セレネ「母様、最近私はクロムを見ていると非常に心が締め付けられるような、その……空腹を感じるのだが、これは何だろうか? クロムは友達なのに、友達に食欲を抱くなんて最低ではないか」
テイア「ふふふ。安心しなさいセレネ、それは恋よ。誰でも恋をするとそうなるの」
エオス「まあ! ではお母様にも経験が!? 素敵ですわ!!」
ヘリオス「という会話があったので、クロム、もし今後何かあれば即座に逃げろ。俺はあの会話を恋バナとやらで流す気は毛頭無い。あれはお前を仕留める算段だ」
クロム「へえ。この国の人は随分と変わったスラングを使うんだね? セレネにそこまで想われているなんて、何だか照れるなぁ」
ヘリオス「……俺は今、痛烈なまでに言語文化の壁を感じているぞ」