たしぎ大佐と新婚生活バトン

たしぎ大佐と新婚生活バトン





たしぎ大佐と新婚生活バトン



※R-15です。

G-5に咲く一輪の花、みんなの大佐ちゃんことたしぎ大佐と、もしも夫婦になれたなら……そんな願望を妄想で叶える、新婚生活バトンです。
3つの選択肢から最もあなたの思いに近いものを1つ選び、2年の時を経て一層強く美しく成長したたしぎ大佐と甘い新婚生活を擬似体験してみてください。


1、おはようございます
「おはようございます。ご飯できてますよ」
目を覚まして一番に目にしたのは愛しい妻の笑顔。幸せを噛みしめつつ、炊きたてのお米の香りを胸いっぱいに吸い込んだ。

A:「おはよう、愛してるよ」
甘い言葉と共になめらかな頬へキス。
妻は少し照れて顔を赤くしながらも、小さく「私もです」と返してくれた。
ギュッと抱きしめると、照れ隠しなのか首筋に顔を埋めてぐりぐりされる。くすぐったいよ。

B:「おはよう……でも、もう少し……」
「もう!起きてください〜!」膨れて布団を剥ぎ取ろうとする妻に「おとぎ話じゃ、キスで目が覚めるんだよ……」と言ったら、一拍置いてから頬を掠めるようにキスされた。
飛び起きて目にしたのは走り去る妻の背中……ごめん、にやけ顔が治るまで、まだしばらく起きれそうにない。

C:「まず君をいただいてからにしよう」
ベッドに引きずり込んで、情熱的なキス。「このまま愛し合おうか」と言ったら、とろんとした顔の妻が腕の中から「だ、だめです……ご飯、冷めちゃいます……」と、抗議してきた。
しょうがない、夜まで我慢するか。




2、いただきます
「今日はお休みですから。たまには私に作らせてください」
そう言いながら妻はフリルが沢山ついたピンクのエプロンをしゅるりと外した。
食卓にはあなたの好物がずらり。
休みの日こそゆっくりしたらいいのに……なんて健気でできた妻なんだろう。

A:「ありがとう。きみは世界一の奥さんだね」
頭を撫でたら「そんなことありません」と、謙遜するものだから「ふぅん、そう?」と頭から手を離してみると、露骨にしょんぼりされた。
この顔も大好きだけど、妻にはやっぱり笑顔が一番似合うな。
わしゃわしゃと頭を撫でくりまわすと「な、なんですか〜」……口ではそう言いながらも顔は嬉しそうな妻、世界一かわいい。

B:「わあ!すごい、ご馳走だね!」
手を叩いて喜ぶと「頑張りました!」と胸を張る妻。どれどれ、まずは熱々のミネストローネをひとくち……「……甘い?」「え!?」
どうやら砂糖と塩を間違えたらしい。
妻は落ち込んでいるが、君の料理ならどんなものでも美味しいよ。「美味しい、美味しい」と言いながら完食したら、ギュッと抱きつかれた。

C:「次は裸エプロンがいいなあ」
真っ赤な顔で「ば、バカじゃないんですかっ!?もう!!エプロンなんて金輪際着ませんからっ!!」と怒る妻。でも、プレゼントしたエプロンは胸元で大事に抱えている。
ニヤニヤしていると「なんで笑ってるんですか!!あなたって人は本当に……」長いお説教が始まりそうだったから、キスで口を塞いだ。




3、いってきます
「今日はお買い物に行きたいです」
久々のデートですから……と、なにを着ていこうか迷っている妻に、アドバイス。

A:「いつも通りで構わないよ。どんな君も素敵だから」
「……そうですか?」照れ笑いしながらシャツとパンツに着替えた妻。一見いつも通りのコーディネートだが、よく見ると眼鏡のつるに小さな花の装飾がついている。彼女らしい慎ましやかなおしゃれに言いようのない感情が込み上げてきて、思わず彼女を抱きしめた。

