大破

朝の出勤前の忙しい時に眼鏡ケースを落として割ってしまいました。
元々ヒビが入っていたので予備ケースは買っていたんですが、前のが軽かったからちょっと不便ですね。

祈り

何故かパソコンから送信できなかったイラスト。

『超高速! 参勤交代』読了

土橋章宏


幕府からの無茶振りで、参勤交代から帰ってきたばかりの弱小藩が五日で江戸まで行くお話。
幕府に巣食う悪い老中を弱き者達が力を合わせて一泡ふかせる展開が痛快なエンタメです。

映画は未視聴ですが、信頼できる感性の人が面白いと言っていたので読んでみました。
あらすじでコメディかと思いきや、ヒロインが拷問されるシーンや突然の男色シーンもありますし血しぶきも飛ぶので気になる人は注意が必要かもしれません。

物語開始時点からさんざん描写されてきた主人公のトラウマを、仲間のため自分のためヒロインのために乗り換えるさまは王道ですがやはり熱いです。
王道といえば、殺陣のシーンで仲間達が今までの鬱憤を晴らすが如く大暴れするのに否応なしにテンションが上がってしまいました。

キャラクターもそれぞれ魅力的で、王道だからこそ胸に響くストーリー、たまに挿入されるコメディシーン、と中々楽しかったです。知恵と勇気で巨悪に立ち向かうのは良いものです。

算盤は強い(物理)

調べたら劇場版と展開が違う箇所もあるようですね。良かった、拷問されるヒロインはいなかった。映像化されるとキツさが増しますからね。

ドラマ『八つ墓村(2004年版)』

録画していたドラマ、金田一耕助シリーズの『八つ墓村』の再放送を観ました。稲垣さん主演のやつです。
昔一回だけ見たことがありますが、細かい内容は忘れていました。なお原作は未読です。

金田一少年のジッチャンが大活躍するミステリで、ジッチャン役が稲垣さんです。

※スケキヨさんは『犬神家』の方です。混合しないように。


あらすじは大体こんな感じです。

その村には二つの分限者と、二人の医者と、二人の住職と、二人の尼、他にも対になる存在が数多くあった。
血腥い伝説の残る、八つ墓村。
戦後の、まだ因習が根深く残る閉塞的な村を舞台に、次々と巻き起こる連続殺人事件。
法則性の見えない被害者達。一体誰が、何の為に。
久方振りの帰村を果たした辰也に、濃茶の尼は叫ぶ。
「祟りじゃ、八つ墓明神の祟りじゃ!お前の行く先々に血の雨が降る!」


以下、犯人等ネタバレしない程度に感想。
すっごく面白かったです。

ミステリよりも和製ホラーって感じですね。意味深な双子の老婆とか、ストーリー上特に意味も無いのでしょうけれどもとても不気味でした。
あと、最初の掴みは要蔵があの格好で近付いてくるシーン。あんなのに遭遇したら腰抜かします。そういえば放送当時に視聴した時は、布団に入ってもしばらく寝付けませんでした。
落武者の恨み言のシーンも大仰にCG入れたりして、映像的なわかりやすさに振っているなぁと。好みが分かれそうですが、個人的にはCGやりすぎだと思いました。
でも良かったのはカメラワーク。こだわっているなぁと思いました。何しろ、画面を見ていて面白い。
個人的ベストシーンは、金田一さんと犯人が対決するラストシーン。カメラの角度、美術の美しさ、そして光が射し込む美しい室内。だからこそ際立つ犯人の惨たらしさ。溜息が出ます。

ストーリーにも触れます。
辰也さんを演じるのが藤原竜也さんでしたので、竜也さんが辰也さんて呼ばれていて笑えます。藤原竜也さんは目芸が凄いですね。緊迫感があります。
どうやら原作を尺の都合で削っているらしいので、より短期間で殺人事件に遭遇しまくっていて哀れでした。登場と同時に死ぬ人もいました。
あとこの人絶対マザコンですよね。母の愛もテーマのひとつなのだろうと思っていますが、役者さんの兼ね役のせいでマザコンの業が深くなったと感じました。やばいですよ…。

金田一さんは主人公していました。
演じる稲垣さんのどもりようときたら。
冷静に考えるとこの人も結構怪しい風体をしているのに、周囲の人々が濃すぎていちいち構っていられないのか気が付いたら場に混ざっているんですよね。探偵ってそんなものなのかもしれません。

要蔵のしたことにはガチでドン引きです。拉致監禁からの妾とか外道すぎます。
残された家族が可哀想です。当時子供だった久弥さんも、春代さんも。

くじ殺人という見立て手法は面白かったですが、最初の殺人事件のもう一方が誰かわからなかったです。見切れませんでした。というか登場人物を把握しきれていません。なので最後に…?ってなりました。


追記で微妙なネタバレ。
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レファルを自給自足

レファルさんはどうしてバトンやネタ会話ではっちゃけてしまうのか。
普通に小説で書くと大人しいくらいですのに。

レファルさんのポイントは「この自分がここにいることを叫んでいる」です。


数日前のバトンを回答するために昔のバトン等を読み返していたら、レファルさんに当時の自分の好みが集約されていることに気付いてしまいました。妙に恥ずかしいです。
ああ私こういう精神構造のキャラが大好きだったと、改めて気付く感覚。過去の私が書いただけあって、好みの台詞を喋っていて、これが自給自足か…と思いました。
結局のところ、自分の好きなものは自分で生み出すしかないのです。

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