官僚もピンキリなんだね

官僚になる人のうち、最も多いのが法学部の出身ですが、法律は基本的に暗記科目です。本当は、政治学についても勉強しないといけないのですが、東大には政治学部がない。政治学を教えるのは、法学部の中の政治学科。法学部では一番人気のないコースです。 しかも、必修科目の教科書にはこう書いてある。『人権を脅かす最大の敵は国家である。憲法は国家から人権を守らなければいけない』と。このように国家について学んでいるのに、何の疑いもなく国家公務員になる。次に多いのが経済学部出身です。経済学の教科書には、『国家は経済に介入しないほうがいい』と書かれている。にもかかわらず、国家公務員になるわけです。
要するに、大学での学問が、何が正しいかを追及することではなく、試験に合格して職業上の地位や名声、権力を得るための手段になってしまっているんですね。結局、高校の時の詰め込み学習しか知らないまま官僚になる。言論や思考のトレーニングなどは受けていないわけです。
大学で法学や経済学を学んで官僚になっただけの人は、受験勉強的な知識以外は、政治なら朝日新聞、経済なら日本経済新聞に書いてあること以上はたいして知らない。彼らは、日本は官主導の国だという話を真に受けて、官主導でいろいろできると思って官僚になってみた。ところが、世の中では官主導はおかしいと言われたので、官主導をやめるのを官主導でやろうと決意した(笑)。
日本の官僚には、構造改革が大好きな『改革派』が少なくありません。財務省が財政構造改革を好むのは当然として、経済産業省は経済構造改革が好きです。なぜなら、彼らも、勝ち負けにこだわるからです。勝ち負けが大事となると、世の中を動かすこと、変えること、自分がそのきっかけをつくることに快感を覚えるようになるんですね。世間が構造改革というなら、それに乗っかるのが勝ち。官僚制度を解体したら評価されるなら、率先して手際よく解体してみせる。/中野剛志
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プライオリティ

昨夜の続きのようになってしまうが、6月20日に頑張れ日本が移民政策反対の抗議行動をやるみたいだ。但し、水産庁への抗議行動も同日やる。今の水島社長の言動を見れば、水産庁への抗議行動が本命なのは自明で、昨夜同様なんだかな〜という気分である。移民反対は序でにアリバイとして軽くやっときますってのが見え見えなんだよな。水産庁へなら安倍批判にはならんが、移民に関してはモロに安倍批判だから。どちらがより重要か、普通の日本人なら判るよね。水島社長の周囲に、それとなく助言する人はいないのだろう。チャンネル桜界隈で、明確に安倍首相はヤバいと思っている人は三橋貴明氏と浅野久美氏位しかいないしな。前田有二氏は違う意味で安倍首相を疑ってそうだが(笑)
水島社長は東田剛氏に『恋する妄想崛起〜♪』と揶揄されてるの知らんのかしらw

昨日の党首討論でも移民の事には触れなかったんだろうし、国会議員も殆どが移民反対しないし、民間はボケてるし、抗議行動やるような人達迄『序でに』じゃあ、そりゃ我が国も他国同様、近い将来、移民に悩まされる時が来ますわねって感じですな。何より移民に反対する人がマイノリティなのが、云いたかないが
絶望的。現在移民推進派の連中にとっても、いずれ大問題になるかもしれないのだが、例えば竹中やホリエモン辺りは、日本が駄目になったらアメリカに移住すれば済むからどうってことはないんだろうね。その辺は思想は違うだろうが、シナ共産党員みてぇだぜ。

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