B:「久しぶりにワンピースを着た君が見たいな」
妻はこうしてお願いすると、デートのときだけは女の子らしい服を着てくれる。
そういう服が好きだからというのももちろんあるが、慣れるまでしきりにスカートの裾を気にしながら、恥じらう彼女が見たいというのも本心だ。

C:「この間買ったナース服は着てくれないの?」
硬直している妻を差し置き、クローゼットを漁ってエロいピンクのナース服を取り出した。「えっ……えっ!?」綺麗な二度見をしたあと、みるみる顔が赤くなっていく。
「そんなものいつ買ったんですかぁ!?」家が震えるくらい怒鳴られたけど、「着てくれないの?」と言うと「……今はダメです」と返ってきた。




4、こんにちは
「あ!スモーカーさん!」「……よぉ」
2本の葉巻を燻らせて、周囲に睨みを利かせている、妻の上司に遭遇。
どうやらパトロール中のようだ。

A:「よそ見しないでよ」
妻が嬉しそうなものだから、つい子どもじみた独占欲が顔を出す。頬を撫でると触れたところから赤く色づき、彼女は無言でコクリと頷いた。
「顔からスモーカーさんが出そうだね」と笑うと、本物のスモーカーさんに「おれをお前らがいちゃつくためのダシにするんじゃねェよ」とボヤかれ、今度は妻が笑った。

B:「いつも妻がお世話になってます」
頭を下げると「やめろ、堅苦しい」と怒られた。
他愛のない会話をして立ち去ろうとしたら「おい」と呼び止められ……振り向くと小さな包みが飛んできた。
「……お金?」
それは硬貨を包んだお札だった。
「それでなにか美味いモンでも食え」
去りゆく背中に向かって妻とお礼を叫んだら小さく手を挙げて応えてくれた。

C:「あ!今、人の妻のことをやらしい目で見たでしょう!」
妻とスモーカーさんの両人に小突かれた。「そんな人はあなただけです!」……って、君と出会ったときから君以外をやらしい目で見たことはない!
胸を張ると2人はなんとも言えない表情になった。
おかしいな、予定ではここで妻が「あなた……好きっ」と抱きついてくるはずなんだけど。




5、いらっしゃいませ
「ん〜!本当に美味しいですね〜!」
美味しいと噂のクレープ屋さんにやってきた。妻は苺とカスタードのたっぷり入ったクレープを頬張ってご満悦。
ただ、ドジっ子な妻はお約束と言うべきか、口の端にクリームをつけていることに気づいていないようだ。

A:「ちょっと待って……」
指でクリームをすくい取ると、妻はなぜか目をギュッとつむっていた。名前を呼ばれてようやく目を開いた彼女。見せつけるように指先を舐めながら「キスされるかと思った?」と意地悪く聞いてみる。
「……期待だけさせて、おあずけですか?」
誰だ、こんなおねだりの仕方を教えたのは……心当たりはありすぎるけど。
過去の自分に翻弄されながら、苺よりも甘酸っぱくて、カスタードよりもとろけるキスを妻に贈った。

B:「ついてるよ」
口の端をトントンと指差して教えてあげる。
「美味しくてつい夢中になってました!子どもみたいですね」無邪気に笑う彼女は本当に少女のようで、出会った頃を思い出して胸が高鳴った。
汗ばんだ手をそっと重ねると「ふふっ、どうしたんですかー?」と妻が微笑む。
……ダメだ、なんだかドキドキして目が合わせられない。

C:無言でキスする
息を切らせた妻が涙目で「なっ……なにするんですかっ……!」と訴えてきた。「クリームがついてたから」そう言って口の端のクリームを取ってあげたら、「あ、ありがとうございます……」と素直にお礼を言う妻。
でも、すぐ違和感に気づいて胸元をポカポカ殴ってきた。「今のキスとクリーム、全然関係ないじゃないですか!!」……振り下ろされる拳がちっとも痛くないところに愛を感じる。




