調子に乗って第二弾!余所のお子様お借りしました!
今回は子豚さんのお子様、リオンちゃんとウィルド君、ウェンディちゃんをおかりして
ほのぼのした雰囲気のお話を…書きたかったですorz
☆attention☆
・日常的なほのぼのっぽい
・完全に私の妄想
・キャラが違う気がしてならない
・子豚さん本当にごめんなさい…
双子っていいよね!
と再び意味の分からない主張をしたところで…
大丈夫な方は、追記からどうぞ!
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主に創作について語ります。 バトンをやったり、 親馬鹿トークを繰り広げたりします。 苦手な方は、どうぞ戻ってやってくださいませ! (私のサイト「Pure Rain Drop」) → http://id35.fm-p.jp/198/guardian727/
調子に乗って第二弾!余所のお子様お借りしました!
今回は子豚さんのお子様、リオンちゃんとウィルド君、ウェンディちゃんをおかりして
ほのぼのした雰囲気のお話を…書きたかったですorz
☆attention☆
・日常的なほのぼのっぽい
・完全に私の妄想
・キャラが違う気がしてならない
・子豚さん本当にごめんなさい…
双子っていいよね!
と再び意味の分からない主張をしたところで…
大丈夫な方は、追記からどうぞ!
それは、うららかなある日の午後のこと。
「これでよし……と」
仕事のなかったリオンはキッチンに立っていた。
パタン、とオーブンの戸を閉めて、微笑む。
机の上には綺麗に焼きあがったクッキーが積んであった。
甘く、香ばしい香りが漂っている。
クッキーにはいくつか種類があり、
それぞれに少しずつ甘さや中身が変えられていた。
動物をかたどったもの。
シンプルな丸いもの。
星型のもの。花形のもの。
「少し作り過ぎちゃったかな……」
小さく呟いてからエプロンについていた粉を叩いた。
ぽんぽん、と払えば小さく舞う小麦粉。
もともと料理が好きなリオン。
時間があるときはこうして何かを作るのが好きなのだ。
―― もっとも、それより好きなのは……
***
と、その時。
ばたばたばたっと走ってくる、にぎやかな足音。
誰だろう、と思いつつリオンはそのままクッキーの仕上げをしていた。
……のだが。
「きゃ!?」
後ろに回り込んで抱きつく誰かに小さく悲鳴を上げる。
「おねえちゃん、いきなりごめんね!」
「ちょっとここにかくまって!」
聞こえたのは、二つの声。
"おねえちゃん"という呼び名。
そして、さっきの賑やかな足音。
「ウェンディちゃん?ウィルド君?」
後ろにいるであろう二人の名を呼ぶ。
リオンの後ろからこっそり外の様子をうかがった二人は
ほっとした顔をしてリオンから離れた。
「ふぅ……」
「撒けた、かな?」
「うん、大丈夫みたいー」
よかったねぇ、と言って笑いあう、双子……ウィルドとウェンディ。
その悪戯な笑みを見て、リオンは小さく溜息を吐いた。
二人がなぜ逃げてきたのかは、容易に推測がつく。
「二人とも……また悪戯したの?」
どこか呆れたような声で問えば、えへへ、と笑う二人。
悪戯好きの二人だ。
大よそ、誰かに悪戯を仕掛けて逃げてきたのだろう。
「あまり度が過ぎる悪戯は……」
ダメよ、と言いかけるリオン。
しかし、その言葉は続くはしゃいだ声にかき消された。
「わ、すごーい!おいしそう!」
それより先に、ウェンディが机の上のそれに目を止めていた。
黒い瞳がキラキラと光っている。
「リオンちゃんが作ったのか?」
少し遅れて机の上に視線をやったウィルドも目を輝かせた。
そんな二人の様子にリオンはしょうがないな、というように笑って、頷く。
「そうだよ。みんなで食べてほしいなぁ、って思って」
「上手だね!」
「すごく美味しそう!」
無邪気な笑顔を浮かべる、双子。
さっきまでのいたずらっ子の表情からは一転した子供らしい
(もっとも、先刻の顔もある意味では子供らしかったのだけれど)表情に、
リオンは表情を崩す。
「二人のもちゃんとあるからね」
リオンの言葉に、ウィルドとウェンディはそっくりな顔をリオンに向けた。
「ほんと?!」
「やったー!!」
やったね!と言ってハイタッチを交わす仲の良い二人。
リオンはそんな二人の前に様々な動物が象られたクッキーを置く。
「これが俺たちの?」
「そうだよ」
「食べていい?」
「どうぞ」
ありがとう!と言ってクッキーを食べ始める双子。
おいしい!とより一層笑顔を刻する二人を見て、リオンも笑顔になる。
―― そう。
お菓子を作るよりも。
料理を作るよりも。
何よりも、嬉しいのは。
仲間が自分の作ったものを食べて"おいしい"と笑ってくれること。
だから、作り甲斐があるのだと、そう思った。
種類がいくつもあるのも、そのため。
味の好みは、人それぞれ。
だから、一様に、ではなくていろいろな種類を作るのだ。
無邪気に笑いあう双子を見つめるリオンは嬉しそうな笑みを浮かべていた。
「さて、と。そろそろ冷めてきたし包んじゃおうかな」
リオンが呟くと、ウェンディとウィルドも"手伝う!"と言って。
みんなに笑顔を届けに行くまで、あと何分……?
幸福な時間。
(みんなの笑顔。それが一番の幸せ)
性 別 | 女性 |
年 齢 | 29 |
誕生日 | 7月27日 |
地 域 | 静岡県 |
系 統 | おとなしめ系 |
職 業 | サービス |
血液型 | AB型 |