赤髪金髪コラボでほのぼのと街ネタ…
今回はほのぼのでやってみました←ぇ
*attention*
・赤髪金髪コラボです
・ほのぼのさせてみました
・街に二人で出かけるネタです
・手繋いでるのって構図的に好き(おい)
・相変わらずの妄想クオリティ
・ナハトさん、本当に済みませんでした!
以上がOKという方は追記からお話ですよー!
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主に創作について語ります。 バトンをやったり、 親馬鹿トークを繰り広げたりします。 苦手な方は、どうぞ戻ってやってくださいませ! (私のサイト「Pure Rain Drop」) → http://id35.fm-p.jp/198/guardian727/
赤髪金髪コラボでほのぼのと街ネタ…
今回はほのぼのでやってみました←ぇ
*attention*
・赤髪金髪コラボです
・ほのぼのさせてみました
・街に二人で出かけるネタです
・手繋いでるのって構図的に好き(おい)
・相変わらずの妄想クオリティ
・ナハトさん、本当に済みませんでした!
以上がOKという方は追記からお話ですよー!
ある晴れた昼下がり。
うきうきと歩く赤髪の少年に手を引かれているのは金髪の美少年。
柔らかな春の風が彼の長い金の髪を揺らしていく。
赤髪の彼……アネットは隣を歩くハイドリヒに明るい笑みを向けた。
「ラインハルトとこうやって出かけるの、久しぶりだな。
それに街に出るのは初めてじゃないか?」
楽しいな!と言いながらアネットは無邪気に笑う。
ハイドリヒは子供のようにはしゃいでいる彼を見て、呆れ顔。
はしゃいでいる彼とはかなり対照的なハイドリヒ。
周りから見てみれば不思議な光景であろう。
アネットはそんな彼を見て、若干不服そうな表情を浮かべた。
「なんだよ、ラインハルト。楽しくないのか?」
ここは楽しい、と答えて欲しいんだけど、と彼の表情には滲んでいる。
ハイドリヒは小さく溜息を吐くと、彼に諭すように言った。
「楽しいも楽しくないも……一応任務でしょう?」
「街の中の見回りな。
でも、だいたい何事も起きないから基本的にオフも同じなんだよ」
アネットはそう言って小さく下手な鼻歌を歌う。
そしてすぐに顔を顰めると、彼が握っている自分の手に視線を落とし、アネットに言った。
「というか、恥ずかしいですよ。
何故男同士で手を繋いでいないといけないんですか」
先程からアネットの手がハイドリヒの手をしっかりと握っている。
城を出てきた時からずっとこの調子だ。
アネットとしては"恋人"である彼と手を繋いでいたいのだろうが、
傍から見れば確かに可笑しな光景だろう。
いい年をした男が二人で手を繋いで歩くことは、
自由度の高いこの国でもあまり見ない光景である。
しかしアネットはハイドリヒの言葉にむすっとした顔をした。
「えー……」
「えー、じゃありません。
外で妙な噂を流されて苦労するのは貴方でしょう」
そう言いながらハイドリヒは小さく溜息を吐いた。
ハイドリヒはあくまでも他国の騎士。
そしてなおかつ昼間の仕事はあまりなく、この街の巡回もあまりしない。
しかしアネットは違う。
このあたりの魔獣の退治を請け負ってもいるし、街の警備もする。
そんな彼が"男と恋仲である"という噂を流されるとなると、
ハイドリヒよりもアネットに"被害"が行く気がしたのだ。
この国の人間の国民性的に嫌悪されることはあまりないだろうが、
好奇の視線を向けられることは容易に想像がつく。
それをアネットが気にするか否かは別として……
まぁ、あまり良い気はしないだろう。
「……へへ、さんきゅ」
さりげない彼の気遣いが嬉しくて、アネットはより一層笑みを濃くする。
しかし、その手を解く気はないらしく、一層強く手を握った。
彼の行動にハイドリヒは少し顔を顰める。そして、訊ねた。
「……アネットさん、私の話を聞いていましたか?」
「聞いてたよ。でもそれでも俺、嬉しいんだもん。
せっかくこうやって出かけられたんだしさぁ……
あ、ラインハルトが嫌なら解くけど……」
"やっぱり嫌か?"と若干不安そうな顔をしつつ言って、
アネットはちら、とハイドリヒを見つつ手をほどいた。
ずっと握られた手は微かにぬくもりを持っていて、
それが離れたいまは少し冷たく感じさえする。
ハイドリヒは少し迷ってから、小さく息を吐いて……
逆に、アネットの手を握った。
ハイドリヒの行動に、アネットは目を丸くする。
「?ラインハルト……?」
「……一人で歩かせていたらはぐれそうですから。
はぐれた時に探しに行くくらいならば、
最初からこうしていたほうが早いでしょうし……
今日の任務は二人同時に終了の任務をしなくてはいけないのでしょう?」
あくまで建前を口にしてハイドリヒはアネットの手を引いた。
照れくさいのか、彼の白い頬は僅かに紅潮している。
アネットは不思議そうに瞬きを繰り返したあと、
嬉しそうな笑みをその子供のような顔いっぱいに浮かべた。
彼に手をつながれたまま、アネットは言う。
「なぁ、ラインハルトー。一緒にカフェ行かねぇ?カフェ」
「貴方からその言葉が出てきたことに驚きました」
「失礼な……でも、まぁそうかな。俺っぽくはないか。
でも、一回ラインハルトとデートらしいデートしてみた……」
「そういうことを街中で口に出さないでください!」
全く、と呟くハイドリヒの手の力が強くなる。
アネットはそんな彼の手をゆるく握り返して、一緒に歩き出した。
―― 手を繋ぐ理由 ――
(手から伝わる温もりが離れないように)
(お前の存在を一番近くで感じられるように)
性 別 | 女性 |
年 齢 | 29 |
誕生日 | 7月27日 |
地 域 | 静岡県 |
系 統 | おとなしめ系 |
職 業 | サービス |
血液型 | AB型 |