6、がんばって
「……すみません、こんな時に」
ショッピングを楽しんでいると、急に辺りが騒がしくなって、妻の仕事用子電伝虫が鳴り出した。どうやらすぐ近くに海賊船が迫っているらしい。
「私の後ろに隠れていてくださいね」常に帯刀している時雨をすらりと抜くと、彼女は海軍大佐の顔になった。

A:「大丈夫だから、行っておいで。ここで待ってるから」
海兵と夫婦になった時から、覚悟はできている。
伴侶としてできることはその背中を押すことと、彼女が帰ってくる場所を守ることだけ。
にっこり笑ってみせると、「大佐」は一瞬だけ「妻」に戻って、指先に口づけを落としていった。

B:「分かった。ケガだけには気をつけて」
願いを込めて額にキス。
大佐は口を一文字に結ぶと、こくり、と頷いた。
このキスがただのおまじないでないことを彼女も知っているから、いつだって君の勝利を信じていられる。
振り返った背中に正義の二文字が見えた気がした。

C:「デートの邪魔をするなんて、全く野暮な……」
軽口を叩こうとしたら、海賊が斬りかかってきた。既に上陸していたようだ。
「退がって!」大佐の一太刀で海賊はなす術もなく崩れ落ちた。
「この人には指一本触れさせない…」そう呟いて刀の血を振り払う彼女が、あまりにも格好よすぎて気を失いそう。




7、おつかれさまです
「無事ですか!?」
喧騒が鎮まってすぐに、妻は息を切らせて走り寄ってきた。さっきまで修羅のごとく海賊を斬り捨てていた人と同一人物とは思えないほどの狼狽えようだ。

A:「おかげで傷ひとつないよ。ありがとう」
笑って手を握りしめると、ほっと息を吐いた妻。
小さく震える指先を掌で包み込みながら、愛されてるなぁと実感する。
乱れた髪を整えてあげると、ふにゃりと笑って抱きしめられた。
艶やかな紺の髪に鼻を埋めて深呼吸すると、シャンプーと、仄かな潮の香りがした。

B:「大丈夫。君こそ、ケガしてない?」
ペタペタと身体中を触って傷を確認していたら、妻がぷるぷる震えだした。「わた、私は大丈、ふふっ……くすぐったいですよ!」「ご、ごめん。心配だったから」
クスクス笑う彼女を目の前に、改めて妻の無事を確認する。
でもまだ足りないな。離れていた分のキスをねだると、鼻頭に柔らかな唇が触れた。

C:ギュッと抱きしめる
「え、えっ?どうしました?」
無事でよかった。と囁くと、頬を撫でられた。「当たり前です。あなたがいるから、絶対に負けません」力強い言葉に感動していたら、周りから冷やかしの声が。
「大佐ちゃん熱いね〜!」「新婚さんは羨ましいぜ〜」通りがかった海兵さんたちだ。
「あ、あなたたちっ……」「いいじゃん、見せつけてあげようよ」そう言って妻の頬にキスすると口笛が飛び交った。




8、まいどありがとうございます
「……」
気を取り直して、ショッピング。
お洋服や刀の手入れ道具、食卓に飾るお花まで、必要なものも必要ないものも、全部一気にまとめ買いして、あとは帰るだけ……なのだが、気づくと妻がショーウィンドウに釘付けになっていた。
肩越しに覗いてみると、そこには……

A:大きくてふわふわなくまのぬいぐるみが
「あの子たち、こういうの好きそうだな……」あの子たちというのはパンクハザードから助け出した子どもたちのことだ。
「……買おうか?うちも、じきに必要になるだろうし」
一瞬間を置いてから意味を理解した妻は「もう少し……2人きりの時間を過ごしたい、です」と言って赤い顔を覆い隠した。

