おれつばPS3移植版を購入しました。

元はPC用に発売された恋愛ADVです。
俺たちに翼はないこともない人々が、冬の大都会を舞台に恋したり悩んだりする群像劇。それぞれの主人公の視点が織り成す、きっとありふれた物語。
人間って色々な一面があるよね、とかそんな作品です。

おれつばはアニメ観て原作ゲームに手を出し、前日譚たるぷれつばと後日談たるあふつばまでプレイ済みで、コンシューマ版たるRは未プレイです。

この作品の魅力は、なんといってもキャラクター同士の掛け合い。時に軽快に、時にシリアスに、ぽんぽん飛び交う言葉の応酬。
章ごとに主人公が代わるため、地の文の文体やノリがころころ変わるのが面白いです。
伏線の張り方もお見事としか言い様がありません。周回プレイするごとに好きキャラが増えていきます。
好きキャラと言えば、男性向け恋愛ゲームのくせに女性キャラクターよりも男性キャラクターが倍いて、しかもみんな濃い。恋愛ゲームなんだから女性キャラが可愛いのは当然ですが、男性キャラも魅力的なのはお得感があるから良いです。かく言う私も主人公の一人たる隼人さんにやられてアニメ見続けた口でしてー、まさか主人公達に萌えながらプレイすることになるなんて思いませんでした、はいー。
ともかく、ちょいと下ネタ過多ですが、笑えて泣ける良作です。

ここ数日間ずっと伯母が宿泊しているから全然プレイ出来てませんけどね!(床ドン)

ところでパッケージ見て驚いたのは、西又てんてーの絵柄が変わっていたことです。つりおつで他の人と組んで以来、絵柄が引っ張られたんですかね?

時に、公式サイトのトップやスタート画面に林田入れるなら山科と香田も入れましょうよ(提案)攻略対象ヒロイン集合ーみたいな。
つーか攻略ルート追加された香田はともかく、無印時代から攻略可能ヒロインなはずの山科の扱いェ…。いやまあ山科はマジで面倒臭い女ですが、いじらしくて私は好きですよ。

限定版同梱特典はドラマCDと柳木原フレイムバーズリストバンド。公式サイトではももも森里君が着用している画像があるよ!と俺の中のぱね田的な部分が叫びましたがまあ普通かな。
弟に「限定版あるならとりあえずそっち買っとけ」と言われるがままにポチリましたが、流石ゲーム買い慣れている男は言うことが違う。どうせなら店舗特典も狙えば良かったです。

追記からドラマCDのざっくりとした感想です。ネタバレです。
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