傷が塞がらない夜



お金

依存・共依存に気づけた自分、凄いぞって思ったのにな。
新たな自分のダメなところに気づいて「ごめんなさい」と只管に頭をうちつけている。

お金の管理の仕方をわたしは知らないし、学ぼうとか実践しようともしてこなかった。
100歩譲ればその思考はわたしのせいではないかもしれない。それでも、お金が尽きそうになったら、無理して仕事を増やしてダブルワークでもトリプルワークでもして。収入を増やそうとするばかりで、支出を減らしたり節約したりすることなど考えもしなかった。

我慢はしても、忍耐をしてこなかった。

欲しいな、と思えば、それを手に入れないわけにいかないこの悪しき物欲。
自分であるものが欲しくなると、必ず2こ3こと買っていた。買いだめではなくて。「自分のモノ」だけを買うと嫌味を言われてモノに劣る価値だと言われるから家族の分も必ず買った。妹とお揃いのものが欲しかったわけではない。妹の分がないと怒られるから。わたしにはものを買う立場はないと言われるから。

苦しい。


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