2017/3/12 Sun 01:07
福島第1原発「震災6年後の真実」★新たな惨事の可能性も!?…の巻




話題:東日本大震災






福島第1原発の事故を起こす原因となった東日本大震災から、11日で丸6年になる。

今年2月の調査で同原発2号機の内部から、過去最高の放射線量「毎時650シーベルト」という、人間が数十秒で死亡する数値が計測されて波紋を呼んでいる。

「まだデブリ(溶け落ちた核燃料の塊)の位置もわかっていない」と現状を指摘するのは、雑誌「ローリングストーン」日本版のシニアライター・ジョー横溝氏(48)。

2月14日に行われた福島第1原発の合同取材に、昨年に引き続き参加したジョー氏が目の当たりにした現状や新たな惨事の可能性≠ノついて本紙に語った。

取材を終えたジョー氏は、同原発の作業環境について「かなり整ってきていると感じました。『フェーシング』という、土壌にモルタルなどを吹き付ける作業が行われた場所の放射線量は低く、9割近くが『グリーン』と呼ばれる特別な装備が必要ないエリアになっていた」と話す。

敷地内にはコンビニの「ローソン」もできた。

「そのコンビニは東北で一番シュークリームが売れるそう。やはり、原発での作業は疲れるので甘いものを欲するのでしょうね」(ジョー氏談)

ただ「残り1割」の「イエロー」「レッド」と呼ばれる危険区域を安全にする道筋はまったく見えていない。

2月に発表され、波紋を呼んだ2号機内で計測された「毎時650シーベルト」という値は、人間ならほんの数十秒で死に至るというものだ。

今回、2号機の内部調査には「サソリ」と呼ばれる小型のカメラ付きロボットを投入した。

カメラは1000シーベルトまで耐えられるはずだったが、肝心のデブリの場所を把握するどころか、投入口から2メートルほど進んだところで、調査中止となった。

危険なデブリがどこにどのような状態であるのかもわからなかったのだ。

ジョー氏ら合同取材班は2号機と構造が似た5号機に入る許可を得た。

「原発の内部は配管などがあって、報道される簡略化された図面とは違ってかなり複雑な構造。ここで作業するのは心理的な圧迫も相当あるなと感じた」と語るジョー氏は今後への不安も抱いた。

「そこが爆発しているわけですから、配管などが散乱しているのは想定できる。サソリはジャンプして、爆発で開いた穴を飛び越えられるようにはできていないので、簡単に進めないし、前提として高い放射線量に耐えられるカメラがあるのかという話にもなる。東電は2018年には溶け落ちた核燃料の取り出しの工程表を発表すると言っていますが、あと1年でできるとは到底思えません。内部を把握できるのもいつになるのか…」

さらにジョー氏は「あまり報じられていませんが『排気筒』の倒壊についても注意を払わなければいけません」と提言する。

排気筒とは、簡単に言えば「原発の煙突」のようなもので、主に原子炉の圧力調整などに使われていた。

ジョー氏は「これが壊れると、最悪の場合、使用済み核燃料プールを直撃する可能性もある。そうなると、また放射性物質が拡散する恐れがあります。東電はその排気筒の上半分だけでも撤去したい意向で、それが済めば直撃の可能性もかなり低くなるが、周辺の放射線量が高く作業が困難。いたずらにあおるわけではないですが『まさか』が起きたのが今回の事故。あらゆる可能性を考えて、対処法を考えておかなければならない」と指摘する。

最近も、福島県沖で東日本大震災の余震と推測される地震が頻発している。

次に大きな地震が起きれば「排気筒のダメージも大きい。ひびが入っている箇所も多い。何が起きるかわからない」という。

ジョー氏は事故から6年、今後を見据え「現状はやっと廃炉に向けてのスタートラインに立てたのかな、というところ。これからが本丸ですが、まだ全容を把握するには年数がかかる。10日発売の『ローリングストーン』誌では、廃炉、復興セクションの所長のインタビューなども掲載している。日本全体で原発のことを考える材料にしてもらえたら」と話している。

(東スポ発)















一度扱いをしくじると、致命的なことばかりの原発。

東電ははたして全てを解決できるのか。

なにやら、嫌な予感しかしないぞ。

東電は信用ならぬ。

きっと最後の最後まで、国民を欺き続けるだろう。

隠していることが露見するまで。



ブー(^0_0^)




(^0^)/(^0^)/














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