中野ブロードウェイ

先日中野ブロードウェイに行きましたという話。

中野駅からショッピングモールを抜けた先の商業施設、それが中野ブロードウェイです。そこは地元商店街とオタクカルチャーが一体化していて、マップの雰囲気はどことなく女神転生のダンジョンに似ている、そんな場所でした。

11時半に着いたのですが、飲食店やオタクショップ含めほとんどのお店が閉まっていました。

ひとまず1Fの喫茶店で少し早めのランチ。サンドイッチが中々美味しかったです。サイフォンを初めて見ました。商業施設の入口に近く、地元のおじいさんおばあさんや若い主婦らしき人がいて、地元民の憩いの場といった趣きがありました。

12時頃からシャッターが開く音があちこちに響きました。見るからにオタっぽい通行人が増え始めました。

まんだらけだけでなく、ドラッグストアのチェーン店やスーパーマーケット、普通に企業の事務所も入っているみたいです。

昭和頃っぽい同人誌(表紙からして女性向け)がショールームに並んでいて、そういえば漫画同人文化っていつからあるのかなと思ったり。

かと思うと種村有菜先生の描いたうたプリ本があったり。凄い値段がついていました。(一瞬、おとやさんがスタドラのタクトに見えて焦りました。スタドラなら買ってました危ない)

男性向けっぽい本屋に入ったら、18禁同人誌しか無い上にス×××とかいう文字列が並んでいて、あの…ほんと…アブノーマル専門店なら入口に注意書きを書いて下さい…。

アニメの原画集もありました。最近の作品に混ざってスレイヤーズなんかもありました。

グッズでも書籍でも全体的に言えることなのですが、見るからに昭和の作品(それも戦後すぐみたいな)の横に最近の作品が並んでいるとカオスというかなんていうか。

入口にガンダムがあり、宇宙船の中みたいなBGMの流れる、昭和の看板やブリキの玩具が並ぶお店なんかは雰囲気が素敵でした。

手塚治虫の初版漫画にどえらい値がついていました。当然ですが。そしてそれ復刻版の文庫で読んだことあるラインナップっていう。

田渕由美子先生の漫画がショーウインドーにあって、懐かしい名前だなーって思ったり。

ふらりと入った本屋に昔の週刊少年マガジン(薄いし表紙が写真)があったり。
それ以外にも名前も知らなかった少年少女漫画雑誌があったり。
刀語の画集と島田フミカネの画集を見つけて悩みました。だって定価より安いんですよ。
戦前の婦人倶楽部の付録を見つけた時は驚きました。歴史の教科書の世界大戦の項に載っていたような冊子が、無造作に置いてあったのです。同然の如く旧字体!「カハイイ御子様に云々」って書いてありました。文体堅いです。時代を感じました。
でも『ピ×××の娘』というタイトルの付録は…いいんですかこれ。現在ではこの言葉自体が禁止されていると思ったのですが。思わず伏せ字にしちゃいました。戦後すぐ発行したのですかね…?

おやつにはいわさきちひろさんの絵がある喫茶店でホットケーキを頂きました。静かで落ち着いた店内に、座り心地のよいクッションのある、いいお店でした。ちょっと歩き疲れていたのもあって、思わずまったりしてしまいました。
そして遠くから響く雨音。テレビに流れる警報のテロップ。そういえばコミケ行った日も上野行った日も雨だったので友人から雨女認定されましたが、この場合雨女は私でなく友人の可能性もある…はず!

ところで中野はアイマスの聖地らしいです。
私はアイマスにそこまでハマっていませんが、弟がアニメから入って曲集めて幕張ライブ行ってコミケで同人誌買って毎日のように二次創作SS漁ってワンフォー買って…という沼っぷりなので、ちょっとアイマスショップを覗いてみました。
中野ブロードウェイから少し歩いた先のナムコのゲーセン、その2Fにの一角にアイマスショップがあります。4月にオープンしたばかりです。
アーケードゲーム版のアイマスが置いてありました。劇場版のパネルに声優さんのサインが。
店員さんがいない時は階段付近のボタンを押してしばらく待つのが吉です。意外に広くて探しても見つかりません。
お土産を購入したところ、店員さんがカードをオマケしてくれました。いおりんとモバマスのウサミン星人とミリマスのドルオタの人…どう考えても伊織の胃痛がマッハ。なんだこのメンツ。

そのあとは中野駅周辺をぶらぶらして、中野サンプラザは気軽に入れないことを知ったり。

イオンをうろうろしたり。
中野のイオンのビオトープの近くに桃月という地名が!…桃月学園!(ぱにぽに二期まだですか)
ぱにぽにのアニメが8年前だと思うとうっかり死ねますね。

全体的になんだか色々あって楽しかったです。あんなに雑多でごちゃごちゃしているから、誰にでも何かしらが刺さるのではないかと。それは今回の私の場合特に、昭和の作品群でした。
また行きたいですね。

置き場に困る

サイト更新しました。
落書きとモバマスの二次創作小説です。

拙宅は一次創作がメインのサイトなので、絵でも小説でも、版権作品の扱いにはいつも迷います。とりあえず置き場を作りましたが、もしも作品の量が増えるなら別館も考えたりした方がいいのでしょうかね。他のサイトさんで別館持ちの方はあまりいらっしゃらない様ですし、今のところまあいいかという感じですが。

あの小説は、書き上げてチェック入って、修正に七転八倒し、サイトにアップロードするまで一週間かかりました。
以前の日記でも触れたことがありますが、話の流れで(原作ゲームの知識が無いのに)言い出しっぺの法則が発動し、書くことになった物です。
何気に私にとっては人生初の二次小説です。ファンアートとして版権を描くことはあっても、版権小説を書いたことはなかったです。

二次創作小説を書いてみて、まずキャラと世界観を把握するのが大変でした。幸いモバマスにはアイドルの台詞まとめがあったので助かりました。
…と思ったのも束の間、公式が最大手過ぎてこれ私が書く必要無いよね状態に。
加蓮ちゃんデレッデレじゃないですかーやだー。
作中の台詞ほとんど公式の流用ですよ?アイドルがプロデューサーに言う台詞じゃないレベルのがちらほらありましたよ?
公式がやっちゃってるのにわざわざ素人が作品を書く必要性について悩みましたが、件の言い出しっぺの法則を叩きつけてきた相手が「ごちゃごちゃ言ってねーで書け」とバッサリ言ってくれたので、それからは書き上げることだけに集中出来ました。あと「他の人の加蓮メイン作品のことは気にするな、いいから書け」とも言ってくれました。ほぼ脅し同然の冷徹さが有難いです。この場を借りて深く感謝致します。

とりあえず内容はさておき、後半はギャルゲーのシナリオを書いている気分でした。…今見返すとそこまでイチャイチャしてないですね。ほのかに甘いくらいでしょうか。作者はベタなシチュエーションが大好きです。

その、既に完成されている世界にオリジナル要素を盛り込んで尚且つキャラを崩壊させないようにする作業の難しさ…。だって公式の加蓮ちゃんの台詞を肉付けするだけで話一本作れますもん。
だけど、あのオリジナル要素が「じゃあお前書けよ」と言われた発端なため、それを根幹に据えてifの世界、パラレル世界として作りました。

二次創作をやっている人は毎回こういう作業をしているのでしょうか…。公式をリスペクトしつつ、世界観に沿い、キャラを逸脱させずに面白い作品を書(描)かれる二次創作作家さんは本当に凄いと思います。

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