君の知らない物語 0122


いつまでも忘れられない人がいる。

コーデぅpしないで何やってんだって感じだが、私にとって大切な宝物みたいなものなんだ。だから少しだけお付き合い下さい。


その人のことはおいもさん(仮名)と勝手に呼ばせてもらってる。
おいもさんとの思い出は濃すぎた。付き合えなかったけど、おいもさん以上の人が現れてないからこの先不安(笑)

おいもさんには沢山泣かされた。その分幸せも沢山貰った。
本気で大好きだった人から貰った幸せは、どんなに時間が経っても忘れられずに残るものなんだって知った。


後悔も沢山ある。
一緒にお祭り行けなかったこと。約束してたのに仕方なく無しになった。2人で行こうなんて言えなかった。

花火した時、全然話せなかったこと。ついて行かなかったこと。隣にいなかったこと。あの子を呼ぶのを許したこと。

お祭りの約束をした頃に告白しなかったこと。そしたら何か変わっていたかもしれないって未だに思ったりする。

後悔するくらいならどうしてもっと頑張らなかったのか。それもまた後悔。


「私があの子だったら…」
「あの子に生まれたかった」
って毎日思ったことも、あの子に沢山謝られたことも、酷いフラれ方したことも、おいもさんに名前で呼ばれてたことも、くだらない電話もメールも全部、今となっては大事な思い出。
おいもさんを好きだった証拠。

卒業式に貰った第一ボタンは、今も外してない。外せない。

会えなくなった今でも、おいもさんは私の大切な人なんだ。好きっていう感情はもう無いけど、それでも忘れられない人。
あんなに好きになった人はいないよ。おいもさんだけ。


いつかどこかで会えたらいいな。


.





 

top

-エムブロ-