何もない世界

私はいつもいつもいつもいつも
自分に嘘をついてしまう

認めてもらえない

分かってもらえない

呆れられちゃう

迷惑？重荷？

嫌われる

そう思って、無理した
見栄はった、誤魔化した

そしたらどんどんどんどん誤解されて

私は誰でもない誰かになって

自分でも分からなくなって

誰もいなくなって、行き場所もなくなって

何に怒ってて、何が悲しくて

どうなりたいのかも、

どうすればよかったのかも、

何も分からなくて

ただ、得たいの知れない何か

いつもビクビクして緊張して

寂しいのに誰も信用出来なくて

なのに、一人じゃないフリして

何もないのに、急ぎ足でスタスタ歩いて

どこに行けばいいかも分からなくなって虚しくなる


いつも誰かに軽蔑されてるみたいで

怖い。

ややこしくしてきたのは自分なのに
ややこしくなりすぎて

もうどこからどう手直しするべきなのか


わからなああああああーい！

とても苦しい

誰にも必要とされず

誰からも憎まれる

その上私の存在には害がある

だけど、そんな私でも生きていけるのなら

この世に自ら死にゆく者など一人もいないはずだ


消えろ、と伝えてほしい

力一杯憎しみを込めて殴ってほしい

だけど、そんな私でも生きていけるのなら

この世に自ら死にゆく者など一人もいなくなるはずだ

優しい人がこれ以上なくなってほしくない

こんな最低な私でも、生きていける

あなたは何も悪くない

悪いのは、あなたを知らない人たちだから

私の時間は塞ぎこむだけのもの……

こんなにも時間を無駄にしながら生きてるのは私だけかな、

時間は買えないし、戻せない

いくら取り返そうとしても無理

確実に私の人生が終わるまでの時間は減ってる

それだけは事実だ。

なのに何もない今の私はなんなの。

約30年。私は生きていたの……か疑問。

昨日生まれた子供と同じ感覚なのに

その子供の持つ可能性と私の可能性は

天と地以上に離れている。

光が見えない

心とは無関係に。

人の生死を心で決めるとしたら

私はどのくらい前に死んだのか。

そんな事をふと思った。

人を簡単に許すことができたなら。

私の愚かさを開き直って見て見ぬふりできたなら。

もう少し長く生きられたのか。

今となっては死因さえ曖昧だ。

心の死亡届けがあるなら

死因を追求してもらえたのだろうか。

人の全ては心にあると言うのに、

その生死はあまりにも簡単で

本来助かるはずの心でも、

起き上がろうとした寸前に踏み潰されたりする。

本当に大事なものは透明に作られている。

そしてそれに触れられるのはフとした瞬間。
その一瞬の空気、温かさ、温もり。

一番大事なものだから、

簡単に立ち入れない、簡単に汚されない

商品にも出来ない。

だけど、そのあるのか、ないのか
という存在の不確かさが

生きれたはずの命を奪った

人の本当の本当の本物の鼓動は聞こえない

第２の心臓にカモフラージュされている。

透明で、形もない、声さえもない

そんなものを、
どうやって見つけて
どうやって守って
どうやって証明すればいいのか

私には２つ違いの姉がいます。
子供時代は仲も悪くうまくいきませんでした。

姉に学校で喋らないことをからかわれたり、
家で癇癪起こして暴れていると
顔を真っ赤にして怒られたり、

そんな記憶しなかないです。

でも大人になってからはとてもいい関係です。
姉は自立してるから家にはいないですが

毎日テレビ電話をします。
何でも言い合える中なのですごく楽しい。

五キロ痩せると言いながら
ポテチを食べてる姉は可愛いし、
膨らんだお腹を見せて笑わせてくれます。

最近、外出もしないのに欲しい洋服があって
可愛い！ほしい。と話しました。
何日もしないうちに見覚えない私宛の不在票がはいってました。(宅配便来たのは知ってるけど怖いから出ません。)母に受け取ってもらうと姉から欲しがってた洋服が届きました。。

サプライズです。
しかも引きこもりの私に洋服を。。。
(外に出られるように…との姉の祈りだと思います)

涙。

昔はエリート階級を突き進む姉を追いかけてコンプレックスを感じていました。が、

今は姉とは別の人間で性格も真逆だと自覚してるため憧れの存在以上に思うことはありません。

何より、心配して毎日電話くれて
私を笑わせてくれて
自分のダメなところを見せて励ましてくれる姉が大好きです。

姉に幸せになってほしい。