遅刻!
ギャグとほのぼのとシリアルの詰め合わせです。


@フィルリア・アインシュタインは嘘が下手
フィル「じじ、実はうちの血の色は緑だったんよー!」
ヘリオス「何も無理して嘘吐かなくていいんだぞ!?」

A教会組は平常運転
アコルス「さて、本日は四月の馬鹿野郎で御座います」
アイリス「と、いうことでマルクス様、今から嘘をついて下さい」
マー「へ!? そんな咄嗟に嘘なんかつけるわけないでしょ!?」
アコ「――五点」
マ「へぁっ!?」
アイ「五点ですか……。意外と高得点ですが、その理由とは?」
アコ「咄嗟に嘘は吐けないという嘘が中々矛盾を孕んでいましたので。客観的に判断致しまして、普段から虚実織り混ぜる説法を得意とするくせにふざけるなよお前、と」
マ「うわーん辛辣!!」
アコ「しかし肝心の嘘の内容としては、正直、もっと面白いこと言えよと思ったのでこの評価で御座います」
アイ「有り難う御座いました。今年はこの様な結果になりましたが、マルクス様にはめげずに来年も頑張って頂きたいですね。以上、アイリスと」
アコ「わたし、アコルスがお送りしました」
マ「一体何がしたいのキミたちはっ!!?」

Bほんの冗談のつもりでした(本人談)
ラツィ「今迄秘密にしていたのですが、……実は僕、女の子だったんです」
マイト「知ってた」
ラ「!?」
マ「でも、君から言い出してくれるのを待ってたんだ。何で男のフリしてるかわかんないけど、事情がありそうだったから」
ラ「……え、いや……すみません、嘘です嘘ですエイプリルフールです!!」
マ「知ってた」
ラ「ぐぬぬ」

CNLCP(正統)
ケトル「ミーナ」
ミーナ「はい、何ですか?」
ケ「おれ、ミーナのこと嫌いだ」
ミ「……そう、なんですか……じゃ、じゃあわたしはこれで……」
ケ「え、泣っ……!? ちが、待って!!」
ミ「はなしてください!!」
ケ「嫌だ!! ごめん、泣かせるつもりなんかなかったのに……。さっきのはエイプリルフールの嘘なんだ!!」
ミ「エイプリル、フール……?」
ケ「ほんっと、ごめん!!」
ミ「……顔、上げてください。もうわたしに嘘をつかないって約束してくれるなら、許してあげます」
ケ「ああ、約束する。針千本飲んだっていいよ」
ミ「あ……ところで、わたしのことが嫌いっていうのが嘘なら、本当はわたしのことを……」
ケ「わーわーわー!! べべ、別にヘンな意味じゃねーよ!!」
ミ「ケトル、それは本当ですか?」
ケ「……いつか、ちゃんとした形で言うから(ぼそ)」
ミ「じゃ、じゃあ待ちます。ずっと……」

DNLCP(邪道)
セレネ「おいクロム、私は貴様のことが……って言えるか!!」
クロム「……はい? いきなり何なの、どうしたの」
セ「ええい気にするな。大体、何故私が姉上や落ち着き人妻の計略に乗らなければならないんだ!! 貴様もそう思うだろう!?」
ク「あーはいはいそうだねー」
セ「流すな」
ク「ところでセレネ、話があるんだ」
セ「何だ? いつになく真剣ではないか」
ク「オレはセレネのことが好きです」
セ「……貴様はつくづく酷い男だな。ああ答えてやろう、私も貴様が好きだよ、でなければ友達になどならなかった。……これで満足か?」
ク「……まるで、台本を読み上げるみたいに滔々と言うんだね」
セ「うん。私が上手く言えないのは本音だけだからな」

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