B:花の透し彫りが施された煌びやかな刀の鍔が
何度目かの呼びかけで、ようやく我に返った妻。慌てて地べたに置いた荷物たちを持ち上げようとする彼女に、何気なく「見ていく?」と提案してみる。
「いいんですか…!?」……今日一番のキラキラした目がこんなところで見られるとは。

C:たしぎ大佐のブロマイドが
しかも「G-5公認」のポップ付き。
「よく撮れてるなぁ……」と呟くと、硬直していた妻がハッとして店に飛び入った。
「回収!!回収します!!」無慈悲な回収作業を手伝いながら、やっぱりよく撮れているなぁ、と感心する。
捨てられる前に何枚かいただいておこう。




9、ただいま
ふたりして山のような荷物を抱え、家の扉をやっとのことで押し開けた。
やっぱり我が家が一番落ち着くなぁ。

A:「汗かいたし、お風呂にしよっか」
背伸びをし、「そうですね〜」なんて言いながらソファに寝転んだ妻。脱力しきったその顔を覗き込んで「なんで寝てるの、一緒に入るんでしょ?」と膨れてみせる。
「ほら行くよ」「えっ」「身体の隅々まで洗ってあげるからね」「えっ」
半ば引きずるようにして彼女をバスルームへ連行。

B:「お腹すいたし、ご飯にしようか」
買い物袋の中身をありったけ食卓に並べて夕飯の準備は完了。ピザにカップケーキ、ピクルス、チーズ、シャンパン……なんだかパーティみたいだね。
「本当ですね。じゃあ、本日のパーティを祝して……なにに乾杯しましょうか」妻は笑いながらグラスを傾けた。

C:「まず一番に君が欲しい」
そう言いながらベッドに押し倒したら、妻は頬を赤らめて「明かり、消してください……」と囁いた。
いつまでも処女のような初々しさとは裏腹に、快楽を教え込んだ身体は自ずと淫らに花開き、蜜を垂らして愚かな羽虫を誘惑する。




10、おやすみなさい
隣に愛おしい温もりを感じながら毛布を引き寄せる。心地よい疲労感に眠りへと誘われながら、一日の終わりに妻へ一言。

A:「夢の中で、また会おうね」
妻が、ふふっ、と笑ったから、流石にクサかったかな?と思ったら……「約束しなくたって、いつでも私の夢に出て来てくれるじゃないですか」
……って、毎晩夢に見てくれてるってこと?
そう聞いたら、妻は「こんなに好きにさせた、あなたのせいですよ」と言うなり抱きついてきた。
ああ、幸せだ……彼女を抱きしめ返しながら、ゆっくりと瞼を閉じた。

B:「おやすみ」
目を閉じて寄り添う妻の瞼に口づけ。
「私ばかり幸せになって、いいんでしょうか……」そうこぼした彼女。あやすように頭を撫でると、じきに安らかな寝息が聞こえてきた。
優しい彼女が、いつも心を痛めながら人を斬っていることを私は知っている。
せめて今だけは争いのない世界を夢見てほしいと願って、妻のたおやかな肢体を腕の中に閉じ込めた。

C:「……もう一回」
そう言って腰を抱き寄せたら、妻は上目遣いで「もう……しょうがない人ですね」と、お腹の上に指を這わせた。
扇情的な指の動きにゾクゾクと背筋を震わせながら、彼女の背中を掻き抱く。
何度愛し合っても飽くことがないのは、いつも彼女に飢えているから。そして飢えているのは、彼女が正義に全てを捧げているから……
だから今だけは独り占めさせてほしい。
欲望のままに、首筋へ赤い花びらを散らした。




これにて終了です。
おはようからおやすみまで、愛する妻と存分にイチャイチャできたでしょうか。
たしぎ大佐が好きな方にはもちろん、たしぎ大佐が特別好きでない方にも、彼女の魅力が少しでも伝わったら嬉しいです。
たしぎ大佐はみんなの嫁。


ご指名 or アンカー orフリー



リクエスト、感想等ございましたら。



ありがとうございました。


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