結論を先に述べるなら、共通項のある作品を並行して読むのは私にとって難しかったということです。何故ならば、脳内で情報が混ざり合い、ごちゃごちゃになったからです。

その経緯を以下に語ります。
ここのところずっと『マルドゥック・スクランブル 新改訂版』を読み進めていて、でも重くて分厚いから持ち運びは諦めて、通勤中は別の文庫本を読んでいました。積んでたラノベを消化する意味もあって、この数日間は『封神裁判』を読んでいました。

んで、まあ、情報が混線しましてね。

どちらの作品も裁判シーンがあり(『マルドゥック・スクランブル』は裁判メインではないのですが)、それで混乱しました。
しばしば「被告」とは「誰」のことを指しているのかわからなくなりました。
また、『封神裁判』を読んでいる際にシェル=セプティノスという『マルドゥック・スクランブル』の登場人物名が脳内をよぎり、あまつさえその変光サングラスのイメージが浮かんだりするのを押さえつける必要がありました。ちなみに逆はなかったです。

これは疲れました。脳がとても疲れました。
おそらく記憶の整理のためなのでしょうが、両者が混ざり合った夢を見ました。それが混濁に拍車をかけました。

要するに自業自得です。