数日前の落書き以来、ラツィについて考えています。

ラツィは初期設定ではもっと、「自分さえ面白ければ他人が(泣こうが喚こうが最悪死のうが)どーでもいい」って性格でした。たまたま発掘した昔のメモには、気まぐれでロクなことをしない奴みたいな内容が書かれていました。
それから(サイトこそ作っていないものの)絵を描いたり話を考えたりしていました。
そうやってキャラクターをこねくり回すうちに設定が変容し、ラツィは段々と構いたがりで可愛いもの好きという性格になっていました。後、びっくりする程人間好きになりました。どうしてこうなった。特に可愛いもの好きがどこから来た設定なのか本気で思い出せないあたりが謎です。
設定が変わっていくのもキャラの成長っぽくて好ましいとは思うのですが、それはそれ。設定の過積搭載でキャラがよくブレていたので、流石にサイトに登場させる際には不要な設定を削りました。いちいち詳しく書きませんが、とにかく何故そうなるのか意味不明な設定が盛られまくっていたのです。
そうしたにも拘らず、たまに初期設定と今の設定がごっちゃになってしまいます。だから話の中でこいつがどう動くかわからなくなってしまう。勝手に動いてくれれば楽なのですが、そうなることは非常に稀です。常に「こいつこんな奴だっけ?」という疑問がついて回ります。他のキャラでもそうなることはありますが、ラツィは特に顕著です。

結局、こいつは何を考えて生きているのだろう。
面白ければそれで良し、自分のペースは守りたい、他人に脅かされるのは嫌、でも他人と関わりたい。つまり自分のペースで他人をからかって遊びたいけど、自分がやり返されるのは嫌、といった所でしょうか。まとまって来た感がします。
問題はこいつの面白いと思うポイントがわからないことだったりするのですが!

もっとちゃんと考えないとですねー…。
そのキャラクターが何故そう考えるのか、何故その性格になったのか、根本的な背景がわからないとぴくりとも動いてくれないから困っています。現在進行形で。