ペースダウン

シャニマス六百六十二日目。

杜野凛世の印象派で第一シーズン。

グレードフェスでダンスとボーカルのがっち
りアピールをして星40。それでスコアは昇格ラインの少し上なのだから、ビジュアルに対しても何かが欲しいところです。
バフ乗せとはいえ思い出アピールの火力が過去最高に出るので、これが二回撃てればと思います。

一次創作小説「夜の花園」B

「何をした……!」

水黽が焦ったように祭壇を向く。そこへ、

「余所見すんなヨー!!」

広間の壁を使って跳躍した双剣使いがその背に飛び乗った。

「貴様――!?」

「あっはは!」

水黽のおそらく首だと思われる箇所に斬り掛かる。ばっくりとした切断面から体液が滴り落ちる。

「アッ、シマッタ。浅い――」

水黽がゴホゴボ呻きながら暴れ、双剣使いを振り落とす。

「囲め――!!」

水黽が体勢を整えるよりも先に、傭兵達が次々に攻撃を加えていく。

「貴様っ! 貴様らぁぁっ……!!」

巨体を活かし、中脚と後脚、口吻を使って傭兵達を蹴散らさんと暴れる水黽。

「こいつまだこんな体力が……」

傭兵達が一歩、また一歩と後退していく。
ケトルは剣を手に駆け付けようとしたが、その肩をテロルが掴んだ。

「あんたはここにいなさい」

「でも!」

その時、鈍い音がした。肉を刃物で断つような、湿った音だった。ケトル慌ててはテロルと一緒に広間に目をやる。
長い悲鳴が迸った。
硬いものを力で無理矢理両断するような音がした。
斧使いがバトルアクスを深々と水黽の腹に突き立て、雄叫びと共に力任せに装甲を叩き割った。

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