シャニマス百四十九日目。
サクッとイベント。
このめぐるハチャメチャに可愛い。アイコンの時点で可愛くて吃驚しました。
十連でバッドガールの羽ばたき二凸、チケットで胆試し二凸と未知なるFROZENが来ました。チケットがいい仕事するの久々でした。今まで疑っていました。
少し時間は早いが、服を乾かすついでに昼食をとることになった。少年は粗方日光で乾いたから不要と渋ったが、押しきられた形になる。
「名を問う前には自分から名乗らなければな。私はセレネ。旅の呪医……ええと、まじない医者だ。……まだ若輩だがな」
少女は手慣れた調子で焚き火を起こし、携帯食糧を少年に分け与えた。
「昨晩から患者に呼ばれてな、早朝までかかってしまった。それから近場の川で水でも汲もうかと思ったら、貴様が倒れていたというわけだ」
「こんな山中に、患者?」
「うん」
セレネは腰の鞄を開けた。中で包帯を巻かれた小さな蛇らしきものがとぐろを巻いて眠っている。
「呼ばれたんだ。巣が荒らされ、酷い怪我をしていた。……私を呼びに来た家族は助からなかった」
蛇らしきものには翼が四枚あった。
少年の背を恐怖が撫でる。
「鳴蛇だ……」
「ほう。この種族の名はメイダと言うのか」
「妖怪じゃないか!」