原作:内藤泰弘
小説:秋田禎信

また買ってしまいました。
相変わらずアニメは視聴していませんが、漫画をちょっと読んだのでキャラクターの解像度が少し上がっていると思います。普通はミリしら作品のノベライズを作者買いはしないだろうとは思います。

フェムトが「普通の人」になった!?これは罠か、悪戯か。疑念に駆られるうちにも事件は次から次へと起こり、…そもそも「普通」って何なの?というお話。
なんだか今回哲学的?

表紙が狂気の沙汰。
カバー下はもっと凄い。

現況がやらかしてボトルに詰められているのを見て「あー好きー」となりました。自分でもよくわからないツボです。あと強大な存在がガシャの引きにキレているところ。庶民か?毎日毎秒事に世界の危機に陥っていますねこの都市…。
そしてザップさんの安心感は何なのか。割と通常通りの屑さでしたが通常通り強いし状況解決力が高いです。
ツェッドさんの出番が多くて嬉しい。彼の外見に触れるあのシーンで「ああー…」となってしまいました。
私が原作勉強中でフェムトのことをよくわかっていないから最後の最後までよくわからないまま話が進むのを眺めていたのですが、他の人の感想を読むと皆大体同じ様子だったので、おそらくこれで良いのかなと。就職面接したり熱血に仲間ごっこするフェムトが面白かったです。
最後のレオの語りが好きです。冷静なんですね彼は。周りを良く見ています。
ニューヨーカーとヌードルがすれ違ういつもの交差点がいい味でした。