたが、ひとまずのやりたいことは完遂できた私。
本屋で見ては高ぇなと思って買わなかったヨ-ロッパの街並みや建築の画像資料も、今回かなり好みのものが手に入りました。
大好きな彫刻や絵画も見れたし、大満足な旅でありました。
ただ、ル-ヴルとヴェルサイユの庭は、もう一度しっかり見たい・笑
パリに行った日本人の感想としては二種類あって、トイレなどの汚さに幻滅するか、それを乗り越えて美観に共鳴するか。
私にとっては、一度行ったらまた行きたくなるパリでした。
でゎでゎ一週間分、
長くなりましたのでこの辺で!